ガザ停戦要請、米が拒否権 安保理、決議案否決

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国連安全保障理事会で語るグテレス事務総長=8日、ニューヨーク(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は8日、パレスチナ自治区ガザでの即時停戦と全ての人質の解放を求める決議案を否決した。イスラエルを擁護する常任理事国の米国が拒否権を行使した15理事国のうち日本やフランスなど13カ国が賛成し、英国が棄権した。

 国連憲章上の権限に基づき、グテレス事務総長が安保理に「人道的な大惨事の回避」を要請していた。米国が今回のガザ情勢で拒否権を発動するのは10月18日に続いて2度目。国際社会での米国の求心力低下は不可避の情勢だ。  アラブ首長国連邦(UAE)が提出した決議案は、人道目的の停戦とイスラム組織ハマスが拘束する人質の解放を要求した

ガザ停戦要請、米が拒否権 安保理、決議案否決(共同通信) - Yahoo!ニュース

(*アメリカのような国を崇拝するような日本人多いと思うんだけどさ、気が確かではないよな。そんな人は絶対的にコロナワクチンも大量に打ってるだろうし。)

 

スイスが拠点のNGOの欧州地中海人権モニターは7日、「(イスラエル)軍はガザ北部ベイトラヒヤの学校で医師やジャーナリストを含め多数の避難者を拘束した」との声明を発表。「殴打し裸にした」とした上で「避難者に対する無作為で恣意的な拘束を始めた」と非難した。

ハマス戦闘員、北部で多数投降 イスラエル軍が尋問、奇襲2カ月(共同通信) - Yahoo!ニュース

(*医師やジャーナリスト、避難者を殴打し裸にし拘束・・・ハマスを潰すのが目的でないのは明らか。ガザに住んでる人々を皆殺しにするのが目的ということが透けて見える。NGOが事実を知るうえで役立つこともあるようだ。)

 

 

イスラエルの攻撃によるガザの死者数が1万7000人を超える。犠牲者の70%が子どもと女性

 

 


イスラエルの攻撃によるガザの死者数が1万7200人に迫る

aa.com.tr 2023/12/08

Gaza death toll from Israeli attacks nears 17,200

ガザ保健省によると、犠牲者の約70%は子どもと女性だ。

ガザ地区への継続的なイスラエル攻撃によるパレスチナ人の死者数は 10月7日以来 1万7177人に増加したと、ガザ保健省が 12月7日に発表した。

同省報道官アシュラフ・アルクドラ氏は記者会見で、「犠牲者の約 70%は子どもと女性だ」と語った。

同氏は、封鎖されたパレスチナ領土に対するイスラエル軍の猛攻撃で他に 4万6000人が負傷したと述べた。

アルクドラ報道官は、「少なくとも医療従事者 290人が殺害され、救急車 102台が破壊され、イスラエルの攻撃の標的となった医療センター 160か所が犠牲となった一方、20の病院と 46のプライマリケアセンターが閉鎖を余儀なくされた」と述べた。

同氏はさらに、「現在も続いている攻撃と通信障害により、殉教者と負傷者の数を数えるのが困難に直面している」と付け加えた。

イスラエルはハマスとの 1週間にわたる人道的休止期間が終了した後、12月1日にガザ地区への軍事攻撃を再開した。

イスラエルの攻撃によるガザの死者数が1万7000人を超える。犠牲者の70%が子どもと女性 | BrainDead World (nofia.net)

 

2023.12.11

ガザでの無差別攻撃はイスラエルで考えられていたプラン通り 

 

 2013年から2015年までイスラエルのクネセト(議会)で議員を務めた​モーシェ・フェイグリンは議員時代、ガザの問題を「解決」する彼のプランを明らかにした​。

 

 まず、ガザの住民に対し、イスラエル軍がガザの「軍事目標」を攻撃するという内容の最後通牒をイスラエルの首相が突きつけ、巻き込まれたくないならシナイ半島へ去るように要求する。

 

 次にイスラエル軍は全兵力を投入してガザ全域を民間人への被害を考慮せずに攻撃、すべての軍事目標やインフラを破壊する。攻撃に際してガザを封鎖。つまり兵糧攻めを並行して行う。イスラエルやイスラエル軍を攻撃してきた場所も民間人の犠牲を厭わずに攻撃する。

 

 ガザの戦力を壊滅させた後、イスラエルぐんはガザ全域を占領するために歩兵を中へ入れて制圧、その際にガザ住民の安全は考慮しない。占領してから敵戦闘員の武装解除を実施、住民の脱出を助ける。つまりガザから追放する。ガザは未来永劫イスラエルの土地であり、そこにはユダヤ人が住むことになる。

 

 イスラエル軍は現在、ガザに対する無差別攻撃を実施中で、すでに1万7000人以上の住民が殺されている。その約4割が子どもだ。フェイグリンは住民を皆殺しにし、従順なパレスチナ人は砂漠へ追い出すつもりだったのだろう。

 

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権はフェイグリンのプラン通りに動こうとしたが、内部から流れてくる映像はガザの惨状とイスラエル軍が苦戦していることを示している。

ガザでの無差別攻撃はイスラエルで考えられていたプラン通り | 《櫻井ジャーナル》 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

