◆食品における【無添加】と【オーガニック】の違いを知っていますか?
食べものや生活習慣を見直すことで
クスリに頼らず体の不調を撃退し、生涯元気で老けない体を手に入れる!
自分の再生力を正しく知って、正しく整える方法をお伝えします
心と体が若返る食生活の健康コンシェルジュ:まりん
カラダは、口から摂るもので作られています。なんだか体の調子がすぐれない........と思っている人は、気が付かずに体に良くないものをカラダに貯め込んでいるのかもしれません。現代は環境が大きく変わり選ぶ基準も見えにくくなっています。気付いた時から変える!こんなスタンスで少しづつでもできることから変えてみませんか?
心と体が若返る生活習慣のヒントをお届けします。
「無添加」と「オーガニック」は、食品や製品の品質や製造方法に関連する異なる概念です。
それぞれの意味と違いを簡単にまとめてみました!
1. 無添加
「無添加」とは、食品や製品に人工的な【添加物】や【化学物質】が使用されていないことを指します。これは、【合成保存料】【人工甘味料】【着色料】【香料】【防腐剤】などが含まれていないことを意味します。無添加製品は、天然の原材料のみを使用し、できるだけ自然な状態で製造されています。
2. オーガニック
「オーガニック」には、【化学肥料】や【農薬】を使用せずに栽培した作物という意味があります。ですから、「オーガニック」とは、「有機栽培」された原材料を使用して製造された食品や製品を指します。
「有機栽培」とは、【化学合成肥料】や【合成農薬】、【遺伝子組み換え】などの人工的な農法を使わずに、自然な方法で作物を育てる農法です。
「オーガニック製品」は、原材料が有機栽培されていて、無添加に加えて、化学物質が不使用な製品です。
3.オーガニック食品メリット
1. 食品の安全性
オーガニック食品は化学肥料や農薬を使用せずに栽培されるため、残留農薬や化学物質のリスクが低いとされています。これは、特に子供や妊娠中の女性にとって重要です。また、有機栽培で作られた野菜は作った農家さんの情報を紹介しているケースが多く、どこで、どんな人が、どんな風に栽培したのか分かることは、安心にもつながっています。
2. 環境への貢献:自然環境や天然資源の保護
オーガニック農業は持続可能な農業の一形態であり、土壌や水源を保護し、生態系の多様性をサポートします。また、有機農産物の栽培において、合成の化学物質の使用が制限されていて環境に優しいです。
3. 農家への支援:農家の安全
オーガニック農業は労働者の安全を考慮し、適正な労働条件を提供することが求められます。これにより、農家の生活条件が改善される可能性が高まります。
4. 美味しさと栄養
有機農産物は通常、土壌からより多くの栄養素を吸収し、美味しくと栄養価が高いとされています。また、季節ごとの旬の食材を楽しめる。
5. 健康への影響
オーガニック食品には、抗酸化物質やビタミンCなどの栄養素が豊富に含まれていて、健康へのプラスの影響があります。
6. 社会的意義
オーガニック農業は地域社会に役立ち、持続可能な農業実践を促進することで社会的な価値を持っています。
3.オーガニック食品のデメリット
1. 高価格
オーガニック食品は通常、非オーガニックの食品よりも高価格です。これは、有機農業の生産コストが高いためです。
2. 供給量の制限
オーガニック食品の供給量は少ないため、地域や季節によって手に入れにくいことがあります。
3. 見た目の不完全さ
有機農産物は見た目がいびつであるものも多いですが、品質や栄養価には影響しません。
4. 保存期間の短さ
オーガニック食品は、全てではありませんが保存期間が短いことがあります。これは、防腐剤や添加物を使用しないためです。
5. 規模の経済
オーガニック農業は効率の悪い生産になる場合があり、大型機械で行う大規模な農業プロセスと比べると経済的に不利になることがあります。
オーガニック食品を選ぶかどうかは、個々の価値観や優先事項によりますが、安全性や環境への貢献、健康への影響を重要視する人々にとっては、オーガニック食品が良い選択とされています。けれど、予算や入手可能性に制約がある場合は、非オーガニックの食品も正しい処理をすることによって適切な選択肢になりえます。まず違いを知って選ぶことが大切ですね。
まとめ
1. 無添加製品は、人工的な添加物を含まない製品であり、天然の原材料によって製造されています。
一方で、オーガニック製品は、有機栽培された原材料を使用し、化学物質の使用を制限しています。
2. 無添加は、「添加物の使用」に焦点を当てており、【保存料】や【香料】、【色素】などの添加物が含まれないことを保証します。
オーガニックは、農薬や化学肥料なども制限されているため、有機栽培された原材料を使用していることが重要です。また、「有機JAS認定」を取得した農産物や農産加工品のみがオーガニックとして名乗ることができます。