『超健康と長寿の専門家』・『痛みの専門家』の益子竜弥による、『「両極」の治療:痛みに対する最先端の治療』の続きです。
「プラセボ鎮痛」の続きです。
「心理的アプローチ」として、「プラセボ鎮痛」を積極的に用いることが重要、とお伝えしました。
ここで1つ、重要なことがあります。
それは、「プラセボ鎮痛」には、「必ずしも薬剤を必要としない」、ということです。
前回、たとえ薬効がないとしても、患者さんが、「効果を期待」することにより、「プラセボ鎮痛」が発現する、とお伝えしました。
ですから、「効果を期待」しさえすれば何でも、「プラセボ鎮痛」は発現します。
薬のほか、リハビリテーションなどの運動でも、「プラセボ鎮痛」は発現します。
最近脚光をあびている「マインドフルネス」や「瞑想」、「ヨガ」などでも、患者さんが「効果を期待」すれば、「プラセボ鎮痛」は発現します。
また、後述する「認知行動療法」も、「これ治療法に効果がある」、と患者さんが「効果を期待」すれば、「プラセボ鎮痛」が発現することになります。
このように説明にすると、何かきづくことがありませんか?
それは、「普通の医療もそうでは?」
ということです。
その通りです。
通常の医師と患者さんの治療現場でも、患者さんが医師を「信頼」し、「治療効果を期待」すれば、「プラセボ鎮痛」は発現しています。
そうであれば、治療の効果に加え、「プラセボ鎮痛」が上乗せされるため、さらに「痛み」が改善することになります。
おそらく、「名医」は、知らず知らずのうちに、「プラセボ鎮痛」を使っているのでしょうね。
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