 

ガザは「世界終末」の様相 損壊の病院などに住民避難

 国連安全保障理事会(UN Security Council)で8日、ガザでの即時停戦を求める決議案が米国の拒否権行使で否決されたのを受け、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は「ハマスせん滅に向け正義の戦争を続ける」と宣言。ヘルツィ・ハレビ(Herzi Halevi)参謀総長も「攻勢をさらに強める」必要があると語った。
AFP記者は9日、イスラエル軍の攻撃を受け一部損壊し、もはや機能していないガザ市のシファ(Al-Shifa)病院で、数千人の住民を確認。敷地は、布やプラスチックを寄せ集めただけの数百のテントで埋め尽くされていた。  ガザの保健当局によると、24時間のうちにガザ中部の町デイルアルバラ(Deir al-Balah)のアクサ殉教者病院に71人、南部ハンユニス(Khan Yunis)のナセル病院(Nasser Hospital)には62人の遺体が運び込まれた。  AFP特派員はナセル病院で、間に合わせの担架に乗せられ子どもや、床に寝かされた負傷者を見た。病院の外では、イスラエル軍の攻撃で炎上する建物の消火作業が行われていた。  英NGOセーブ・ザ・チルドレン(Save the Children)のアレクサンドラ・サイエ氏は、「傷口には虫がわき、子どもたちは麻酔なしで切断手術を施されている」と話した。  また、国際NGOオックスファム・インターナショナル(Oxfam International)のブシュラ・ハリディ氏は「大惨事どころではない。世界終末のようだ」と語った。
 

ガザの空爆は「20世紀すべての紛争においての最大の民間人殺戮のひとつ」であることがイスラエルの新聞のデータで判明

投稿日:

20世紀の紛争で最悪の民間人の死亡率

10月7日に武装組織ハマスがイスラエルを襲撃したことから始まった、ガザでの紛争は、イスラエル軍の「無差別の空爆」という非常に凄惨な事態に至っています。

パレスチナの周辺国によるイスラエルへの攻撃も効果的になっているとも思えず、一方的な、ガザへの無差別攻撃が続いています。

最近の報道では、ガザの死者数は 1万8000人に迫る勢いであり、そして、その 70%が 女性と子どもだと報じられています。

(記事)イスラエルの攻撃によるガザの死者数が1万7000人を超える。犠牲者の70%が子どもと女性
BDW 2023年12月10日

また、ガザで「四肢切断にいたった子どもの数が、900人を超えている」と現地で治療にあたっていた医師が記者会見で述べています。

(記事)ガザで四肢切断の子どもの数が最多で 900人にのぼると現地で治療に当たっていた医師が発表
BDW 2023年11月29日

 

そんな中、英国のガーディアン紙が、イスラエルの新聞ハアレツの報道を伝えていましたが、そのデータによると、

「ガザの空爆の死者に占める民間人の割合は、20世紀の世界のすべての紛争の平均より高い」

ことがわかったと報じていました。

現代史上で類を見ない民間人の大殺戮となっていることが示されているわけですが、しかし、イスラエルにしてみれば、もともと、この戦争は、「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることが流出した書類でわかっていますので、その通りに動いているということになります。

以下の記事に書類の内容等があります。

(記事)戦争の目的は「イスラエルによるガザの民族浄化計画」であることがイスラエル情報省からの流出書類で判明
In Deep 2023年10月31日

 

世界は、この民族浄化戦争に対して、何ら実効的な措置は講じられていません。そして、イスラエルもやめる気はまったくないようです。

(*ロシアに対する批判とは対照的なメディアと世界各国。これでわからないかな?メディアも抑えられなくなってるほど世界中の市民の反発は強いようだけど、日本は・・・)

ですので、まだまだ一般人への殺戮は続いていくと見られます

ガーディアンの報道をご紹介します。

 


 

 

ガザ地区の空爆による死者の61%は民間人であることがイスラエルの研究で判明

Civilians make up 61% of Gaza deaths from airstrikes, Israeli study finds
Guardian 2023/12/09

データによると、死者に占める民間人の割合は、20世紀の世界のすべての紛争の平均よりも高い。

 

イスラエルによるガザ空爆作戦は、民間人の死傷者数という点では近年で最も無差別なものであることが、イスラエルの新聞が発表した研究で明らかになった。

イスラエルの新聞ハアレツの分析は、イスラエル軍が 12月9日にガザ北部の支配を強化するために戦い、ガザ市シェジャイヤ地区を爆撃する一方、イスラエル軍が人々に伝えたエジプトとの南国境にある町ラファへの空爆も実施した中で発表された。

過去 24時間の完全な死者数は不明だが、ハマスが運営する保健省によると、ガザ中央部デリ・アルバラの主要病院は 71人の遺体を受け入れたと報告し、62人の遺体が南部主要都市カーンユニスのナセル病院に搬送されたと報じた。

ハアレツは、イスラエルオープン大学の社会学教授ヤギル・レヴィ氏による分析を発表し、2012年から 22年にかけてガザで行われた初期の 3回の作戦では、空爆による死者の総数に対する民間人の死者の割合が約 40%であったことを明らかにした。

