「皮膚ガスとアロマテラピー」のつづきを書きたいと思いつつ、
和歌山に出かけていたため延びています。
「皮膚ガスとアロマテラピー」のつづきは明日に。
これはプロジェクトで有田川町を巡っていた時のもの。美しい眺めに時を忘れました
4年前、ぶどう山椒発祥の地である有田川町の「ぶどう山椒オフィシャルサイト」のプロジェクトに参加させていただき、
ぶどう山椒精油をはじめ、山椒についてのいくつかの記事を取材・執筆させていただいたのですが、
そのぶどう山椒の発祥の地有田川町で「ぶどう山椒収穫ボランティア」の募集があり、行って参りました。
プロジェクトの際にお世話になったということはもちろん、
「和精油と日本の植物油脂講座」のアドバンスクラスでサンショウ精油を扱っていて、
その精油(中野BC FRAGRANT KISHU-WAKA)がまさにこのぶどう山椒から蒸留されているので。
見るだけだった収穫を実際にこの手で行うことは、伝える立場として貴重な体験になるので、
和精油講座の認定講師の方々にも声をかけて(直前でしたが)、一緒に参加しました
植物を体験収穫して蒸留するという、精油の蒸留所見学と異なり、
・「そのまま商品になる」サンショウの実を収穫する(もちろん収穫後は選果されます!)
・猛暑の中、朝8時から夕方5時までのひたすら収穫する
まぁ、もう、たいへんでした
山の中とはいえ暑い!お日様サンサン顔にあたる!
それでも間違いなく、もう間違いなく「参加できて良かった!!!」と思います。
精油の原料植物の収穫地もそうですが、日本全国どこの地域も悩みは同じで「高齢化」「担い手不足」。
有田川町もぶどう山椒農家さんの平均年齢は80オーバー。
今回お邪魔した「きとら農園」さんは、その中でもとっても貴重な若手生産者。
美しく澄んだ色の粉山椒は、丁寧な選果の証(あかし)。
春、一瞬やってくる花山椒の季節は、朝一番に摘んでお昼には出荷。
日本で一番フレッシュな花山椒が届くということで、京都の料亭をはじめひくてあまたで即完売。
この小さな粒を1つ1つ選果されるとは…
貴重な経験をさせていただけたことに感謝です。
収穫を終えた時に、他の山椒の畑からヘルプに来られていた方が「来年はうちの畑にも」と仰ってくださったので、
その言葉を伺って「少しはお役に立てていたのかも」と本当にホッとしました
たいへんでしたが「来年も参加しますか?」と聞かれたら、YES!です
今回の収穫作業を通じて、アロマテラピー的に思ったことが2つ。
長いので、この後続いてアップします(いつも長い…)
各地台風の被害、猛暑の被害が出ていますね。
くれぐれも安全第一でお盆をお過ごしください。
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▶︎9月期 、10月期のクラススケジュールが(ようやく)出ました
●「和精油入門クラス」9月期 オンラインクラス/京都クラス
●「和精油と日本の植物油脂講座 ベーシッククラス」10月期 オンラインクラス/東京クラス
●「アロマテラピー おうちのやさしい薬箱レッスン」9月期 京都クラス
●「抽出部位から考えるエッセンシャルオイルの特徴とその選択」オンラインクラス/京都クラス
●「ハンドトリートメントクラス」京都クラス/札幌クラス
●2023年「カラダのことクラス」毎月第1月曜日 次回9月4日「消化器系」
こちらからも 紀伊國屋書店さん→kinokuniya
丸善さんハイブリッド型総合書店→honto