「エッセンシャルオイル スタディクラス2」の最終回に登場するヘリクリサム精油(Helichrysum italicum)
その効能を知ると、誰もが使いたくなる精油です。
イメージは「光」。
学名の属名の意味は「金色の太陽」。
別名のイモーテルという一般名には「不死鳥」という意味があり、
他にはエバーラスティングとも呼ばれる植物。
ネーミングだけでも惹かれます!
香気成分の一つβ-イタリディオンには、抗セルライト、抗血腫、血管新生促進作用などがあるとされ、
精油は肌を蘇らせ、輝かせる働きがあるとされて現地では多くの化粧品にも利用されています。
そう言われるとすぐに手に取りたくなりますが、
その香りは、なんともヨーロッパ的!
なかなか日本にはない香りで、使いたいけれど香りが気になる…という方がとっても多いのが残念
ただ、今回のクラスの方々はびっくり。
香りのピクチャーブリッジをしたところ、
幸福感や地中海に吹く風…など好きですという感想が。
もちろん、生乾きの洗濯物…という印象を持たれた方もいらっしゃいました
香りに対する印象は、正しい間違っているというものは何もなくて、自分が抱いた印象が正しいのです。
さて、それでもたとえ生乾きであろうとも「使ってみたい」と思わせるのがヘリクリサム精油の機能(効能)
ただ、スキンケアに用いるのは香りも心地よくなくてはダメなんですよね。嫌な匂いではストレスで肌にダメージを
このヘリクリサム精油はゆっくりと向き合ってみると、奥にハチミツ様の香りがします。
例えば、ローマン・カモミールやラベンダー、ゼラニウム、クラリセージなどの甘みのある香りと好相性で、マスキングもしやすい。
それぞれの機能性と香りのバランスをとりながらブレンドしてみると、意外に使えるようになります
くれぐれも酸化した古い精油を使われませんように!
ヘリクリサム精油の良質の産地はフランスのコルシカ島。
*フランコム先生の『薬用エッセンシャルオイルの科学』にも、産地により構成成分が大きく異なることが書かれています。
お持ちの方はぜひチェックしてみてください!
ちなみに2枚目の画像は日本国内で撮ったヘリクリサム
そして、すぐ上の画像はコルシカ島で撮ったヘリクリサム
葉の色など外見もずいぶん違いますよね。
コルシカ島ではいたるところに野生のヘリクリサムが生えていて、
ドライフラワーにしたものはお店の飾りにも。
島の人たちに親しまれていることがとても伝わってきます。
私も今日はこれから、ヘリクリサム精油を使ってスキンケアオイルとスカルプケアオイルを作ってみようと思います
和精油と合わせてみようかな。
お肌よお肌、蘇って〜
祈りを込めて使ってみようと思います。
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