しかし、現在の作戦「鉄の剣」では、最初の 3週間で、死者総数に占める民間人の割合は 61%に上昇し、レヴィ氏はガザ地区のイスラエル軍にとって「前例のない殺害」だったと述べた。

レヴィ氏によると、この比率は 20世紀の世界中のすべての紛争における民間人の平均犠牲者数よりも大幅に高いという。

レヴィ氏は以下のように結論付けた。

「大まかな結論としては、大規模な民間人の殺害はイスラエルの安全に何の貢献もしないだけでなく、イスラエルをさらに損なう基礎も含まれているということだ」

「故郷の廃墟と家族の喪失から立ち上がるガザの人々は、いかなる安全保障体制も耐えられない復讐を求めるだろう」

この調査は、イスラエル・パレスチナのメディアである +972マガジンとヘブライ語の報道機関ローカル・コールによる 10日前の調査を裏付けるもので、この調査ではイスラエルは、ガザの人々がハマスの支配者に反旗を翻すことを期待して、意図的に一般人の住宅街を標的にして民間人に大量の犠牲者を出していることが判明している

この数字は、12月8日の停戦を求める国連安全保障理事会の投票に拒否権を発動したことで世界的な批判と孤立に直面しているバイデン政権にとって不安な読みとなるだろう。

10月7日のハマスによるイスラエルへの致命的な攻撃に端を発した戦争開始以来、米国はイスラエル軍に対し、標的を選択する際により(攻撃目標を)選択的にするよう説得しようとしており、そして、イスラエル国防軍は、ガザの民間人の死亡者数が一貫して高いにもかかわらず、米国の勧告に従っていると述べている。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは、米国がイスラエルに武器と外交支援を提供し続けることで「戦争犯罪に加担する」危険があると述べた。

アムネスティ・インターナショナル米国事務局長のポール・オブライエン氏は、「米国の拒否権発動により、米国政府は恥ずべきことに、ガザにおける膨大な民間人の苦しみ、驚異的な死者数、前例のない人道的大惨事に背を向けることになる」と述べた。

サウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウード外相は 12月8日夜、ワシントンでアントニー・ブリンケン米国務長官と会談し、人道支援を届けるために停戦を確立するための「緊急措置」を求める圧力を維持した。

しかし、国連や他の援助機関は、たとえ人道支援のトラックがガザ地区に進入しても、ガザ南部での地上攻撃と全体的な治安の欠如により、物資の配布が妨げられているとしており、そして、飢餓と病気は蔓延している。

イスラエル国防軍は 12月8日の人質救出の試みは失敗に終わったと発表した。首席報道官のダニエル・ハガリ海軍大将は、「部隊はハマスの拠点を襲撃し、人質の拉致と捕虜に参加したテロリストを排除した」と述べた。

同氏は、この任務でイスラエル兵 2人が重傷を負い、人質は救出されていないと述べた。

ガザの空爆は「20世紀すべての紛争においての最大の民間人殺戮のひとつ」であることがイスラエルの新聞のデータで判明 - 地球の記録 - アース・カタストロフ・レビュー (earthreview.net)

 

 

2023.12.12

 

金融帝国を構成するアメリカ、イギリス、イスラエルはガザで大虐殺を実行中 

 イスラエル軍は「ハマス」を口実にしてガザを廃墟にし、「民族浄化」とも表現される大量虐殺を続けている。殺された住民はすでに1万8000人を超え、その約4割は子どもだ。イスラエルは情報が外へ漏れないようにするため、通信を遮断するだけでなくガザに入っているジャーナリストを狙い撃ちし、10月7日から2カ月間に68名を殺した。その前にもイスラエル軍はジャーナリストを殺しているので、合計すると犠牲者は94名に達するという。

 

 そうした報道管制が敷かれているにもかかわらず、がざの惨状は外部へ漏れ、12月8日には安保理理事国へアラブ首長国連邦が停戦を求める決議案を提出、15カ国のうち13カ国が賛成した。イギリスは棄権、アメリカは拒否権で決議案を葬り去った​。その翌日、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はアメリカの拒否権使用を「評価」し、「正義の戦争を継続する」と宣言している。

 

 本ブログでは繰り返し書いてきたが、イスラエルはイギリスがスエズ運河を守り、中東を支配する拠点として作った。その仕組みを引き継いだのがアメリカ。イギリスとアメリカは金融資本によって深く結びついている。この両国を中心とするアングロ・サクソン系国はオフショア市場で結びついた金融帝国にほかならない。

 

 イギリス労働党党首の座から2020年4月に引きずり下ろされたジェレミー・コービンは今回の決議に賛成しなかったイギリス政府を批判したが、そうした人物だからこそ排除されたのだ。

 

 コービンを排除する際、重要な役割を果たしたインテグリティ・イニシアチブは2015年に創設された団体。イギリス外務省が資金を出している。「偽情報から民主主義を守る」としているが、その実態は偽情報を発信するプロパガンダ機関だ。

 

