脱穀した稲・もみ米から、外側のもみ殻だけを取り除いたものが「玄米」です。
 
そして、「玄米」から、ぬか層や胚芽を取り除き、胚乳のみにした米が、一般的に食べる「白米」です。
 
ぬか層や胚芽には、ビタミンやオリザノール、総フェルラ酸、イノシトール、GABA、食物繊維などが多く含まれているため、実は、白米では、「稲」という植物が作り出した栄養素をほとんど取り入れることができない、ということになります。
 
オリザノールは自律神経の調整や血行促進の効果があり、フェルラ酸は強い抗酸化作用があります。
ビタミンEは活性酸素を除去し、血流を促進、カリウムは体内の余分な塩分を排出する働きがあります。
そのほかにも、GABAは脳ストレスの緩和作用、食物繊維は腸の蠕動運動を促進します。
 
体にいいことづくめの玄米ですが、農薬・化学肥料などがぬか層や胚芽に蓄積するため、玄米として食べるためには、有機栽培や無農薬栽培、特別栽培などの米を選ぶことがポイントとなります。
 
私がいま注目しているのは、まだほとんど世の中には出回っていませんが、胚芽部分が通常の米の3倍もの大きさがあり、玄米の持つ様々な栄養素がふんだんに含まれている「金のいぶき」という品種です。
 
ビタミンEは白米の25倍、オリザノールは15倍、イノシトールが5倍、食物繊維が8倍も含まれており、その健康への効果は白米とまったく比べ物になりません。
最初から、「玄米食専用品種」として、生産者も選び抜かれて栽培されているため、農薬の使用などもほとんど気にする必要がない、すばらしい玄米だと思います。
ただ難点は、生産量が少なく、普通のスーパーや米屋さんではほとんど手に入れることができないという点です。
 
私の場合は、定期購入で、さらに金のいぶきを発芽処理した「金のいぶき 発芽玄米」を買って食べていますが、味もとてもよく、また、浸水時間が長い、という玄米特有の課題もなく浸水する時間も白米と同じくらいなので、大変重宝しています。
その味や機能面で、一度食べたらもう白米には戻れない感じです。
 
金のいぶきについて、詳しく知りたい方は下記からご覧ください。
 
【金のいぶき公式ホームページ】
http://www.kin-ibuki.jp/concept.html
 

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口から入った食べ物は、体内で消化吸収されることで、速やかに熱エネルギーに変換されます。
「食べる」ということは、体の温めのために最も重要な要素のひとつです。
 
ご飯を食べた後に、体がぽかぽかしはじめた、などの経験は誰にでもあるのではないでしょうか。暖かい食べ物の熱を体が吸収することのほかに、体の中で熱エネルギーに変換された効果も生じます。
 
体温を上げる食べ方としては、「消化の良いものをよく噛んで食べる」という、ごく当たり前のことにつきます。
当たり前のことではありますが、実際には、なかなか実践できない人が多いのではないでしょうか。
 
よく噛むということ自体が、筋肉を動かし熱を生み出します。
消化の悪いものを食べると、消化するために血液が内臓に集中し、体が温まりにくいということはあまり知られていないことです。
 
また、最近「塩」は、高血圧やがんなどの生活習慣病の原因とされ、減塩が主流となっていますが、実は、体を効率よく温める効果があります。
 
天然塩には体に必要なミネラルが多く含まれているので、電気分解で人工的に生成されたNaClではなく、できるだけ天然の塩を、適度に、摂取するということが体の温めには効果的であることも知っておいて損はないと思います。
 
食材は、「体を温めるもの」と「冷やすもの」があります。
代表的なものを下にまとめましたので参考としてください。
 
体を温めるためのおすすめは、なんといっても「ショウガ」です。
ショウガのジンゲロンは血流をよくし内臓の働きを高めます。
体のあたたため効果のほかにも、殺菌作用や発汗、解熱・去痰、血圧を下げる、血中コレステロールを下げるなど多くの効能があります。
日常生活の中に効果的に取り入れましょう。
 
【体を温める食材】
雑穀、玄米、ニンニク、ショウガ、かぼちゃ、芋、玉ねぎ、ニラ、ゴボウ、ニンジン、大根、レンコン、トウガラシ、リンゴ、プルーン、ぶどう、赤身肉、紅茶、番茶、日本酒、赤ワインなど
 
【体を冷やす食材】
白米、小麦、大麦、なす、トマト、レタス、もやし、ホウレンソウ、白菜、ピーマン、えんどう、みかん、スイカ、ナシ、メロン、カニ、タコ、貝類、加工肉、緑茶、ビールなど
 
