保健師のめぐみです。


30代後半で
生理周期が25周期だったのに
21周期でくるようになったということで

排卵がうまくいくようになるための
体操をお伝えした女性から、

「生理周期を長くする方法
があれば知りたいです。」



というメッセージをいただきました。


『めぐみさん、こんばんは。

大変丁寧なアドバイスを
ありがとうございました!

生理後の下腹痛については
説明が足りず申し訳ありませんでした。

生理の1・2日に生理痛があり、
だんだん出血が少なくなる
3ー5日は痛みがおさまり、

その後、また痛みだします。

次の生理から逆算して2週間前あたり。

オリモノの量も増えるので、
もしかしたら、
排卵痛かもしれません。
筋腫のある左だけ痛みます。


生理周期について
1番知りたかったことを
書き忘れておりました…

生理周期を長くする方法
があれば知りたいです。

疲れやストレスを溜めないようにすることと
体操で改善されますでしょうか?


まずは
今出来ることを
やってみようと思います。』


いずれは妊娠をと思っているのに、
生理の周期が25日から21日になってしまったら
元の周期に戻りたいですよね。


下腹部痛は生理のときだけでなく、
生理から逆算して2週間前あたりにもあるんですね。


生理から逆算して2週間前あたりだと、
妊娠するための準備である

卵巣から赤ちゃんの卵である「卵子」
でてくる排卵日あたりなので、

排卵日にだれでもなる排卵痛だと思います。


私も以前はよく排卵痛がありました。



排卵痛は体が冷えていたり、
骨盤の動きがよくなくて、


排卵したいけど排卵しづらいときに
痛みが起きやすい
ので、

あなたの体は排卵しようとがんばっているところですから、



将来、妊娠できるためにも

前回もお伝えしたように、

排卵がスムーズになるよう
骨盤の動きがよくなるように
していくといいと思いました。


骨盤の動きがスムーズになっていくと、

骨盤の中にある卵巣が元気になって
女性ホルモンのはたらきがよくなり、
生理の周期にもいい影響があります。


前回のお返事した記事には、

40代後半で子宮筋腫がある女性から

「生理の周期が23日から25日になってきました。

わたしみたいな人でも改善されつつあるのですから
わたしより若い方、希望をもって是非続けてほしいです。」


と、すばらしい応援のメッセージをいただいています。


うれしいメッセージをいただきありがとうございます。


40代後半で生理の周期が23日だったのに
25日に長くなるのはすごいですよね!


彼女は、お伝えした体操や呼吸法を毎日やってくださっていました。


骨盤の動きがよくなって、
女性ホルモンを出したり、
排卵もしている卵巣が元気になるよう
体を動かしていくと、

40代後半という年齢でも
生理の周期が長くなるんですね。


40代後半の女性にお伝えした体操を
今回はお伝えしますので参考にしてみてください。

前回、あなたにお伝えした体操も
ふくまれているので、

それ以外の体操・呼吸法も参考にしてみてください。


寝る前に5分くらいでできる体操です。


クローバー更年期の体が元気に♪寝る前のびのび~


(1)左右のわきばらを軽くつまんでのびのび~っと伸ばす




両方わきばらをつまんでみて、
カタイ感じがしたり、痛いほうは
ほぐすようにつまんでのびのび~っと伸ばします。



骨盤の左右のバランスを調整するケアでもあり、
冷房で冷えた腰、骨盤の動きがよくなって
更年期の症状のケアにもなります。


お仕事中も、腰が気になったときはわき腹を
軽くつまんで伸ばしてみてみてください。


あまりつまめないのは、
それだけあなたの体がかたくなっていて
血流が悪く、排卵しづらくなっているサインです。


これをやってから、ほかののびのびをすると
疲れた腰を刺激して痛めるのを予防できるので一番最初にやります。


(2)両手を上に上げて、手足を上下にのびのび~っと伸ばすのを3回やる





わき腹がおもいきり伸びるように
手足をのびのび~っと
「気持ちいいなぁ」と感じる程度に伸ばしていきましょう。



わき腹を意識して伸ばしてあげると、
曲げて疲れた腰がほぐれ、

骨盤の動きがよくなり、
圧迫されやすかっ卵巣や子宮の血流がよくなって
元気になり、排卵もスムーズになりやすいです。


(3)片足を曲げて、曲げた足の裏を反対側の脚の付け根にもっていき、股関節まわりが伸びるのを感じる




写真の、〇の足の付け根の部分が伸びるように、足を曲げる位置を少し調整してみてもいいでしょう。

30秒くらいはのびのび~っと伸びる感じを味わいます。


終わったら反対側もやってみましょう。


これは生理のツボ「三陰交」がある
足首のストレッチにもなるので、

生理がちゃんとした周期でくるためのケアにもなります。


(4)手足を天上にむかって上げて、手足を同時にブラブラ~っとゆらす






そんなに大きくブラブラしなくてもいいです。

体の力があまり入らないようにやってみましょう。

疲れるまでブラブラしてみましょう。


疲れてだるくなった手足の血流がよくなり
寝つきがよくなります。


(5)うつぶせになって、足でお尻をトントン10回くらいたたく





これはのびのび~ではないですが、
昼間、冷房の冷えでかたくなったお尻まわりをほぐすと

お尻の近くにある自律神経の集まりの部分である
仙骨の血流がよくなり、
骨盤の動きもよくなりやすいです。



どれも寝ながらできてやってみると簡単ですよね?


5種類ありますが、(1)(3)(5)の3つくらいだけやるのでもかまいません。


股関節を伸ばすのと
お尻トントンがおすすめ
です。


寝る前にやると体の疲れがとれて
体が元気になるので、
女性ホルモンを出している卵巣も元気になり
生理痛や排卵痛の症状が楽になりやすいです。



続いて、女性ホルモンのはたらきがよくなるように、
自律神経のバランスを整えて
すっきりした気持ちになれるための
呼吸法についです。


ストレスと自律神経の関係に詳しい
テレビにも出ている順天堂大学の病院の
予約3年待ちの人気ドクター小林弘幸先生は


ストレスをためすぎない簡単な方法
深呼吸をすることだと話していました。


深呼吸をするだけなら、
目立たないようにやればいつでもどこでもできますよね。


おすすめの深呼吸の仕方は、モヤモヤを吐き出すイメージでやること。


クローバーモヤモヤすっきり深呼吸



(1)ストレスを感じた時、モヤモヤする感じのところに手をあてる

(2)手をあてたまま、モヤモヤを吐き出すイメージでおもいきり息を吐きだす



息を吐ききると、自然と息を吸えますので自然のまま息を吸ってOKです。


やってみると、意外と気持ちが落ち着きやすいです。

私もモヤモヤしたときはやるとスッキリします。


(3)3~5回くらい繰り返してみましょう。

寝る前にやると、モヤモヤを吐き出せる感じになり、
寝つきもよくなります。



あなたの生理の周期が長くなるよう、あなたの体のためにやってみてください。






めぐみ


いただいたメッセージは、ブログ記事ではほかの方とのシェアのためにほぼそのまま引用します。

お返事は命にかかわるような内容でない限り、順番にお返事していますので、「今日すぐに返事がほしい」とあっても、すぐにはお返事できないことをご了承ください。


どうしても心配なときはあなた自身が「すぐに」行動して病院に行ってくださいね