 2020年4月4日に労働党の党首はコービンからキア・スターマーに交代。新党首はトニー・ブレアと同様、イスラエルに接近した。自分の妻ビクトリア・アレキサンダーの家族はユダヤ系だということをアピールしている。彼女の父親の家族はポーランドから移住してきたユダヤ人で、テル・アビブにも親戚がいるという。

 

 イスラエル、アメリカ、イギリスはパレスチナの歴史を無視、ハマスに全責任があるかのように主張しているが、そのハマスがイスラエルと深く関係していることは有名で、西側の有力メディアさえ、その事実を伝えてきた。

 

 第3次中東戦争で中東のイスラム諸国が傍観する中、唯一イスラエル軍と戦ったのがファタハであり、その指導者がヤセル・アラファトだった。それ以来、アラファトはイスラエルにとって目障りな存在になり、そのアラファトの力を弱めるためにイスラエルはムスリム同胞団のメンバーだったシーク・アーメド・ヤシンに目をつけたのだ。

 

 イスラエルの治安機関であるシン・ベトの監視下、ヤシンは1973年にムジャマ・アル・イスラミヤ(イスラム・センター)を、そして76年にはイスラム協会を設立。ハマスは1987年にイスラム協会の軍事部門として作られる。

 

 ​シーモア・ハーシュによると、2009年に首相へ返り咲いた時、ネタニヤフはPLOでなくハマスにパレスチナを支配させようとした​。そのため、ネヤニヤフはカタールと協定を結び、カタールはハマスの指導部へ数億ドルを送り始めたという。

 

 10月7日にハマスの戦闘部隊がイスラエルへ攻め込んだのだが、ガザはイスラエルが建設した一種の強制収容所であり、その収容所を取り囲む壁には電子的な監視システムが張り巡らされ、人が近づけば警報がなる。地上部隊だけでなく戦闘ヘリも駆けつけることになっている。ところがハマスはイスラエルへ突入できた。

 

 しかも突入の数時間後、2隻の空母、ジェラルド・R・フォードとドワイト・D・アイゼンハワーを含む空母打撃群を地中海東部へ移動させている。そうしたことから、ネタニヤフ政権やアメリカのジョー・バイデン政権はハマスの攻撃を事前に知っていたのではないかと疑う人が少なくない。

 

 攻撃の際、約1400名のイスラエル人が死亡したとされた。その後、犠牲者の人数は1200名だと訂正されたが、​イスラエルの新聞ハーレツによると、イスラエル軍は侵入した武装グループを壊滅させるため、占拠された建物を人質もろとも砲撃、あるいは戦闘ヘリからの攻撃で破壊した​という。イスラエル軍は自国民を殺害したということだ。​ハーレツの記事を補充した報道もある​。さらに、停戦にともなって解放された人質もイスラエル軍にイスラエル市民が攻撃された実態を当事者として証言しはじめた。

 

 ガザへの攻撃が始まった際、「ガザをドレスデンや広島のように破壊」すると宣言したモーシェ・フェイグリン元議員は議員時代の2014年、ガザは未来永劫イスラエルの土地だと宣言、無差別攻撃で破壊し、住民を消し去ってユダヤ人が住むと主張していた。

 

 また、​ネタニヤフ首相は「われわれの聖書(キリスト教における「旧約聖書」と重なる)」を引用、パレスチナ人虐殺を正当化した​。聖書の中でユダヤ人と敵だとされている「アマレク人」を持ち出し、「アマレク人があなたたちにしたことを思い出しなさい」(申命記25章17節から19節)という部分を口にしたのだ。「アマレク人」を家畜ともども殺した後、イスラエルの民」は「天の下からアマレクの記憶を消し去る」ことを神に命じられたという。彼はパレスチナ人をアマレク人とみなしている。パレスチナ人を皆殺しにすると言っているのだ。

 

 彼はサムエル記上15章3節の話もした。そこには「アマレクを討ち、アマレクに属するものは一切滅ぼし尽くせ。男も女も、子供も乳飲み子も牛も羊も、らくだもろばも打ち殺せ。容赦してはならない。」ということが書かれている。これこそがガザでイスラエルによって行われていることだというのだ。

 

 ネタニヤフによると「われわれは光の民であり、彼らは闇の民だ」としたうえで、イザヤの預言を理解しなければならないと主張する。「われわれ」とはイスラエル人、「彼ら」とはパレスチナ人、イスラム教徒、あるいはイスラエル以外の人びとを指しているのだろう。

 

 また、​ギラド・エルダン国連大使は10月8日に安全保障理事会で「これはイスラエルの9/11だ」と演説​、​ヨアブ・ギャラント国防相はパレスチナ人を「獣」だと表現した​。

 

 ​インターネットには、95歳になるイスラエル陸軍の退役兵、エズラ・ヤチンがユダヤ人に対してパレスチナ人を殺して彼らの記憶を消し去れと呼びかけている映像が流れている​。

 

 イスラエルの神憑った人びとはナイル川とユーフラテス川に挟まれた地域、つまりパレスチナのほかレバノン、ヨルダン、クウェート、シリア、さらにイラクの大半、エジプトやサウジアラビアの一部を「約束の地」だと主張している。「大イスラエル構想」とも呼ばれている。

 

 こうした神懸った理由だけでなく、イスラエル、アメリカ、イギリスは地政学的な理由からもガザを制圧しようとしている。

 

