今日はエイプリルフール。
 
 
ウソをつくのも技術が要るもので、
ヘタな嘘は、相手を怒らせてしまいますよね。
 
つくほうのセンスが問われるところです。
 
 
 
 
 
なので、ウソをつくのではなく
 
”明らかに嘘と分かる冗談”まで
突き抜けたほうが
 
お互いに不快な思いをせずに
過ごせる線引きになるのでは ないかな~……
 
と 自分は思います。
 





軽いウソか、
冗談まで突き抜けるか……
の2択のような気がします。

中途ハンパだと、トラブルに発展しますからね……  …



何かあったのかい?(¬_¬)…
 
 え、いや…それは……

 
 
 
 
 
 
 
 
 
さ、さて、
そんなエイプリルフールですが💦

あっ、逃げたね…(¬_¬)





本日は、嘘みたいな 健康記事をご紹介させていただきます!
 
つまり、にわかに信じがたい本当のこと









それは、
糞便を移植すると病気が治る
というお話。
 






まぁ、、、
便と聞くと、触れてはいけない話で  
触れたくない話……
 
という認識が
世間では一般的だと思います。
 
 


 
ですが、昨今の医学界では
 
それを 触れるどころか、
 
体内に取り込むという 暴挙に出ている
というではないですか……
 
 
 

ん〜にわかに、、信じ難い。。

 




 でも、
その常識を覆すことこそが医学の進歩。

今日は大真面目に 便を語ります。
 



考えて 受け入れたものだけが、
生き残れる時代です。
 

それでは、いきます…


 



これからは、
便が薬になる時代?!
 
ガンを消し去るうんこの未知なる
 ミチミチ ポテンシャル!
 
さっそく、みていきましょうっ!
 




※お食事中の方、ごめんなさい……
でも、まじめな話です。
 
 
 
 
 


 
 

 うんちの半分は、細菌とその死骸




 

 
近年、免疫機能の約7割が腸にいることが
分ってきていますが、
 
 
記事によると、
”腸の中には「腸内細菌」と呼ばれる約1000種類の菌がいて、
その数は約100兆個から1000兆個”
もいるとされていて、
 
 
”重さにすると約1.5kg”
”うんちの半分は
この細菌たちとその死骸”
なんだそう。
 

腸内細菌が、その免疫機能を高めてくれるのは よく知られた話ですが、
うんちの半分を、細菌たちが占めていることは
知りませんでした……。
 
 

 
鼻水にも、
白血球の死骸が含まれていることを
聞いたときは
 
「そうだったのか、戦ってがんばってくたんだね……ありがとう。」
 
と思いましたが、これからは排便にも敬意を表したいと思います。
 
なんて言おう……
 
やっぱり、
ありがとう……かな。
 
 
 
公共の施設にあるトイレでは、口頭での表敬には気をつけましょう。
隣の個室から
「ありがとう…」と聞えると、ちょっと 怖いかも知れませんからね……。
 
 
 
 
 
 
そんな便ですが、
医学の世界では
この英雄たちを活用しようではないか! 
 という機運が高まっているそうで……
 
 
 



 

    便を移植したら       ガンが消えた…




 



近年では、ガン治療に他人の糞便を移植することも行うこともあるそうなんです……。




記事では、がん免疫療法に、

この糞便移植が応用されていると

書かれています。

 

 

 

ちなみに、がん免疫療法とは↓

    

”がんの免疫療法とは、自分の持つ免疫力でがん細胞を攻撃する方法”


”ですが、悪性度が高いがん患者の一部にはうまくいかないことがあります。”     とのこと。




確かに、免疫力が弱っていたりすると、

なかなか、

うまくいかないって聞きますよね……



しかし、

そんな患者さんへ糞便を移植すると

驚くべき効果が……

 

 

 

 

”そこで、免疫療法の効果があった患者からなかった患者へ

「うんちの移植」

を行ったところ、

移植を受けた患者の40%で免疫療法が効くようになり

最も効果があった患者では、

がんがほとんど消えていました。”

 

とのこと。

 




 





「俺たちがハマに帰ってきたからには、

悪の好きには、させないぜ。 」


えーっと、そのお色は…タカさん…ですかね。。


 


……






しかし、

40%の人に効くようになったり、がんがほとんど消えるって…かなりの成績ですよね。。

 

記事のタイトルを見たときは、 

嘘でしょ……と思ってしまいましたが、 
 

そんなに効くのであれば
やってみない手はないですよね。
 
 
 


