スギ花粉の飛散はピークを迎えているそうですね
前回の「花粉症を撃退?!」に続く第2弾。今回は「アロマテラピーで花粉症ケア」について。
手に入りやすい精油を、種類も限ってご紹介します。
ケア基本は食事を始めとした生活習慣ですが、クシャミがでる、喉が痒い、目が痒いというときにアロマテラピーは強い味方になってくれます。
/クシャミや喉の痒みに/
ラベンダー・スパイク(Lavandula latifolia)や月桃(Alpinia zerumbet)で蒸気吸入:マグカップや洗面器にお湯を入れて2〜3滴滴下。蒸気とともに上がる精油成分を鼻から吸い込みます。目を閉じて行います
ユーカリやクロモジ(Lindera umbellata)の吸入
ユーカリに含まれる1,8-シネオールには去痰作用があり、粘膜を刺激物から守る働きがあります。1,8-シネオールはクロモジ、ラベンダー・スパイクや月桃にも含まれています。
ティッシュペーパーやコットンに1〜2滴含ませてハンカチに挟み、ときどき鼻から吸い込みます。鼻がすっきり
ハンカチに挟んでおけば、それを鼻のところにあてても自然な感じで、何か吸い込んでる、みたいな不審な感じ^ ^がありません
ブレンドでオススメなのはユーカリ・ラディアタ(Eucalyptus radiata)と月桃
何度かご紹介していますが、この2つは香りの相性もバッチリです(ユーカリ・グロブルスは相性バッチリではありません)。
ペパーミントやハッカ(Mentha arvensis)もすっきりしてオススメですが、濃度が高いとトラブルが起きやすいので、吸入で使うなら1滴。
ただし、子ども、妊婦、授乳期の方、てんかんの方にはオススメしません。
/寝付けない夜に/
フランキンセンス(Boswellia Carterii)の芳香浴:眠る2時間ほど前から寝室で芳香浴
フランキンセンスは呼吸器のトラブルと睡眠のトラブル、両方をサポートします。
くれぐれも香りが強くなりすぎないように。香るかな…くらいの程度がオススメです。
/目が痒い/
ローズ(Rosa Damascena)の芳香蒸留水で目の湿布
毎年書いていますが、これオススメです。
医療用カット綿にローズの芳香蒸留水をヒタヒタに浸して目の上に乗せます。
花粉症がひどかった頃、私自身この芳香蒸留水にどれだけ救われたか…
目の疲れにも良いですよ。
注意点やポイント
・”ローズウォーター”と呼ばれることもありますが、中には化粧水やアイロン用ウォーターなどもローズウォーターという名前が付いていることがあります。
必ず純粋なローズの芳香蒸留水を使うことが重要です。新鮮であることも重要。
・量は湿る程度ではなく、滴がしたたり落ちる、というくらいヒタヒタにしてください。もったいないですが、「あとでもう一度使おう」「明日もこれを使おう」と思わないこと。雑菌が繁殖しやすいので使い切りです。
・化粧用コットンではなく医療用コットン(カット綿)がオススメです。
化粧用はコットンは毛羽立ちを抑えるためにコーティングされているものがあります。このコーティング剤と反応してトラブルが起こることがあります。
/肌が痒い/
顔の皮膚が痒くなるという方もいらっしゃいますね。
この場合もローズの芳香蒸留水がおすすめです。スプレー容器に入れて、外出先でも使えるようにしておくと良いでしょう。
少しでも楽に花粉症の季節を乗り越えられますように。お大事に
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