保健師のめぐみです。






本題の前に、本年もこのブログをお読みくださり
ありがとうございました。



長年読んでくださる方がいるかと思うと、

「人見知りで社交的ではない私が、
ブログを書くことでこんなにもだれかとのご縁ができるなんてすごいことだな」

と、感慨深い気持ちになります。


お読みくださっている方には心から感謝を申し上げます。



今年のブログは本日で終了し、
1月4日まで年末年始のお休みにしますので、
新しいメッセージには1月5日以降のお返事となることをご了承ください。



あなたの年末年始が佳きものとなりますように。







では、今日のお題の、


「37.5℃以上の発熱で救急車でも30分以上待たされた! 

年末年始の病院の受診は…」

についてです。




年末年始は病院も休むようになり、
熱が出たりなにか症状があるときには救急外来がある病院に行くようになるわけですが、


救急外来である病院でも
熱が37.5℃以上のときには

拒否されることがあるのを知っていますか?

 

 

 

 

 

 



先日、職場の同僚のCさんが体験したお話で、


特別養護老人ホームに入っている母親(80代ぐらい)が
38℃ほどではないけれども37.5℃以上の熱が出て
呼吸もあらいし、血中酸素濃度も低くなっているため、
病院に受診したほうがいいということなり、


夜の18時ごろに施設から救急車で母親に付き添ったらしいのですが、


救急車内にいた隊員さんが受け入れてくれそうな
救急外来がある病院に連絡を取ってみたところ、


「37.5℃以上の熱があるの人は受け入れできません」と、

市内の救急外来がある病院には受け入れ拒否をされてしまったらしいのです。




「え?! コロナ禍のころならわかるけど、
いまだに救急外来がある病院でも

熱が37.5℃以上あると受け入れ拒否があるの?!」


と、私はビックリ。




Cさんのお母さんを受け入れてくれる病院はなかなか見つからず、
なんと救急車の中で30分以上も待たされたとか。



どうやら、隣の市で有名な救急外来がある病院でも拒否されたらしく、
あまり名前を聞かない隣の市の循環器専門の病院が

やっと受け入れをしてくれたとのこと。



しかも、受け入れてくれた病院でも、
熱が37.5℃以上あるということで、

病院に到着してもすぐに一般的な救急外来で対応してくれず、
コロナの検査をして陰性だとわかってはじめて
まともな対応をしてくれた
ということでした。



「コロナ禍が通り過ぎたというのに、
熱が37.5℃以上あると救急外来の病院でも拒否されるなんて…

しかも、検査でコロナじゃないと判明しないと対応が遅くなるとか大変だ…」


と、同僚のCさんの体験談には驚いてしまいました。



あなたはどんな感想をもちましたか?

 

 

 

 

 

 

 


年末年始はただでさえ、病院がお休みしてしまい、
かかりつけの病院で対応してくれないことが増えますが、


救急外来だとしても

熱が37.5℃以上あると拒否されることがあるので、


もし、あなたやあなたの家族が
年末年始に熱があって病院にかかりたいときには、



◎救急外来であっても、対応してくれないことがあるので、

事前に電話をして症状を話して相談する



ようにしたほうがいいです。


 


これは、時間外救急の対応をしている

「ファストドクター」でもサイトで解説していました。


 

 




「救急外来だから対応してくれるだろう」と、
電話をしないで病院に行って対応拒否されたら大変なので、



年末年始はとくに、
あなたが住んでいる地域の救急外来の病院がどこか、


「住んでいる市町村名  救急外来」で検索して確認しておき、

「熱が37.5℃以上あるときに対応が書いてあるか確認し、

熱があったときに電話できるように電話番号を確認しておいたほうがいい
です。





また、37.5℃以上の発熱があっても対応してくれたとしても、
病院には入れず、車での診察になることもある
ようです。




年末年始に熱が出てしまうとあわててしまかもしれませんが、
救急車であっても救急外来に拒否されることもあることを知っておいて、


自分が住んでいる地域の救急外来の対応を知っておくと
いざというときも行動しやすい
と思います。





佳き新年をお迎えください。



参考になったらうれしいです。



めぐみ





12回目の重版しました!
保健師めぐみが監修した
女の子の生理や胸のギモンがわかる本

 

 








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どうしても心配なときはあなた自身が「すぐに」行動して病院に行ってくださいね