こんにちは。

「健康の専門家」益子竜弥です。

 

前回のアトピーは病気ではなく、下痢、というのはいかがでしたでしょうか?

かなり奇抜だったと思います。

 

では、次に、なぜアトピーになるのでしょうか?

 

これは一言でいうと「体質」の違いだと思います。

 

皮膚から有害なものを排出する能力がある人はアトピーになる、と僕は考えています。

鼻やのどから出す能力がある人は花粉症となると思います。

これは完全に僕の仮説ですが、有害物をだす経路の違いで、自己免疫疾患になったり、リウマチになったりするのだと考えています。

 

ここで大切なことがあります。

特にアトピーの人にとって。

 

それは、皮膚は再生する臓器である!ということです。

人間の体のなかには再生しづらい組織というものがあります。

この再生しづらい組織が損傷した場合、どうなるでしょうか?

それは、ずっと機能が低下したままとなる、ということです。

腎機能が低下したなら、基本的には低下したまま、ということです。

心筋梗塞になった筋肉は、壊死したままだということです。

これは困ります。

 

しかしながら、皮膚はかなり再生します。

僕は整形外科医ですが、最近の治療ではけがをして皮膚がはがれて肉が見えてしまった状態でも湿潤状態を保つフィルムなどを使用することにより皮膚の再生を促進する治療が主流になっており、かなりきれいに治ります。

 

つまり、僕たちアトピーの人は「きれいに損傷なく治る可能性がある!」ということです。

これはそうでない人と比べ大きなメリットです。

一時的に悪くなったとしても、良くすることができ、結果、きれいな皮膚に戻ることができるのです!

僕自身もそうですし、他の皮膚疾患の友人(乾癬です)もきれいに治ってます。

 

ですからアトピーの皆さん、今はかなりつらいと思いますが希望を持って頑張りましょう!