クウェート政府、生体認証指紋採取を拒否する住民の銀行口座を凍結し、すべての公的サービスも停止へ

最新のアラブタイムズの記事によれば、期限は 9月30日で、それまでに生体認証データを取得しないと、国民 ID が剥奪され、すべての公的な取引が停止されるようです。

正確には、

＞クウェート中央銀行は、登録要件を遵守しない人に対して、電子チャネルの停止、銀行カードのブロック、最終的には口座凍結などの措置を実施するよう銀行に指示した。

クウェート内務省は、生体認証指紋採取プロジェクトにおいて画期的な成果を発表した。プロジェクト開始以来、すでに約 250万人のクウェート国民と外国人居住者の指紋採取が済んでいるとアラブタイムズが報じている。

国民と外国人居住者には当初、手続きを完了するために 3か月の猶予が与えられていたが、これに従わない場合は内務省とのすべての取引が停止されることになった。

これまでに、この活動により 2,487,932人の指紋が採取された。この進歩と当初の 3か月の期限にもかかわらず、クウェート国民の 22%と外国人居住者の 28.5%はまだ指紋採取を受けていない。

（＊抵抗する人は希望。できる限り抵抗。できないなら面従腹背で。）

内務省は、クウェート国民については 9月30日まで、外国人については 12月30日まで期限を延長した。

期限後は、指紋採取を完了していない人による取引はすべて停止されるが、高齢者や特別な支援が必要な人については、公式文書を提示できる例外が設けられる。これらの例外は、指紋採取を容易にするモバイル機器が利用可能になるまで維持される。

同省は、高齢者や特別な支援が必要な人に対応するため、指紋採取用のモバイル機器を提供する企業と契約する予定だ。これらの機器により、障害者手帳や出生証明書を身分証明書として、これらの人の自宅や病院で指紋採取を行うことができるようになる。

2024年3月には、同国が地域安全保障ネットワークの一環として生体認証データを共有する意向も明らかにされた。この取り組みの目的は、二重国籍に関連する課題に取り組み、国内の安全保障対策を改善することだ。

2023年には、まだ指紋採取を受けていない人のために政府がショッピングモールや空港に登録センターを設置し、 100万人以上が指紋生体認証を提出したと報告された。