<健康のこと研究所 midi 9月期クラススケジュール>
⚫︎「和精油入門クラス」オンラインクラス(全1回 1.5時間)9月15日(日) 受付〆切:9/9(日)
⚫︎「和精油と日本の植物油脂講座」東京クラス 受付〆切:9/16(月)
・ベーシッククラス 9月21日(土)、22日(日)(全2回 10時間)
・アドバンスクラス 9月23日(月・休)(全1回 3時間)
⚫︎「なんとかして使いたいヘリクリサム精油」東京クラス(全1回 1時間)9月23日(月・休) 受付〆切:9/16(月)
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久しぶりに「香りの本棚」です
『ゼラニウムの文化誌』(原書房)
図書館で見つけて、「ゼラニウム (*ペラルゴニウム) で1冊?!」と思わず手に取りました。
人に歴史あり、植物にも歴史あり!
特に第5章は精油を得る種についても少し出てきます。
作家マルセル・プルーストが書いた『失われた時を求めて』から生まれた
「プルースト効果(香りが昔の記憶や感情を引き起こす)」は有名ですが、
プルーストが書いた別の物語では、お紅茶に浸したトーストを口にした途端、
ゼラニウムやオレンジブロッサムの香りに襲われる(満たされる)という
「共感覚」が出てくるそうです。
これはオレンジブロッサムではなくて、他の柑橘の花ですが、
柑橘類のお花って良い香りですよね
舞台は寒い冬なのに、ゼラニウムやオレンジブロッサムと聞くと季節が一気に初夏へ。
主人公の中で温度も光も変化する様子が浮かびますね。
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*オレンジブロッサムはオレンジの花。ビターオレンジの花ではネロリと呼ばれるグリーノートがある甘い香り。
ちなみにゼラニウム精油の香りには心身のバランスをとる働き、ネロリの香りには抗不安作用があります
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他には、南アフリカ原産のゼラニウムが香料原料としてフランスに渡り、レユニオン島に渡り…、という歴史も登場。
『ゼラニウム文化誌」を読んでいたら、無性にゼラニウム精油を香りたくなりました。
京都府立図書館(京都市美術館側から)
*この本はタイトルは「ゼラニウム」ですが、書かれているのはペラルゴニウムについて。
アロマテラピーで使うゼラニウムも、植物学的にはゼラニウム属ではなく
「ペラルゴニウム属」。
でもいまだにゼラニウムと呼ばれてしまう。
一般名はとてもややこしいことになっています
もうひとつだけ!
訳者 富原まさ江さんの「訳者あとがき」も素敵です
もちろん『バラの文化誌』も。
昔、ハーブと精油の卸販売会社にいた頃は、
いろいろな種類のゼラニウムの苗を扱っていましたが、
この本を読んでいたら、またたくさん育ててみたくなりました
もう少し気温が落ち着いたら、苗を探してみようかな。
ゼラニウムなので文字色をピンクにしてみましたが、ちょっとチカチカしますね。すみません
↓購入の際は本屋さんで好みかどうか確認してみてくださいね
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健康のこと研究所 midi 10月期クラススケジュール
10月期
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▶︎「和精油と日本の植物油脂講座 ベーシッククラス」京都クラス 木曜クラス(全4回)
▶︎エッセンシャルオイル スタディクラス「活用の幅を広げる14種類の精油」京都クラス 水曜クラス(全3回)
紀伊國屋書店さん→kinokuniya