 9月8日にニューデリーで開かれたG20サミットの席上、インドのナレンドラ・モディ首相が発表したIMEC(インド・中東・欧州経済回廊)プロジェクトはインド、UAE(アラブ首長国連邦)、サウジアラビア、イスラエルを結び、さらにギリシャからEUへ伸びる輸送ルート。そのIMECはガザの北で地中海に出る。このルートは中国のBRI(一帯一路)に対抗する目的で計画された。後ろ盾はアメリカだ。

 

 19世紀以来、海軍力で世界を支配してきたアングロ・サクソンの戦略においてスエズ運河の果たす役割は大きい。ところが現在、その運河はエジプト領にある。そこで「ベン・グリオン運河」が計画された。この運河はアカバ湾のエーラト港からヨルダンとの国境沿いを進み、ガザの北側から地中海へ出る。

 

 また、エジプトからギリシャにかけての海域で9兆8000億立方メートルの天然ガスと34億バーレルの原油が発見されたことも大きい。ガザ沖にも天然ガスは存在、そこからキプロスを経由してイタリアへパイプラインで輸送する計画がある。そのライバルになるロシアの天然ガスを運ぶパイプラインはすでにアメリカが止めたり破壊した。

 

 バラク・オバマ大統領は2010年8月、ムスリム同胞団やサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)を使った体制転覆作戦を始動させるため、PSD-11を承認した。そして始まるのが「アラブの春」にほかならない。この反乱は地中海東岸の国々に広がった。シリアへ軍事作戦が失敗、この計画は挫折したが、仕掛けた国々はまだ諦めてはいないだろう。その延長線上にガザへの軍事侵攻がある。


金融帝国を構成するアメリカ、イギリス、イスラエルはガザで大虐殺を実行中 | 《櫻井ジャーナル》 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

 

イエメンのフーシ派がイスラエルの国際海上貿易ルートを閉鎖しようとしている模様

 

 

最初、英国海上貿易業務(UKMTO)の以下の報告を見ました。マップを見ますと、「」は「襲撃、ハイジャック、事件」となっています。

UKMTOの事象発生マップより


ukmto.org

しかし、何が起きているのかはわからなかったのですが、以下の投稿を見ました。ソースは不明ながら、フーシ派がこれを行うことは不自然には見えません。

速報: イエメンのバブ・アル・マンダブ海峡の最も狭い地点で反政府勢力フーシ派の襲撃を受け、貨物船が炎上している。 モカ港のすぐ隣だ。 フーシ派はイスラエルの国際海上貿易を閉鎖しようとしている。スエズ運河が今危機に瀕している。 Visegrád 24

このような行動が、周辺の海峡や運河に広がると、国際的な物資の流通に突然危機が生じる可能性があります。

(参考記事)イスラエル・パレスチナ戦争による全世界への「経済と市場のカタストロフ」がもたらす劇的な「終末の時代」に突入した可能性

BDW 2023年10月15日

イエメンのフーシ派がイスラエルの国際海上貿易ルートを閉鎖しようとしている模様 | BrainDead World (nofia.net)

 

エメンの反政府組織フーシ派が、イスラエル行きの石油タンカーを攻撃したと発表

 

以下の記事の件ですね。ただ、実際は、イスラエル行きの船ではなかったようです。

(記事)イエメンのフーシ派がイスラエルの国際海上貿易ルートを閉鎖しようとしている模様
BDW 2023年12月12日


イエメンのフーシ派、ノルウェー船「ストリンダ」へのミサイル攻撃を主張

aljazeera.com 2023/12/12

Yemen’s Houthis claim missile attack on Norwegian ship Strinda

イエメンの反政府勢力であるフーシ派は、イスラエルのガザ戦争のさなか、イランと同盟を組むグループによる最新の軍事作戦でノルウェーのタンカーを攻撃したと発表した。

ノルウェーが所有・運航する船「ストリンダ」は 11日夜、東アフリカとアラビア半島を隔てる要衝のバブ・アル・マンデブ海峡を通過中に攻撃された。

12日、フーシ派軍報道官のヤヒヤ・サリー氏は、同組織がこの船を標的にしたのは、「同船が、イスラエル行きの石油を積んでいたからだ」と述べた。

同氏はテレビ声明で、乗組員たちはすべての警告に応じなかったと述べ、イスラエルがガザ地区への食料や医療支援物の入国を許可するまで、フーシ派はイスラエルの港に向かう船舶の阻止を続けると付け加えた。

フランス国防省は声明で、イエメン発の複雑な航空攻撃で、フランスのフリゲート艦FREMMラングドックが石油・化学タンカー「ストリンダ」を脅かしていた無人機を迎撃、破壊したと発表した。

このフーシ派の攻撃により、ノルウェー国旗を掲げて航行していたストリンダに火災が発生したと発表した。

船舶追跡データによると、石油・化学タンカー「ストリンダ」はイタリアに向かっていた。ウェブサイトによると、この船はベルゲンに本拠を置く海運会社モーウィンケルス・レデリの艦隊の一部である。

