保健師のめぐみです。
いつもじゃないけど、
「たま~にすっごくかゆい!!」ということがありますか?
特定の部位ではなくても、
全身がかゆくなったり、いつもかゆい部位が同じだったり…
よくあるパターンはオマタ(陰部)が
生理前にかゆくなること。
「かゆい」症状がが生理前に出やすいようなら、
女性ホルモンの影響が強いかもしれません。
私はもう5年以上はお風呂に入ると、
むっしょうに右の足裏がかゆくなることが続くようになったのですが、
「生理前になるとかゆい症状が出る」ということに気づきました。
しかもお風呂の湯ぶねに入ったときだけです。
調べてみると、生理前にかかわらず、
お風呂の湯ぶねに入ることで
温熱刺激でかゆみが出ることがあるそうで。
参考になるサイト
↓
私は皮膚科に行ってみたのですが、
治療するほどではないことでかゆみ止めのお薬をもらったものの、
生理前以外はかゆい症状も出ないので様子を見ているだけです。
「かゆい」症状が気になったときには、
体のかゆみなら皮膚科へ、
オマタのかゆみなら婦人科などで一度検査してもらうといいですが、
治療するほどではないということもよくあります。
さらには、
生理前になると女性ホルモンのプロゲステロンの量が増える影響で
オマタがかゆくなりやすいこと、
生理前に肌の保湿とかかわっている
女性ホルモンのエストロゲンの量が減ることで、
肌が乾燥しやすくなることも生理前にかゆみが出やすい理由となっていて、
生理前はオマタだけではなく
全身のどこでもかゆい症状がでやすいです。
また40代以降の更年期でも
肌が乾燥しやすくなり「かゆい」症状が出るようになることもあります。
あなたには「かゆい」症状が
生理前に出やすい心当たりがありますか?
今回は、生理前に出る「かゆい」症状の肌にやさしい
医師おすすめの対処法についてお伝えします。
参考にしたサイト
↓
生理前にオマタがかゆい症状が出やすいのは
泌尿器科医の二宮典子医師がご自身のクリニックで解説していて
わかりやすいです。
↓
生理前にオマタをふくめ体のどこかががかゆいときの肌にやさしいケアは…
◎お風呂でゴシゴシ洗わない
体のどこかかでもオマタでも
お風呂でゴシゴシ洗ってしまうと、
その刺激で肌やオマタの粘膜がが傷つきよけいにかゆくなってしまいます。
石けんでオマタをゴシゴシ洗うのはかえって症状が悪化しますので、
オマタはお湯をかけながら指のはらでやさしく汚れをとりながら洗いましょう。
体も刺激の少なめのボディソープを使って
ナイロンタオルのような肌を刺激しやすいものは使わずに手で洗うほうが安全です。
◎通気性が良い下着(綿)やボトムを使う
かゆみが強いときには、
ナイロンやポリエステル素材の下着や
ボトムは静電気が起きやすくかゆくなりやすいので、
ショーツは綿100%やシルク混のショーツのほうがかゆみ対策になります。
ボトムはデニムのようなぶ厚くて通気性が悪いものだと
オマタがムレてよけいにかゆくなるので、
オマタがかゆいときはデニムのボトムはお休みして、
ゆったりした通気性がいい服にしてみましょう。
◎お風呂のあとは保湿! ワセリンが低コストで安心
お風呂ではシャワーだけでも肌から水分が蒸発しやすく
乾燥してかゆい症状がでやすくなります。
生理前にかゆい症状が出るようなら、
生理前だけでもお風呂上りに肌の保湿をするといいです。
保湿にはいろいろな商品がありますが、
刺激が少なめで安全性が高く皮膚科医もおすすめしている
安価なものはワセリンです。
ドラッグストアで白色ワセリンが売っているので
こちらならオマタに使っても安心です。
私は敏感肌でも安全な成分のミセルという入浴剤だと、
お風呂の浴槽に水アカがほとんどつかず、
そうじが楽なので使っているのですが、
ミセルを入れたお風呂の湯ぶねにつかっているせいか、
冬でもあまり肌が乾燥せずに生理前以外はほとんどかゆみがでていないので、
かゆい症状対策に肌の保湿をするのは効果抜群!
と思っています。
◎お風呂の湯ぶねの温度はぬるめにする
お風呂の湯ぶねの温度が熱めだと
よけいにかゆみが強くなるので、
オマタにかぎらず生理前に体のどこかでかゆい症状がでるようなら、
お風呂の湯ぶねのお湯はぬるめのほうがいいです。
これから暑い季節になると、
よけいにオマタがムレやすくかゆい症状も出やすくなるので、
あなたの大事な体のために
かゆい症状がでたときの対策も試してみてください。
参考になったらうれしいです。
めぐみ
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