植物園から市内を望む。遠い…
先日、武田薬品工業 京都薬用植物園の研修会に参加したときのことを書きましたが、
時々お邪魔するバーに日本のボタニカルジンやリキュールを多く揃えていらっしゃるお店があります
先日植物園に行った日も薬草酒をいただきたくなって、
ちょうど外で夕食だったこともあり、帰りに寄せていただきました。
ジンもリキュールも、元を辿れば、内用や外用する「お薬」。
だから使われている薬草などを一つ一つみてみると面白いのです。
今回いただいたのは英国にある”あの”「キューガーデン」のジン。
そう、植物園で育ったボタニカルを使ったジンなんです!
パッケージも素敵だし、ボトルもスタイリッシュ(暗くてよく見えませんね)。
この中からいただいたのは、パッションフラワーがデザインされたボトルのもの(残り少ない最後をいただいてしまいました)。
不安や睡眠障害に用いられている薬草(ハーブ)の一つ、気持ち穏やかに眠れそうでしょ?
このほかにも…
これは外国のリキュールっぽい顔をしていますが、
越後薬草さんと伊勢屋酒造さんのコラボレーションでできたリキュールです。
いくつもの薬草、その中にはニガヨモギも。
まれに、アルコールに関わる仕事をさせていただくことがありますが、
和精油に使う植物とお酒も共通点がありますし、原料として使われてもいます。
私はちょっと食事が重かったり、アルコールがちょっと多かったかな、
と感じたときには、最後に薬草酒や、「これぞ薬草酒!」と感じるカクテルをお願いすることがよくあります。
そうするとな〜んと、翌朝は胃もカラダもスッキリするんですよ。ほんと。
やっぱり薬草の力は、昔から使い続けられているだけあるなと思います。
それを信じて、自宅にも生姜やオタネニンジン(朝鮮人参)などを浸けた薬草酒を常備していて、
すこーしずつ夜にいただいています。
お酒類だけではなくて、葛を溶いたものをいただくことも多いです。この方が多いかも。
普段は医食同源。
病気になったら毒薬同源。
小さな頃から「草」に興味があったり、鍼灸院で治療をしていただいたり、自宅でも親が漢方薬を煎じたりしていたので、
草の苦さに慣れているのかもしれません。
苦いけれど、好き
『あたらしい アロマテラピー事典』の歴史のページの原稿を書いていたとき、
担当編集者の方に「ちょっとアルコールについてのものが多すぎます…」とご注意を受けて書きおなしたことがありました。
でも何でも調べてみると楽しいです
\あなたの週末が心身ともに健やかでありますように!/
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midiクラススケジュール
もうすぐ〆切
●「夏の困った虫対策 アウトドアスプレー作り」(全1回)
京都クラス 5月27日(土) 〆切:5/25/オンラインクラス 5月29日(月) 〆切:5/22
*京都クラスは〆切延長しました
京都クラス 5月28日(日)〆切:5/26/東京クラス 6月26日(月)〆切:6/19
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▶︎6月期
●「和精油入門クラス」(全1回)オンラインクラス 6月4日(日)
●ナチュラルケアクラス「更年期のはなしとナチュラルケア」(全1回)オンラインクラス 6月7日(水) 〆切:5/31
●「和精油と日本の植物油脂講座 ベーシッククラス」京都クラス(全3回) 6月期5日、12日、19日
東京クラス(全2回)6月24日(土)、25日(日)
▶︎7月期(全てオンラインクラス)
●2023年「カラダのことクラス」毎月第1月曜日 7月3日〜
●「和精油と日本の植物油脂講座 ベーシッククラス」(全3回)土曜クラス 7月8日、22日、29日
●「アロマテラピー おうちのやさしい薬箱レッスン」(全6回)火曜クラス 7月11 日、18日、25日、8月1日、8日、22日
こちらからも→紀伊國屋書店さん→kinokuniya