同社のゲイル・ベルスネス最高経営責任者(CEO)は、同船が「ミサイルの直撃を受け」火災が発生したことを認めた。

「幸いにも乗組員に怪我はなく、なんとか消火に成功した」と、ベルスネス氏はアルジャジーラに電子メールで語った。同氏は、船は現在「安全な港に向かって進んでいる」と付け加えた。

エメンの反政府組織フーシ派が、イスラエル行きの石油タンカーを攻撃したと発表 | BrainDead World (nofia.net)

 

ガザ停戦決議に153カ国賛成 米・イスラエル孤立鮮明 国連総会

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 【ニューヨーク時事】国連総会は12日、イスラエルが侵攻するパレスチナ自治区ガザに関する緊急特別会合を開き、「人道目的の即時停戦」を求める決議を日仏中ロなど153カ国の圧倒的賛成多数で採択した。 【日々更新】ガザ地区のイスラエル進軍エリア  反対はイスラエルや米国など10カ国だけで、ガザ情勢を巡る両国の国際的孤立が鮮明となった。英独伊など23カ国は棄権した。  総会決議に法的拘束力はないが、ガザの人道危機が長期化する中、国際社会の総意として軍事作戦を続けるイスラエルとその後ろ盾の米国に停戦を強く訴えた形だ。パレスチナのマンスール国連大使は「総会が力強いメッセージを発した歴史的な日だ」と採択を歓迎した。  決議は中東・イスラム諸国を代表してエジプトが提出した。停戦に加え、民間人の保護やガザで拘束されている全ての人質の即時解放を要求している。イスラエルと交戦するイスラム組織ハマスには言及していない。 

ガザ停戦決議に153カ国賛成 米・イスラエル孤立鮮明 国連総会(時事通信) - Yahoo!ニュース

 

 

豪、ガザ即時停戦を求める国連決議を支持 米に同調せず

 

暴行や虐待の5日間、イスラエル軍に拘束されたパレスチナ少年らが証言

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パレスチナ自治区ガザ地区での衝突をめぐり、イスラエル軍によって拘束されたパレスチナ人の男性や少年に話を聞いた

(CNN) ニメル・アブ・ラスさんは手首にあざと裂傷を負い、両手は腫れ上がっていた。 【映像】イスラエル軍から暴行や虐待、拘束されたパレスチナ人が証言 アブ・ラスさんは、イスラエル軍によって拘束された数百人のパレスチナ人男性や少年たちの1人だった。多くはパレスチナ自治区ガザ地区北部でイスラエル軍に拘束され、裸にされて目隠しされた。SNSに出回った写真を見て、親類や雇用主が民間人だと指摘した人も多かった。 CNNはガザ中部のアクサ殉教者病院で、少年6人と男性4人から話を聞いた。この10人は5日間の拘束で負ったけがや脱水症状の治療を受けている。 アブ・ラスさんと同じように、拘束されている間中ずっと手錠をかけられ続けて両手が腫れ上がり、手首にあざができている人も多かった。全員の手に、イスラエル兵が付けた赤い番号の印が付いていた。拘束されている間、食事や水はほとんど与えらず、暴行や辱めを受けたと全員が訴えた病院に到着した時には、全員が体も心も憔悴(しょうすい)し切った状態だったと同病院の医師は話す。 「後ろ手にしばられて犬のように引きずられた。プラスチックの手錠は両腕に傷跡を残す。相手の気分次第でブーツで蹴られた」。そう話すマフムード・ゼンダーさん(14)は鼻に生々しい傷跡があった。 ゼンダーさんは、イスラエル兵に顔を蹴られたと訴える。「僕は彼に対して何もしなかった。彼はただやって来て、僕を蹴った。『お前はハマスか』と聞かれて、僕はハマスもレジスタンスも知らないと言った。僕は学校へ行って帰宅するだけの子どもで、食べて友達と遊んで帰宅するだけで、ほかに何もしない、と」 アフマド・ニメール・アブ・ラスさん(14)は最初、あまりにおびえ切っていて、自分が拘束されていた間のことを話すことさえできず、「イスラエル人が怖い」と訴えた。 ゼンダーさんの父のナデルさんは言う。「突然、人々の悲鳴やイスラエル兵の叫び声が聞こえた。ブルドーザーが住宅を破壊していた。(イスラエル兵は)住宅のドアを開けて女性を男性から引き離し、我々のパンツを脱がせてシャツをまくり上げ、壁に向かって並ばせた。それから我々を家の外に連れ出して目隠しした」 ナデルさんたちはトラックに乗せられて連れ回された。 「相手は僕たちを床に押さえ付けて足を僕たちの頭に置き、『お前はハマスか』と尋ねて殴った。眠りたくても、あまりの寒さで寝られなかった。着るものやかぶるものが欲しいと言うと殴られた」。モハンマド・オデハさん(16)はそう話す。 糖尿病をもつマフムード・エスレームさん(40)は衰弱した状態で病院に到着した。一緒に拘束された息子のモハンマドさんによると、拘束されている間、エスレームさんのインスリン投与は認められなかった。 翌日になると、エスレームさんの容体はさらに悪化した。付き添っているいとこによると、ほとんど立つこともできなくなり、足の痛みを訴えて時折意識が遠のくという。 アクサ殉教者病院のハリル・アル・ダクラン医師は、「全員が体も心も疲れ切った状態で到着した。病院へは途中まで歩き、途中で救急車が出迎えた。必要な治療は行った」と話す。「みんな両腕に拷問の痕があり、全身に殴られた痕跡があった」 イスラエル軍は、「テロ活動の疑い」がある人物を拘束して尋問し、「テロ行為に関与していないことが分かった人物は釈放した」と説明。イスラエル軍がCNNに寄せた声明では「拘束者の扱いは国際法に従った」と強調している。

