今日、12月23日は 

A級戦犯の刑が執行された日です。

 



ときの総理大臣であった

東條英機をはじめとする、指導者層7人の刑が巣鴨プリズンにて、執行されました。

 



 

奇しくも、この日は上皇陛下(平成の天皇)

のお誕生日です。

 

 

 

 

 

 


戦争と言えば、8月15日の終戦記念日が頭に残りますが、


どうやら、12月23日も戦争を語る上では、

重要な日らしいのです。

 

 

 

 



 

 

 

良くも悪くも 日本が裁かれた裁判。

 

でも、その裁判は 本当に正しいの?  

という声が昔から 根強くあります。

 



知っておかなければ………と思い、

自分なりに調べて

書かせていただきました。

 

 

 

 

 

※ここでは、A級戦犯、それも一部にスポットを当ててみていきます。

B級、C級や横浜裁判などは記載していません。

単純化しているので、正確でない箇所もあります。

その他、間違いがございましたらご指摘いただけると

助かります。

 

 

 

 

 

 

 

東京裁判の とてもおおまかな経緯

 




日本は、ポツダム宣言(日本に対する降伏勧告)を受け入れました。

そこに、”悪いことした人は、裁判でさばきます” という条件があったので

戦後に、裁判が行われました。

 

 

 


 

それが、

東京裁判(極東国際軍事裁判)です。

 

 

この裁判は終戦後、

 

1946年4月29日に起訴されて、

1946年 5月3日に裁判が始まり、

1948年12月23日に死刑判決を受けていた

日本の指導者層の絞首刑が行われました。

 

 

 

 

 

 

文字だけを追うと、裁判とはそういう

ものだよね……と思うのですが、

 

実は、この裁判”おかしい” と色々な批判を受けています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしいと指摘される点

 



 





・勝った側が 裁いた

 



裁判とは、公平中立であるべきものであると思うのですが、

裁判官は、戦勝国が任命した人たちでした。

しかも、裁判長はゴリゴリの反日でした。。

豪州のウィリアム・ウェッブという人らしいのですが、当初は天皇陛下も処刑する

と考えていたそうです。

 

さらに、そこにソ連と中国も加わっていたので、それもおかしいとも

言われております。

 

 

ソ連は俺たち仲間だから戦わないよね! 

という約束をしていたのに……

それを破って、どさくさに紛れて

北方領土奪っていきましたからね……

 

 

 

 

 

 


 

・あとから法律作って裁いた(事後法)

 



事後法とは、過去の犯罪を、あとから法律を作ってさばくこと。

 

普通に考えたらダメって感じするのですが、、、

 

この裁判ではそれをやったとのことです。

 

「人道に対する罪」と「平和に対する罪」は、新しい犯罪規定だそうです。

 

 

 

これに関しては、大陸法と英米法ー成文法主義と判例法主義など

難しい話がでてきたので、ひとまずスルーします……

が、一般的な感覚ではおかしいと思いますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

・法の下の平等

 



ルールに基づいて、平等にさばくというのが大前提な気がするのですが、

 

日本はさばかれるのに、戦勝国側は不問にされていたりします。

 

裁判中でも、

 

日本に有利な証拠は却下されるし、

 

原爆について話していたら、同時通訳が切れて、それも記録されなかった……

 

など、あからさまに平等でない裁判であるとの批判もあります。

 

 

 

​​​​​​

 

 

 

 

偶然の一致?

 

上記に書いたとおり、多くの批判がされ、疑問点が多く残る裁判でありました。

 

 

そのことから、

この裁判は、復讐のための裁判だ との批判を受けることがあります。

 

 

 

しかし、

なにも知らない自分は最初、

 

裁判という厳かな言葉の響きから、

 

まさかそんなことをするわけない……

 

いくらなんでも……と思っていましたが、

 

ある説を聞いて 背筋が凍りました。

 

 

 

 

 

その説によると、

日本の重要な日と

その裁判の日程が重なっているというのです。

 

 

 


 

1946年4月29日に起訴

(昭和天皇誕生日)

1946年 5月3日に裁判が開始

 (憲法記念日 1947年制定)

1948年12月23日に刑執行 

(平成天皇誕生日)

 

 

 


 

一説によると、二度と逆らわないように、

誕生日に……

 

とも言われているようです。。

 

もちろん、公式な見解などは出ていませんので、陰謀論の域をでませんが、こういう日付が重なっているという事実はあるようです。

 

 

 

 

 

 

 

                        

 

さいごに

 


 

 

東京裁判は、自分たちが信じてきた国が、よくも悪くも断罪されたできごとでした。

 

にもかかわらず、自分は知らずにいました……。

 

裁判の中身はもちろん、そして、それを巡る論争も-。

 

 

 

 

 

毎年、クリスマスが来ると嬉しくなります。

 

1人でも、2人でも、大勢でも……

 

なにか、それらしいことをしようと 浮き足立ちます。

 

 そして、

いつも この日を素通りしていました。



 

 


 


 

 

 

 

知った時は、ああ、ご先祖さま、申し訳ない……と胸が苦しかったです。

 

正誤は置いても、命を賭して立ち向かってくれたわけですから

そういう事実さえ知らないのは……という思いでした。

 

 

 

 

 

クリスマスは、楽しんでいいと思うんです。

 

教徒のひとはもちろん、普通のひとだって。



もうクリスマスは、和製くりすます化していると思いますし。

 

 

 

 

 

 

 

ただ、今の自分がいるのは、ご先祖様のお陰だし、こういうことが あったことは、忘れてはならないと思いました。



そして、

世界で戦争が起こってる中、

日本も他人ではないし、今一度歴史を見つめ直す必要があると思いました。


 











 

  ”教科書は現代史をやる前に、時間切れ”

         

      そこが知りたいのに……