和精油 サンショウ精油はバラエティ豊か | アロマティック・スローライフ

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先週、水曜日は「薬箱レッスン」の2回目、土曜日は「薬箱レッスン」の2月期土曜クラスが始まって、

昨日の日曜日は2月期の「和精油と日本の植物油脂講座 ベーシッククラス」が最終回でした。

 

サンショウ仕事は面倒

でもその先の美味しさにつられて頑張るのです。初夏が待ち遠しい…

 

 

そんなクラスの中で、そして打ち合わせの中で、

ここ1〜2週間の間になぜか質問や問い合わせが続いたのが

 

サンショウ(山椒)精油

 

私も大好きな精油の一つ。

ピリッとした香りに元気をもらえたり、

後に上る甘い香りにうっとりしたり。

 

ただ、強い香りなのに、精油の収率がとても低くて価格は高価。

 

それでも、サンショウ精油はクラスでもトリートメントでも人気があるのでいつも用意しています。

 

 

これまでにもサンショウ精油についてこのブログでも取り上げてきましたが…

 

ややこしいのは、、

 

日本で食用に栽培されている種類は主に3種類

・兵庫県・京都府が主産地のアサクラサンショウ

・和歌山県が主産地のブドウサンショウ

・岐阜県が主産地のタカクラサンショウ

 

種類によって香りが変わることが知られていて、お料理の世界でも使い分けがされています。

特にタカクラサンショウは他の2つに比べて香気成分の構成が異なるそうです。

 

精油のこの3種類のいずれからも蒸留されています

 

さらに

サンショウの実を収穫するタイミングも3種類

・初夏の未熟果 実山椒と呼ばれて市場にも並びます

・盛夏の成熟果 干山椒にして、山椒粉や七味唐辛子、生薬に

・秋の完熟果 赤く熟すのが特徴で山椒粉や七味唐辛子に

 

もちろん成長段階によって香りが変わります。

 

 

ということで、サンショウ精油の香りはバラエティ豊か

選ぶ精油によって香りが違います

 

購入するときには

・どこの地域のもの?

・季節はいつのもの?

を確認するのが良いかもしれません。

 

 

和精油ブランドKISHU-WAKA:種類はブドウサンショウ 成熟果

 

 

和精油ブランドninjaroma:種類はアサクラサンショウ 未熟果

サイズが2mlなので、価格的に手に取りやすいかもしれません

 

高山のオークヴィレッジさんもサンショウ精油を扱っておられます。

岐阜なのでおそらくですが、種類はタカクラサンショウ そして完熟果

*完熟果というのはmidiで2010年頃にyuicaシリーズを一時期だけ扱っていた時の情報なので、現在は違うかもしれません

 

 

時々、サンショウのから蒸留されているところもあるので、

「部位」も要チェック!

 

和精油と日本の植物油脂講座 アドバンスクラス」では2種類のサンショウ精油(未熟果と成熟果)の嗅ぎ比べをしますよ〜

 

楽しい和精油ですニコニコ飛び出すハート

 

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健康のこと研究所 midi 4月期のクラス 受付中です
和精油と日本の植物油脂講座 ベーシッククラス

 東京(全2回 10時間)4月18日(木)、19日(金)10時〜16時

 京都(全4回 10時間)4月9日、16日、23日、30日(火)10時〜12時半

和精油と日本の植物油脂講座 アドバンスクラス(全1回 3時間)

 東京:4月20日(土)10時〜13時

 

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