暴行や虐待の5日間、イスラエル軍に拘束されたパレスチナ少年らが証言(CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

 

2023.12.21

ウクライナでの敗北が決定的になった米国はガザでも手先のイスラエル軍が苦戦 

 

 アメリカ政府はウクライナを戦場とするロシア軍との戦いに敗れた。兵士もいなくなり、NATO加盟国全体で武器弾薬が枯渇している。そうした中、パレスチナで戦闘が始まり、ガザで住民大虐殺が繰り広げられている。すでに2万人以上が死亡、その4割は子どもだとされている。

 

 イスラエルにはアメリカが武器弾薬を保管、軍事情報を提供しているが、それでは足りず、アメリカやイギリスの軍事拠点であるキプロスから物資が運び込まれていると言われている。キプロスにはイギリス空軍のアクロティリ基地があり、イギリス空軍だけでなくアメリカ空軍の偵察航空団も駐留している。

 

 ​ハーレツ紙によると、10月7日からイスラエルへアメリカ軍の大型輸送機が20機、そしてイスラエルと各国がリースした民間輸送機が約50機、物資を輸送している​。

 

 攻撃の際、ハマスがアメリカ製の武器を大量に持っていることが映像で確認されているが、それらはウクライナから横流しされてきたと言われている。ただ、その武器をどのようにして「強制収容所」の中へ運び込んだのかは謎だ。

 

 しかも突入の数時間後、2隻の空母、ジェラルド・R・フォードとドワイト・D・アイゼンハワーを含む空母打撃群を地中海東部へ移動させている。そうしたことから、ネタニヤフ政権やアメリカのジョー・バイデン政権はハマスの攻撃を事前に知っていたのではないかと疑う人が少なくない。

 

 そしてイスラエル軍はガザの建造物を破壊し、住民を虐殺し始めた。モーシェ・フェイグリン元議員は「ガザをドレスデンや広島のように破壊」すると宣言したが、その通りになっている。地下施設を海水で満たす計画だともいう。

 

 しかし、内部から漏れてくる情報から、ガザへ入ったイスラエル軍は苦戦していると推測する専門家もいる。イスラエルとハマスは11月22日から4日間、戦闘を中止することで合意した。

 

 アメリカ海兵隊の元情報将校でUNSCOM(国連大量破壊兵器廃棄特別委員会)の主任査察官を務めたスコット・リッターも指摘しているように、イスラエル政府が停戦に合意したのは彼らが想定したような戦況になっていないからだと言われた。

 

 戦闘が再開されてもイスラエル軍の苦戦を示す情報が伝わってくる。死傷者は公の発表より大幅に多いと言われている。

 

 紅海ではイエメンがイスラエル向けの貨物船を攻撃、レバノンのヒズボラはイスラエルへの攻撃を始めた。すでにイラクの反米勢力がアメリカ軍基地への攻撃を行っている。

 

 ​元CIA分析官のラリー・ジョンソンはメリーランド州ベセスダにある医療センターを定期的に訪れている人から、最近の基地攻撃で負傷したアメリカの軍人で病棟がいっぱいになっていると聞かされた​という。

 

 アメリカはガザでもつまずきそうだが、そなると戦火は東アジアへ飛び火してくる可能性がある。

ウクライナでの敗北が決定的になった米国はガザでも手先のイスラエル軍が苦戦 | 《櫻井ジャーナル》 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

 

ガザ地区当局は、イスラエルの攻撃による死者が2万人に達したと発表しました。

うち子どもと女性が1万4200人となっています。  

また、がれきの下に埋もれたままになっているなど、6700人が行方不明だとしています。死者数はさらに増える恐れがあります。

ガザ地区の死者数2万人に 6700人が行方不明 死者はさらに増える恐れ(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

2023.12.23

 

ハマスとの戦闘で苦戦が伝えられているイスラエルが停戦を呼びかけ、拒否された 

 

 ハマスをはじめとするパレスチナ系武装グループが10月7日にイスラエルへ攻め込んだ後、イスラエル軍はガザの住民に対する大規模な攻撃を開始、すでに2万数千人が死亡、その約4割は子どもだとされている。ヨルダン川西岸でもパレスチナ人に対する激しい攻撃が続いているという。それに対しイスラエル軍とハマスとの戦闘に関する情報が乏しい。

 

 ハマス側から流れてくる映像などを見るとイスラエル軍の死傷者は少なくないようで、破壊される戦車の映像もある。当初からイスラエル軍は苦戦していると言われていたが、その推測が正しかったのかもしれない。

 

