「六道まいり」では、冥土から戻る故人の精霊を
コウヤマキの枝葉に宿して自宅に持ち帰ります。
コウヤマキは「依り代」に。
五山の送り火まで1週間の滞在です。
平安時代の役人であった小野篁(おののたかむら)は、
昼間は朝廷で仕事をして、
夜は冥界へ行って閻魔さまの裁判の補佐をしていたとか。
その冥界への出入り口がこの六道珍皇寺にある井戸。ホント?
コウヤマキを売るお店が並ぶ参道に入るとコウヤマキの香りが立ち込めていて、口元がゆるみます。ニヤニヤ
そのファーストインプレッションを味わいたくて、一旦戻ってまた入り直してしまいました
弘法大師空海と縁が深く、霊木とされるコウヤマキ。
他のどの樹木の枝葉精油にも似ていない個性的な香りがあるコウヤマキの枝葉精油は、根強い人気があります。
コウヤマキは1科1属1種
高野六木の1つであり
木曽五木の1つであり
世界三大公園樹の1つ
開いた傘ように葉がつくので、Japanese umbrella pine
日本固有種です
昨日も地震。お見舞い申し上げます。
平穏でありますように。
紀伊國屋書店さん→kinokuniya