こんにちは。

「長寿と超健康の専門家」益子竜弥です。

 

ナチュラルハイジーンの続きです。

この項は最も大切なものの1つです。

 

J.食べ合わせ

 

まず、皆さんにお聞きしたいことがあります。

 

食事をした後、お腹がいっぱいになりますか?」 

 

大多数の方は「はい」と答えると思います。

 

なかには「僕は腹八分目で済ませているからお腹がいっぱいにはならないよ」、とお答えになる方もおられるでしょう。

 

では、次の質問です。

 

食事の後、お腹がもたれますか?あるいはお腹の中に物が入っている気がしますか?」 

 

ほとんどの方はどちらかには該当すると思います。

そしてそれが普通のことだと思うでしょう。

 

しかし、実はこれは望ましい状態ではありません

 

お腹のもたれや物が入っている感じは実は食べ合わせが悪いことからきています。

 

では、悪い食べ合わせとは何でしょうか? 

 

それは肉、魚などタンパク質を多く含む食物と、米や小麦など炭水化物を多く含む食物を1回の食事で食べることです。

 

タンパク質の分解酵素は酸性であり、活性が高い(分解が進む)のは酸性の状態です。

これに対し、炭水化物の分解酵素であるアルカリ性であり、活性が高い(分解が進む)のはアルカリ性の状態であり、全く逆になります。

 

最近の研究ではこれら2つの分解酵素が混ざってもある程度働くことがわかっておりますが、いずれにしても、各々単独の場合の方が消化酵素の活性は維持され効率的に消化が進むことになります。

 

つまりタンパク質と炭水化物の2つを1度に食べ胃などで混じることにより消化の効率が悪くなり、より時間がかかり、また消化に多くエネルギーが必要となります。

 

また、結果的には十分に消化することができず、これが有害物質となります。

 

これを避けるためには、1度の食事では、肉、魚、炭水化物のうち1つのみを食べることが望ましいことになります。

 

その際、野菜をこれらの1つと共に食べることが必要です。

 

現在の通常の食生活」では、魚とごはん、肉じゃが、寿司、天丼、うな重、肉とパン、ソーセージとじゃがいも、卵とトースト、チーズとパン、牛乳とシリアルなど、ほとんどの食事が悪い組み合わせとなります。

 

前述のように果物は独特で、それ自体に分解酵素を含んでおり、果物の主栄養素である果糖を「ヒト」はそのまま吸収することでき、胃を30分以内に通過するため空腹時に単独で食べることが望ましいです。

 

果物を肉や野菜と一緒に食べると、これらとともに数時間胃に留まることになるのであまり好ましくありません。

 

ちなみに食後のフルーツはタイミングとしては最悪です。

 

「正しい食べ物の組み合わせ」で食べるだけで、体に大きな変化がおこります。

 

具体的には、無気力感、吹き出物、アレルギー、風邪、腰痛、不眠症などが改善し、頭がはっきりし、集中力が向上、体重が減ってスマートになります。

  

是非、試してみてください!