スロバキア首相ロバート・フィコ暗殺未遂事件発生
- ウクライナのNATO加盟拒否
- EU移民協定拒否
- WHOパンデミック条約否決

偶然ではない 

終末のヘッドライン5/16 : メモ・独り言のblog (livedoor.blog)

 

2024.05.17

ウクライナ支援やCOVID-19ワクチンを批判していたスロバキア首相が銃撃された 

 

 スロバキアのロベルト・フィツォ首相が5月15日に銃撃され、いくつかの内臓が損傷を受けたものの、手術は成功し、容態は安定しているという。フィツォが創設したSMER-社会民主党が昨年9月30日に実施された選挙で勝利、10月25日から彼が首相を務めていた。その場で拘束された容疑者は71歳の男性で、親欧米派政党「進歩スロバキア」の活動家だと伝えられている。

 

 欧米とはアメリカを中心とする勢力を意味するが、この勢力は2013年11月から14年2月にかけてウクライナでネオ・ナチを使ったクーデターを実行、ビクトル・ヤヌコビッチ大統領を排除した。ヤヌコビッチの支持基盤だった東部や南部ではクーデター体制を拒否し、クリミアはロシアの保護下に入り、東部のドンバスでは内戦が始まった。オデッサでも大半の市民はクーデターを拒否していたが、そうした住民をネオ・ナチは虐殺、外部から送り込まれたクーデター派に占領された。

 

 ドンバスの反クーデター派軍を倒すためにアメリカ/NATOは8年かけてクーデター体制の戦力を増強、ドンバスの周辺に要塞線を構築して2022年春にドンバスへ軍事侵攻する予定だったことを示す文書が発見されている。

 

 しかし、2022年2月にロシア軍がドンバス周辺に集まっていたウクライナ軍をミサイルで攻撃、同時に軍事基地や生物兵器の研究開発施設を破壊し、機密文書を回収している。

 

 キエフ政権はイスラエルやトルコを仲介役としてロシア政府と停戦交渉を開始、2022年3月にはほぼ合意に達していたが、CIAの指揮下にあるウクライナの治安機関SBUはキエフの路上でウォロディミル・ゼレンスキー政権の交渉チームに加わっていたデニス・キリーエフを射殺、4月9日にはイギリスのボリス・ジョンソン首相がキエフへ乗り込んでロシアとの停戦交渉を止めるように命令した。4月30日にはアメリカのペロシが下院議員団を率いてウクライナを訪問、ゼレンスキー大統領に対してウクライナへの「支援継続」を誓い、戦争の継続を求めている。

 

 翌年の前半までジョー・バイデン政権はウクライナでロシアに勝利できると信じていたようだが、そうした思惑通りにことは進まなかった。そうした展開になることはアメリカの元情報将校や元CIA分析官も指摘していたことだが、ウクライナ軍の敗北が決定的になってもアメリカ/NATOは戦争の継続を命令している。ウクライナ人はロシアを疲弊させるために「玉砕」しろというわけだ。

 

 武器の支援も戦争を継続させるためだが、フィツォはロシアとの戦争がスロバキア社会に悪い影響を及ぼしている主張、選挙の際にウクライナへの武器供与を阻止すると宣言し、ウクライナのNATO加盟に反対している。3月2日に公開された動画では、EUとNATOからウクライナに兵士を派遣することは、世界的な終末を招く恐れがあると述べている。

 

 また、フィツォは「COVID-19ワクチン」にも批判的で、その接種によってさまざまな心血管疾患による死亡を増加させていると議会で発言した。この「ワクチン」は「実験的」で「不必要」なものだとしているが、その通りだ。

 

 そうした「ワクチン」の接種を推進してきたWHO(世界保健機関)の権限強化にも彼は反対欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長とファイザーとの癒着を含め、COVID-19騒動の背後で動いたカネについても調査する準備を進めていた。

 

 今回の銃撃事件にどのような背景があるか現段階では明確でないが、西側支配層がフィツォの政策に怒っていることは間違いないだろう。

ウクライナ支援やCOVID-19ワクチンを批判していたスロバキア首相が銃撃された | 《櫻井ジャーナル》 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

 

2024.05.18

銃撃されたスロバキア首相は西側による臓器密売を調査しようとしていた 

 ウクライナ政府に対する武器の供与を阻止すると宣言、「COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)ワクチン」の接種やWHO(世界保健機関)の権限強化に反対、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長とファイザーとの癒着を含め、COVID-19騒動の背後で動いたカネについても調査する準備を進めているような人物がアメリカを中心とする支配システムを動かしている人びとに敵視されるのは当然だろう。スロバキアのロベルト・フィツォ首相が欧米支配層から危険視され、命を狙われても不思議ではないということだ。

 

 ウクライナの体制を転覆させ、アメリカの「縄張り」に組み込もうとする動きは1991年12月にソ連が消滅する直前からあった。そうした動きはバラク・オバマ政権が仕掛けた2013年11月から14年2月にかけてのクーデターにつながる。その前からアメリカの国防総省はウクライナで生物兵器の研究開発を行っていたが、クーデター後に拍車がかかり、同国はマネーロンダリングの拠点になった。2022年2月にロシアが反撃に出た後、ウクライナでは西側を顧客とする人身売買や臓器密売が話題になった。