 

 

 気をつけるべきことも

 



ただし、気をつけることもあるのだとか。
 
米国食品医薬品局(FDA)が出した警告では、
 
臨床試験で糞便移植をしたところ、
2人が多剤耐性菌に感染してしまった 
とのことです。
 
そして、そのうちの1人が死亡してしまった
と報告がされています。
 事前のスクリーニングが十分でなかったことが原因のようです。
 
 
治療に使用する抗菌薬に、
耐性をもった薬剤耐性菌。
 糞便移植でも問題となっていました。
 
 


 
この他にも、病気は治ったけれど、
太りやすくなってしまった……
という事例などもあるようです。
 

痩せ菌デブ菌……
という言葉をよく耳にしますが、
まさにその通りなんですね。
 


腸内細菌は、
病気や体質、果てには性格にまで影響する……
なんて話までありますので、
 

治療前の検査などは、
きちんとお願いしたいですね。
 
 
 
 

 

 糞便移植の今後

 



 
アメリカでは、糞便移植は
 
偽膜性腸炎に
とても優秀な成績をおさめているようですが、
 
まだまだ、未知の部分もあるので、
リスクの部分も考えなければなりません。
 
 
 
からだに入れるものは、
 
慎重に検討をかさねて、
検討することを検討する……
くらいの守りの判断でいいと思います。

 

病気を治すために、
新たな病になってしまったら、
元も子もないですからね……。
 

治療も予防も、
 メリットとデメリットを併せて、
きちんと考えたいですね。
 
 



 
 
ただ、この糞便移植は 
さまざまな疾患で
その治療効果が期待 されています。
 

 

糞便移植の対象疾患

1)クロストリジウム・ディフィシル感染症
 既存の抗菌薬治療(バンコマイシン、メトロニダゾール)においても2回以上再発を来した場合

2)クローン病・潰瘍性大腸炎
 既存治療(栄養療法、生物学的製剤含む薬物療法)で緩解に至らない、もしくは緩解維持が困難な場合

3)非特異性多発性小腸潰瘍

4)腸管ベーチェット病

5)慢性偽性腸閉塞症

6)小腸内細菌異常増殖症(SIBO)

7)薬剤抵抗性過敏性腸症候群

 

 

やはり、まだ未知の部分も多いことから、

既存の治療などを色々やったことなどが

条件として

挙げられていますが、


 

画期的な治療なので、

今後、みらいに向かって

良い方向に発展してくれることを

願いたいですね。

 

 



 

 

 

 

 


 

さいごに




 

医療は日進月歩といいますが、

まさかの治療がまさかのすごい効果を

もたらして いることに驚きました。

 


最初は、エイプリルフール記事なのかな~……

と思っていましたし、

 

いまだに半便……いや、半信半疑です。

 

 

ふだん、こんなに糞便と連呼することがないので、

どこかで 出てしまいそうで怖いです。。

便じゃなくて、言葉がね!

 

 


ちなみに💡

糞便はそのものを そのままではなく、

必要な成分を内視鏡でスコープを盲腸に入れるなどして、治療しているらしいですよ。

 

 

 

 正式名称は、

便微生物移植(MFT)

というらしいです。




ここでは、ごく一部をご紹介しましたが

色々な記事が出ているようなので

 ご興味があるかたは

調べてみてくださいね。

 

 

 

 

今日ご紹介したのは、主な”引用”はプレジデントオンラインさん でした。☝️

この他にも、  赤ちゃんがお母さんの産道を通って細菌をもらうお話など書いてあり興味深かったですよ。







元ネタはこの本らしいです↓




※ プレジデントオンラインの記事は、こちらを再編して記載したもの らしいです。


自分も、詳しく見てみたい…と思いました。

 

 




それにしても、

色々な治療があるのですね。
でも、やっぱり細菌が免疫や健康の鍵を握っていることは、間違いなそう……。




そう考えると、
紅麹問題や、味噌混入など
色々いわれていますが、
日本の健康の源である発酵食品
なくしては、いけないと思いました。



糞便移植は、まだハードルが高そうですが、
日々の食事から コツコツと、積み重ねることはできます。

がんが習慣の積み重ねなら、
健康も、毎日の積み重ね。


日々、腸内環境の細菌たちに
よいエサをあげて
健康になりましょう!















B'Z/Liar! Liar!


嘘はエイプリルフールだけに

して欲しいですよね。