保健師のめぐみです。







「生理前は食べすぎて体重が増えちゃう…」

「前より体重が減らなくなった…」


ということはありますか?






私に届くメッセージではけっこう多いお悩みで、

私もそうなので共感してしまいます。



私は30代後半から増えた体重を落とすのに

なかなか減らなくなったので
運動嫌いでもできる室内の運動をいろいろしてみるものの、

 


「こんなに体重が減らないなんて…
これが体力の低下と老化の影響か…」

と、がっくりしました。



そこで!


今回は、

ダイエット外来をしていて
3万人もの人たちをみてきた佐藤桂子医師の



「ダイエット外来の寝るだけダイエット」という本で紹介されていた

 


「食事を楽しんでいる人のほうが太りにくい」

というデータがちゃんとある

ので、医学的に証明されていることについてお伝えします。

 

 

 

 

あなたは食事をするときに、
味わって楽しんで食べていますか?

 

 



 

 

 

 

 

 



 

 


「楽しく食べる」だけでも、
太りにくくなるというのですから、



食事を楽しんでおいしく食べるって

体にいいことなんですね~





食事でおいしく楽しんで食べるだけでも、

減らなくなった体重の対策にもなって
太りにくなるというのならうれしいですよね!




食事ではどれくらいのカロリーを消費できるか知っていますか?

 

 

 

 

 

 

なんと!

食事をして胃腸が消化吸収をするときの
エネルギー消費は、

1日のエネルギーの10%にもなる!


のだそうです。


10%も食事でエネルギー消費ができるなんて
私も知りませんでした。




幸せな気分で楽しみながら食べることで、

そのあとの胃腸の消化吸収も安定するので、
しっかり10%分のエネルギーを消費することができ、

脂肪も燃えてくれますから、
体重も増えにくくなり太りにくくなります。




これはぜひとも消化吸収で

しっかりエネルギー消費したほうがお得ですよね~

 

さらには、以前の記事でもお伝えしたように、


「おいしく食べるだけで、
血圧や体温、呼吸などの体調をコントロールしている
自律神経のはたらきも安定しやすくなると、

自律神経の専門医である小林弘幸医師も話しています。




生理前や更年期の体の不調は、
女性ホルモンの変動で
自律神経のはたらきがアンバランスになることが影響していますから、


楽しくおいしく食べるのは、
生理前や更年期の体の不調のケアにもなりますし、

生理前の食べすぎや

更年期の体重が減らなくなった時の対策にもなっていいことだらけですね。



一方で、

 

 

 

 

 

 

「ほんとはこんなカロリーも高いものを食べるのは…」
というように食事のことであれこれ考えてしまっていたり、

「あー、あれが気になって仕方がない」
といったように、他のことを考えながら食べてしまうと、

体にとってはストレス状態になるため、
消化不良が起きやすくなってしまいます。


せっかく食べたのに、
消化不良になってしまうと、
消化のときに消費できるエネルギーも少なくなってしまうことがわかっているそうです。


本当なら食事をするだけでも
1日のうちの10%もの
カロリーを消費できるはずなのに、

消化不良でカロリーが消費できないなんてもったいないですよね。


消化不良になることはほかにも、

下痢をしてしまったり、
お腹が張ってしまうような症状も出やすいですし、

栄養もしっかり吸収できないので、
貧血などがあった場合はさらにもったいないことになってしまいます。



ストレス状態で食事をするのって、
こんなに体にとってよくないことだったんですね~


あなたがおいしく楽しんで味わいながら
食べるだけでも

太りにくい体質になっていきます。



とくに40代以降は体力の低下、
体の老化、運動不足で太りやすいいうえに、
体重が減らなくなってしまうので、

乳がんのリスクも上がるといわれている
肥満体型にはなりたくないですよね。


あなたの大事な体を病気から守り、
体重が増えるのを予防するためにも、



食事ではおいしく楽しんで食べる


というのを意識してみてください。




参考になったらうれしいです。




めぐみ




13歳から一生使える!
私が監修した新しい生理の本が出版予定です!

 

 



12回目の重版しました!
保健師めぐみが監修した
女の子の生理や胸のギモンがわかる本

 

 






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