保健師のめぐみです。
祝日ですので
いただいたメッセージへのお返事は
10/10までお休みしますのでご了承ください。
記事は事前に予約したものを投稿しています。
耳鳴りやちょっとした音が気になるということはありますか？
テレビにも出ている耳鼻咽喉科の専門医で
ヨガのインストラクターでもある人気ドクター、
石井正則医師のお話では、
更年期である生理が終わる閉経の前後10年間は
40代以降の更年期の時期になると、
女性ホルモンの量の変化することで
自律神経のはたらきがアンバランスになり、
耳鳴りやちょっとした音が気になる、
めまいがするといったような症状が出やすくなるそうです。
また、40代以降の年齢では、
親の介護問題が出てきたり、
仕事をしていれば責任ある役職などについて大変なことが増えたり、
結婚して子どもがいれば子どもの進学や結婚、
夫の異動や定年などいろんなことが重なりやすく、
ストレスも関係して耳のトラブルやめまいの症状も出やすいそうです。
心当たりがありますか？
たしかに、40代以降って自分の体力も落ちていますし、
親のこともあるし、
子どもや夫がいればそちらの変化もあるから
いろいろいっぺんにきたら大変そうです…
私も40代になり、
親が60代なのですが、
今年は母がねんざをして歩けなくなったことがあり、
いきなりあれこれとすることになって
想像以上に疲れてしまいました…
母の捻挫は順調に回復して一安心でしたし、
介護が必要なわけではないのでよかったのですが、
親にはいつまでも元気でいてほしいものです。
石井医師によりますと、
更年期の時期は女性ホルモンの量の量がだれでも減ってしまうのが影響して、
自律神経のはたらきがアンバランスになり、
耳鳴りのような耳のトラブル、めまいの症状がでやすいので、
続くようなら耳鼻咽喉科で病気がないか
早めに検査してもらったほうがいいし、
自律神経のはたらきが安定するためのケアも自分でしていくといいと話しています。
石井医師が解説しているサイト
↓
石井医師のおすすめの
自律神経のはたらきのためのケアは、
ヨガの呼吸法「ハチの羽音呼吸法」です。
石井医師がこの呼吸法を患者さんに試してもらったところ、
21人中16人が耳がつまったように感じる閉塞感が改善し、
脳波の測定でも安定状態になったそうです。
ヨガの呼吸法は体にいいという話はよく耳にしますが、
こんなに効果があるんですね～
呼吸法なら家でも簡単にできますし、
運動するわけでもなく
座ってできるので実践しやすいですよね。
石井医師おすすめの耳鳴りや耳のトラブル、
めまいの症状改善のための
ヨガの呼吸法については、
石井医師が解説しているサイトで紹介されています。
↓
呼吸法などでで自律神経のはたらきが安定してくると、
更年期のケアにもなるって知っていましたか？
自律神経は、体温や呼吸、血圧などをコントロールするはたらきがあり、
自律神経のはたらきがアンバランスになると、
更年期の時期ではなくても、
耳鳴りのような耳のトラブルや
めまいなどの症状が出やすくなります。
自律神経のはたらきがうまく調整されるように
指令を出しているのは、
脳の視床下部というところです。
そして、
女性ホルモンを出している卵巣に指令を出しているのは、
脳の視床下部と下垂体というところなんです。
つまり、
自律神経と女性ホルモンの調整をして
指令を出しているのが、
脳の視床下部という同じところなのです。
自律神経のはたらきが安定するためのケアをすることで、
視床下部のはたらきが安定し、
女性ホルモンのはたらきにもいいということになります。
「前よりちょっとした音が気になるなぁ」
「前より耳鳴りがするようになったなぁ」
というときには、
自分でできるケアとして、
耳鼻咽喉科の専門医である、
石井医師のおすすめのヨガの呼吸法をやってみてください。
ただ、
耳鳴りやちょっとした音が気になる、めまいが続くようなら
一度、耳鼻咽喉科で検査を受けてみたほうがいいことも覚えておいてください。
ヨガの呼吸法で気持ちが穏やかになり、
耳鳴りなどのトラブルもおさまったらうれしいですよね。
石井医師のおすすめのヨガの呼吸法
↓
参考になったらうれしいです。
めぐみ
１２回目の重版しました！
保健師めぐみが監修した
女の子の生理や胸のギモンがわかる本
↓
メッセージについては、ブログのトップページに
案内を書いていますので、注意事項と一緒に確認してください。
メッセージをいただいた場合は、注意事項等もお読みいただいたものとしてブログで取り上げます。
メッセージの数が多いため、毎日最新のコメントをチェックしていませんから、「今日すぐに返事がほしい」とあっても、すぐにはお返事できないことをご了承ください。
どうしても心配なときはあなた自身が「すぐに」行動して病院に行ってくださいね