5月ももう終りですが、
 
この季節ならではの 好きな花があります。
 
それは、ツツジ。
 
 
 
 
 
 🌸🌸🌸🌸🌸🌸
バーッと一斉に群生している姿を見ると
、たとえ曇りでも
 
気持ちが晴れやかになるんですよね。ニコニコ
 
 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
梅の花が咲き、桜が咲き、ツツジが咲き……
 
梅や桜はわざわざ お花見と称して観に行く人もいますが、
 
ツツジを見に行かないのが不思議なくらいです。
 
 
 
 
 
それに、
子どもの頃は、よくツツジの蜜を吸っていた思い出もあります。
 
学校にあったので
よく蜜を吸っていました。🍯
 
あれって、本当に蜂蜜みたいに甘くて、美味しいのですよね。よだれ
 
まるで、
蜂になった気分だったのを
昨日のことのように 思い出します。
 
 
 
 
 
 
あ~懐かしいな~…
 
久々に、ツツジ食べてみようかな……
 
なんて思っていたら、とんでもない記事を発見してしまいました。。真顔
 
 
 





 
 ※参照が長いので、面倒な方は
🟢みどり色の引用部分を飛ばし読みしてください。
だいたい内容は把握できます。
 
 


 

 専門家「吸わない方がいいです」

 




 

■専門家「吸わない方がいいです」

 

公園や道端でよく見かけるツツジ=27日、兵庫県内

公園や道端でよく見かけるツツジ=27日、兵庫県内

 

 



 ツツジ・シャクナゲ研究者として知られる、新潟県立植物園(新潟市秋葉区)の園長、倉重祐二さんに電話で話を聞きました。

 ーーツツジの蜜を吸う子どもたちが「ツツジには毒がある」と注意されていました。

 「レンゲツツジの仲間は葉、花、蜜に毒があります。一般的に公園に咲くツツジとは種類が違います」

 

 

 

神戸新聞NEXT|連載・特集|話題|ツツジの甘い蜜、吸ったら毒? 専門家「吸わない方がいいです」

 

 

 

ど、毒??ポーン

 

いやいや…

 

 

もう数え切れないほど 

食べちゃったんだけど…

 

登下校、お昼休み、20分休み、体育時間に先生が目を離したすきに……

 

今さら言われても困ります!!!物申す

 

 

 

 

勝手に食べたんだろ…

 

そもそも、授業中に食うな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、詳しく見てみると、

 

どうやら 

ツツジのすべてが毒というわけではなく、

 

ツツジの種類による……ということらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 毒があるのは、レンゲツツジ。

 

 

 

 

 

で、その

まずい代表的なものが、レンゲツツジ というオレンジ色のツツジだそうです。🍊

 

 

 でも、こちらの専門家の方いわく 区別が難しいとのこと。

 ーーレンゲツツジと、毒のないツツジの見分け方は?

 「区別は難しいです。レンゲツツジには園芸用の品種もあり、(公園や住宅の庭など身近な場所に)植えていないとも限らないため注意が必要です。混じって咲いていることもあるので、ツツジの蜜は吸わない方がいいです」

 実際に2015(平成27)年5月、新潟県内で庭木のレンゲツツジを食べたことによる食中毒が発生しました。県では「観賞用の植物は決して食べることがないように注意しましょう」と呼び掛けています。

 ーー公園に咲くツツジも含めて、ツツジの蜜は吸わない方がいいんですね。

 「リスクがないわけではないので、ツツジの蜜は吸わない方がいいです」





■レンゲツツジの中毒症状とは

 厚生労働省のサイト内「自然毒のリスクプロファイル」によると、「ツツジ科の植物には毒をもつものが多く、蜜にも毒性成分があることがあり、注意が必要」とあり、中毒症状としては、嘔吐、下痢、けいれんが挙げられています。

 「特にレンゲツツジは、グラヤノトキシン類を含み、欧米では花の蜜を吸った児童や馬、羊などの家畜の中毒が報告されている」(厚生労働省 自然毒のリスクプロファイル)
 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 しゃくなげにも注意。

 

 

 

 

厚労省のページによると、おなじツツジ属であるシャクナゲにも注意が必要とのこと↓

 

高等植物:シャクナゲ類

シャクナゲ類

一般名 シャクナゲ類(ツツジ属の一グループ)
英名 Rhododendron spp.
分類 ツツジ目 Ericales、ツツジ科 Ericaceae、ツツジ属 Rhododendron
学名

Rhododendron spp.