 

 欧米諸国はソ連消滅後、旧ソ連圏の解体を進め、1997年にアメリカの国務長官がウォーレン・クリストファーからマデリーン・オルブライトへ交代すると、ユーゴスラビアへの軍事侵攻に向かって動き始める。オルブライトと親しいヒラリー・クリントンは夫のビル・クリントン大統領にユーゴスラビアを攻撃するよう説得していたという。

 

 オルブライトは1998年秋にユーゴスラビア空爆を支持すると表明、99年3月から6月にかけてNATO軍はユーゴスラビアへの空爆を実施、4月にはスロボダン・ミロシェビッチの自宅が、また5月には中国大使館も爆撃されている。勿論、この攻撃で多くの市民が殺され、建造物が破壊された。侵略戦争以外の何ものでもない。ユーゴスラビアのスロボダン・ミロシェビッチ大統領は1998年10月の終わりにコソボからの撤退計画を発表、戦争を回避しようとしていたが、無駄だった。

 

 アメリカが「コソボ独立」の主人公に据えたKLA(コソボ解放軍)は麻薬業者だとも言われていたが、旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷で検察官を務めたカーラ・デル・ポンテは自著(Chuck Sudetic, Carla Del Ponte, “La caccia: Io e i criminali di guerra,” Feltrinelli, 2008)の中で、KLAによる臓器の密売に触れている。臓器が売られていく先にはイスラエルがあったとされている。コソボで戦闘が続いている当時、KLAの指導者らが約300名のセルビア人捕虜から「新鮮」な状態で、つまり生きた人間から臓器を摘出し、売っていたという。

 

 この話は​欧州評議会のPACE(議員会議)に所属していたスイスの調査官ディック・マーティが2010年にEUへ提出した報告書にも書かれている​。KLAの幹部はセルビア人を誘拐し、彼らの臓器を闇市場で売っていたという。捕虜の腎臓を摘出し、アルバニア経由で臓器移植のネットワークで売り捌いていたともされている。このコソボの業者がウクライナへ入って商売を始めたとも伝えられている。

 

 その前、​2006年にコソボからスロバキアへ向かっていた航空機が墜落​した。機内にはNATOの平和維持を終えたスロバキア人40名が搭乗していたほか、セルビア人が埋葬されたコソボの集団墓地で発掘された臓器密売を疑わせる証拠が運ばれていた。犠牲者の多くはアルバニア人の人身売買業者が臓器を取り出し、持ち去ったとみられているスロバキアのチームはNATOへ証拠を渡していたが、それが闇に葬り去られることを想定し、別のセットを持ち帰ろうとしたのだ。航空機の墜落で証人と証拠は消えた。

 

 この墜落は機内に仕掛けられた爆発物による爆破が原因だとする証拠が出てきたことから、スロバキア議会は墜落につての調査を開始、それをフィツォ首相は支持していたという。

銃撃されたスロバキア首相は西側による臓器密売を調査しようとしていた | 《櫻井ジャーナル》 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

 

 

WHOパンデミック条約の拒否や、ウクライナ支援の拒否を表明していたスロバキア首相が銃撃され重体

 

(参考報道)スロバキアの首相が「我が国は WHO のパンデミック条約を拒否する」と声明
BDW 2023年11月27日

スロバキア政府がウクライナへの軍事援助を打ち切る
BDW 2023年10月27日

 

 


スロバキアのフィコ首相、複数回銃撃され重体

CNN 2024/05/15

 

スロバキアのロベルト・フィコ首相が 5月15日、暗殺未遂で複数回撃たれ、生命の危険にさらされた状態で病院に入院した。

銃撃はハンドロバ市での政府の会議後に発生した。

銃撃後、フィコ首相は地元の病院に搬送され、その後ヘリコプターで約 30キロ離れたバンスカー・ビストリツァの主要外傷センターに運ばれた。

現場の映像には、負傷した首相がスタッフ数名によって車に押し込められ、車が乗り込むとすぐに現場から走り去る様子が映っている。

フィコ首相の公式フェイスブックページは以下のように記されている。

「フィコ氏の暗殺未遂事件があった。彼は複数回撃たれており、現在は生命を脅かす状態にある。今後の数時間が決定的なものとなるだろう」

スロバキアのズザナ・チャプトバ大統領は、銃撃犯の容疑者が警察に拘束されたと述べた。同氏は、法執行機関は可能な限りさらなる情報を公開すると述べ、国民に対し未確認の噂を広めないよう求めた。

現場のビデオには、床に座る男性が複数の当局者に拘束されている様子が映っていた。

フィコ首相は、西側諸国のウクライナ支援を批判するキャンペーンを展開していた。フィコ氏は、スロバキアのウクライナへの軍事支援を即時停止すると約束していた。

選挙に先立ち、フィコ氏はロシアへの同情を隠さず、ウラジーミル・プーチン大統領を挑発して侵略を開始させたとして「ウクライナのナチスとファシスト」を非難した。

欧州の指導者たちは直ちにこの攻撃を非難した。

WHOパンデミック条約の拒否や、ウクライナ支援の拒否を表明していたスロバキア首相が銃撃され重体 | BrainDead World (nofia.net)