 こうした中、イスラエル政府はハマスに対して停戦を提案したが、拒否されたと伝えられている。ハマス側は、イスラエルが先にガザ攻撃をやめた場合にのみ人質交渉に応じるとしているようだ。

 

 前の停戦の際にも言われたが、イスラエル側は戦況が良ければ停戦をせずに攻撃を続けるはず。ここにきて再び停戦を求めたということは、それだけ厳しい戦いを強いられている可能性が高い。

(*厳しい戦いなのかもしれないが、住人が2万以上がなくなり、そのうちの7割が女性と子供。行方不明者も7000人近くいるという。ハマスとイスラエルが依然としてつながっている場合は逆ではないだろうか?つまりイスラエルが停戦を提案してハマスが拒否した場合、「じゃあ引き続き攻撃します」といえる。国際社会の反対を押し切って攻撃する理由を得たのである。国連で停戦案に対して米国が拒否権を使う代わりに、ハマスのが拒否したのである。そして死ぬのはまた住人である。皆殺しがイスラエルの目的なんだから、厳しい戦いなのかもしれないが、住人の犠牲者は増える一方である。ハマスが拒否したことはイスラエルに有利に働いているように見える。そもそも2か月前にハマスに攻撃させたイスラエルが、たった数か月でハマスとの関係が切れてる理由がよくわからない。この関係が生きてると考えるのが自然である。

 

 イスラエルのモーシェ・フェイグリン元議員はガザへの攻撃が始まった際、「ガザをドレスデンや広島のように破壊」すると宣言していた。彼は議員時代の2014年、ガザは未来永劫イスラエルの土地だと宣言、無差別攻撃で破壊し、住民を消し去ってユダヤ人が住むと主張していたが、実際、ガザはそうした光景になっている。

 

 そうしたことでは満足できないのか、​レバノンとの国境に近いメトゥラの入植地評議会のダヴィッド・アズーレイ議長はイスラエルのラジオ番組で、ガザをアウシュビッツのように完全に平らにし、パレスチナ人をレバノンの難民キャンプに強制移住させるべきだと訴えている​。アウシュビッツのユダヤ人のようにガザで殺されているのはパレスチナ人であり、ナチスのように虐殺しているのはイスラエルだということをアズーレイは理解できていないようだ。

 

 こうした大量殺戮をアメリカ政府は支援、イギリスもそうした行為を後押ししている。

 

 それに対し、サウジアラビアを含む親米国家は口先ばかりだが、貧困国のイエメンではフーシ派がイスラエルへ向かう船舶に対する攻撃を開始。ヒズボラがペルシャ湾を封鎖する可能性も高まってきた。そのヒズボラはすでにレバノンでイスラエルへの攻撃を始めている。

 

 アメリカは、イギリス、イタリア、バーレーン、カナダ、フランス、オランダ、ノルウェー、セーシェル、スペインを引き連れ、イエメン周辺の国際海域に国際艦隊を集結させたが、フーシ派が多くのドローンを使った攻撃を始めた場合、対処できない

 

 10月7日の攻撃をイスラエル、アメリカ、イギリスなどは知っていた可能性が高く、ハマスに攻撃させたと見られているが、その計画がすでに破綻しているように見える。

ハマスとの戦闘で苦戦が伝えられているイスラエルが停戦を呼びかけ、拒否された | 《櫻井ジャーナル》 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)

 

【イスラエル】●イスラエル軍,米供与の非人道兵器[白燐弾]を使用か ヒズボラへの攻撃で ~米で製造されたことを示す番号があった
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/217.html
イスラエルのパレスチナ人虐殺を支える米と批判する露を見る世界の目
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/223.html
和平取引をしたがらなかったのはイスラエルのネタニヤフ首相であったことを暴露するトランプ /イスラエルはガザ地区で大量殺戮を行なっており,その行為は常態化されている
https://shanti-phula.net/ja/social/blog/?p=360762
暴走して自国民を殺害するイスラエル政権…そう,当然.~これ迄ガザで戦死した117人のイスラエル兵のうち20%が[友軍の誤射]によるものだという報告もある。イスラエル軍による70日間ガザ地区爆撃と地上侵攻で,既に2万人のパレスチナ民間人が殺害されている。ガザには3万発の爆弾が投下されたが,そのうち半分は[無誘導]爆弾,いわゆる[ダム爆弾]だ。これは50トン以上の高性能爆弾で,1945年に米軍が広島に投下した殺傷力の3倍に相当する。女性と子供のイスラエル政権による無慈悲な殺害は,イスラエルが国際法や人道に対する罪を軽視していることを示している。イスラエル猛攻撃の野蛮さを考えればイスラエル軍が自国民を殺害しているのは驚くべきことではない。これは単なる[過失]や[友軍の誤射]によるものではない。意図的な大量虐殺を狙って民間人を標的にイスラエル軍は爆撃している。病院の窓越しに狙撃兵が医療従事者や患者を銃撃している。イスラエル特殊部隊がシェルターを襲撃し,至近距離で女性や子供を殺害したという複数報道がある
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/229.html
イスラエル軍 これが[自衛権]なのか
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/235.html
宇での敗北が決定的になった米はガザでも手先のイスラエル軍が苦戦
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/234.html

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