生育地

北海道~九州

形態

高山帯にキバナシャクナゲ、亜高山帯にハクサンシャクナゲ、山地帯にツクシシャクナゲ、細葉シャクナゲなどがあり、地域的な変異種が多い。欧米からの園芸種はセイヨウシャクナゲと呼ぶ。葉は全縁で革質、光沢があり、互生する。花はロート状で5~7裂し、枝先に総状につく。

セイヨウシャクナゲの写真

セイヨウシャクナゲ

ハクサンシャクナゲの写真

ハクサンシャクナゲ

 

(写真提供:磯田進)

毒性成分 有毒成分グラヤノトキシン(ロドトキシン)類により中毒を引き起こすので注意。ハクサンシャクナゲの葉のお茶としての飲用による血圧低下の急性中毒例がある。セイヨウシャクナゲなどの園芸種も有毒なので注意。海外からのお土産の蜂蜜での中毒例がある。

化学式
grayanotoxin II

中毒症状 嘔吐、下痢、血圧低下、めまい、けいれん
発生事例

( 症例1 ) 2008年5月、北海道の一般家庭で知人から譲り受けたハクサンシャクナゲの葉を乾燥させて、自宅で煎じて冷却した煎液を500mL摂取、知人からは「血圧を下げる効果がある」との説明を受けていた。飲用30分後にクシャミ・鼻水等の症状が認められ、次第に手足が冷たくなって血圧が下がり、ショック症状を呈して入院した。

( 症例2 ) 2015年5月、自宅で採取したレンゲツツジの生花にドレッシングをかけ喫食し、1時間後に視覚異常、おう吐の症状を呈し入院した。

( 症例3 ) マレーシアから持ち帰った蜂蜜による視覚異常、呼吸困難、歩行困難などの症状で病院に搬送された例がある(2012年に専門誌に投稿された)。

患者数
(過去6年間)
 

発生件数 患者総数 摂食者総数
2015年 1件 1人 1人
2008年 1件 1人 1人
(2021年12月31日現在)  

直近10年間の有毒植物による食中毒発生状況は、こちらのページ
中毒対策 ツツジ科の植物には毒をもつものが多く、蜜にも毒性成分があることがあり、注意が必要。

諸外国での
状況

春の蜂蜜による中毒例が各地である。海外では、マッドハニー中毒(mad honey poisoning)と呼ばれている。トルコ黒海沿岸やネパール高山地帯で採取されたツツジ属植物由来の蜂蜜によるものが報告されている。

その他

シャクナゲはツツジ科ツツジ属の一グループ。他のツツジ類にも注意が必要。
特にレンゲツツジは同様にグラヤノトキシン(ロドトキシン)類を含み、欧米では花の蜜を吸った児童や馬、羊などの家畜の中毒が報告されている。
シャクナゲ(石楠花)の漢字については、中国で薬用植物とされるバラ科の Photinia serrulata  (オオカナメモチ)の中国名(石楠または石南)を間違えて充てたという説がある。

  作成:朝比奈はるか(お茶の水女子大学) (厚生労働省 一部加筆)

 

グラヤノトキシン……真顔

 

毒レベルで言うと、ただちに致命的になるものではなさそうですが、


体調や量によっては危ないですし、

 

とくに、子どもは体が小さいので 

注意してあげたほうが良さそうですね。

 

 

 

 

 

ちなみに、このグラヤノトキシン。

 

ツツジ系の花に含まれていることは、

分かりましたが

 

人間だけでなく、犬や猫など広く中毒になるようです。

 

 

 

ペットをお散歩する際には、気をつけてあげたいですね。

とくに、体の小さな小型犬など。

 

食べ過ぎると、けっこうやばそうです。

 

 

 

 

 

 

 

なんでも、

 

熊さんほど大きなからだでも、酩酊状態になってしまった事例もあるようです↓

 

 

 

 

 

 

くまさん、ツツジの蜜でハイになる


 

 

トルコでクマが「マッド・ハニー」を食べてハイに、ふらふらな状態で保護される

トルコでクマが「マッド・ハニー」を食べてハイに、ふらふらな状態で保護される

Twitter/T.C. Tarım ve Orman Bakanlığı

トルコで、若いクマが酩酊作用のある蜂蜜の一種を食べたらしく、ふらふらした状態で保護された。

 

「マッドハニー」を大量に摂取か?

 

このクマは8月11日に、トルコ北西部にあるDuzce県の田舎町をふらふらと歩いているところをレスキュー隊によって発見されたという。

 

クマはメスで、まだ若く、その後車の荷台に乗せられ、保護されたそうだ。

 

クマは、トルコ語で「デリバル(deli bal)」と呼ばれる「マッドハニー」を大量に摂取したと考えられている。

 

その蜜はシャクナゲ(またはツツジ)によって作られる物質からなり、これを多く食べてしまい、クマは「ハイ」になったと考えられるそうだ。

 

 

トルコでクマが「マッド・ハニー」を食べてハイに、ふらふらな状態で保護される – Switch News(スウィッチ・ニュース)

 

 

小熊ではありますが、

これだけ体の大きな動物もけっこう効いている様子ですね……驚き

 

マッドハニーは、

少しならリラックス効果があり、

トルコでは代替療法として

血圧の治療などに使われていた伝統があるそうです。

 

しかし、摂りすぎるとやはり毒なので、

小熊はもちろん人間も気をつけたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

コグマというと、

札幌の味噌ラーメンを思い出すな~…よだれ

 

 

まだ言ってるのかい…ちょっと不満

 ※前回参照

 

 

 

 

 

 

 

 

むすびに

 

 

 

 

くまさんも、酩酊状態になるほどの毒、

グラヤノトキシン を含むツツジ。

 

 

すべてのツツジに毒があるわけではないですが、

 レンゲツツジ、しゃくなげ等の 

ツツジ系の花には注意が

必要ということが分かりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

育てやすいらしく、景観もいいので、

街のアチラこちらで植えられていますが、

 

実は毒がある種類が ふつうに植えられていることもあるー なんて 

 

ちょっと、びっくりしましたね…

 

 

 

 

 

大人になるとそう、

 

そこら辺の草を口にする機会はありませんが

 

子どもは、食べちゃうことありますからね……

 

自分の子どもの頃は、8割くらいの子がツツジの蜜を食べていましたので

 

今回の記事を見てゾッとしました。  

 

けっこうヤバい学校だな…

そっちのほうがゾッとするわ…

 

 

 

 

 

 

 

でも、毒は使いよう。

 

マッドハニーも少量なら、鎮静作用があるし、

 

彼岸花やキシミ等は、その毒性を敢えて利用して

 

お墓や畑のまわりに植えて、虫などを寄せ付けないように植えたりするらしいですから

 

 

 

 

 

体にも、環境にも使いようによっては、

有用なものになる……と言うことですね。

 

 

ツツジの毒が危険であること、それと同時に

伝統的に治療にも使われていたこと。

 

何事にも良いこと悪いこと、両面があると

いいますが、毒は毒にもなるし、薬にもなる…という

良い例を教わりました。

 

 "美しい花には棘も毒もある"

 

気をつけて 楽しみたいですねウインク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

Amazon

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを調べたからか、

 

最近は道ばたに生えている草を

 

立ち止まってみることが多くなりました。

 

これ、なんだろう… と。

 

 

毒はあるのかな…

 

食べれるのかな… と。

 

 

知識が入ると、視点が変わって、

面白いですよねにっこり

 

 

ぜんぶ、良いも悪いも人が決めた価値観であって

すべて何かの意味があって存在しているのですよね。

 

 

そう考えると、草にも有り難みを感じ、

自然と道端の草にも ありがとう と言葉が出てきます。

 

 

 

まぁ、不審者には間違われますけどね 笑

 

 

 

 

 

 

そもそも、

街中立ち止まっていることすら 怪しいらしく

 

 なんだろう凝視と植物を見つめる自分を  

 

なんだろうと真顔見つめる人がいることに気が付きました 笑

 

 

 

 

 

 

桜とか、薔薇とかなら  まだ分かるけど…… 

 

雑草を見ているのが さらに不審者に拍車がかかるのでしょうね。

 

 

 

 

 

ん~…無駄な動きができない 

こんな世の中は POISONです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今宵は、POISONのアソートでお楽しみくださいませ