体の温めアプローチの手法としては、大きく分けて、「体の外から温める方法」と「体内から温める方法」の2種類があると思います。
 
「体の外から温める方法」は、外から主に熱を加える方法で、入浴や岩盤浴、湯たんぽや赤外線を活用したホットパック、温灸、高周波や超短波などが挙げられます。
 
「体内から温める方法」としては、運動や食事、超短波などが挙げられます。
 
なお、超短波療法については、1秒間に2700万回プラスとマイナスが入れ替わることで細胞を回転させ、その摩擦で熱を内部から発生させる方法のため、ここでは「体の外から温める方法」と「体内から温める方法」の両方に挙げています。
 
工夫次第では、手軽かつ効果的に体温を上げられるという観点で、まずは「体の外から温める方法」をいくつか紹介します。
 
「入浴」については、最も身近でかつ効果のある方法です。
他の方法はどちらかというと局所的に熱を加える方法となりますが、入浴は全身を温めることができるからです。
また、水圧により、全身に温まった血液が循環しやすくなるため、深部体温も上昇し、白血球のバランスもよくなります。
 
シャワー派と湯船派とで分けると、白血球数やリンパ球数に大幅な差があったという調査結果があるなど、入浴の方法が自律神経のバランス調整にも大きな効果があるといえそうです。
 
入浴の際に市販の入浴剤を入れるのももちろん効果的ですが、手軽さとその効果の大きさから、私は主に下記の2つの入浴方法を勧めています。
 
○粗塩入浴
天然粗塩には各種ミネラルも多く含まれているため、市販の天然粗塩を入浴時にひとつまみ入れて入浴します。
内部までポカポカ温まり、また冷めにくいという特徴があります。肌によっては乾燥しやすい場合もあるので、お風呂から上がる際にシャワーで流すようにしましょう。
 
○お手軽炭酸入浴
家庭にある重曹を大さじ2杯、クエン酸大さじ1杯を浴槽に入れると、手軽に炭酸入浴ができます。
炭酸ガス(二酸化炭素)が皮膚から体内に吸収されると、体はさらに酸素を吸収しようと毛細血管を広げます。その結果血管が広がり血流がよくなると効果があります。
また炭酸により、皮質や角質などのタンパクを浮かせて取り除くという効果も期待できます。
ここでいったん、これまでに行ってきた療法などを少し整理・紹介したいと思います。
 
【主に自律神経の調整】
○経絡刺激(鍼・電気などの活用)
○無血刺絡療法
○爪揉み療法
○腹式呼吸等の呼吸法
○ヨガ等の運動療法
○日光の重要性 など
 
 
【主に体温上昇】
○超短波療法・高周波療法
○びわ温灸療法
○ひまし油療法
○赤外線・育成光線活用
○VENEXウォーマー
○入浴療法 など
 
 
【主に活性酸素除去】
○負電荷療法
○水素療法
○高濃度ビタミンC療法 など
 
 
【食事療法等】
○発芽玄米
○霊芝・冬虫夏草
○ビワ種
○プロポリス
○漢方
○ハーブ
○各種乳酸菌  など
 
【医療での治療】
○手術治療
○抗がん剤治療
○抗生物質・抗炎症剤
○点滴治療
 
思いつくまま並べてみましたが、かなりの数になっていますね。
すべて行うことは難しいことですが、特にがんについては、「これだけやっていればもう大丈夫」と言いきれるような健康法・治療法はない現状にあります。
 
次回から、その具体的な方法と実際の効果、そしてデメリットなども少しずつ紹介したいと思います。
 
抗がん剤については、最近、その効果や害について、取り上げられることが多くなっています。
医療機関では、基本的に、がんと診断した場合は、その部位や進度によって、手術、放射線、抗がん剤のうちから治療を進めることになります。
逆に言えば、現在の医療では、それしか選択肢がないということにもなります。
 
父の場合も、抗がん剤を断ると緊急の場合などにその医療機関に診察してもらえないのではないか、という思いから抗がん剤治療を選択しました。
 
抗がん剤の体に及ぼす害については様々なメディアで報じられていますので省略しますが、簡単に言うと、がん細胞だけを弱らせる抗がん剤はなく、全身の正常細胞も大きく弱らせてしまう、ということです。
 
脱毛や食欲不振などが抗がん剤の副作用として知られていますが、それは正常細胞が弱った結果として現れたもので、抗がん剤治療により全身の正常細胞が弱ることで、実はそのほかにも、白血球数の減少、免疫力の著しい低下、活性酸素による炎症などが生じ、感染症の重症化などのリスクが非常に高くなる危険性があります。特に解毒・排泄能力が落ちている方の場合は注意が必要と思います。
 
そのため、抗がん剤治療を選択した場合は、その弊害への対策としてフォーカスすべきポイントとして、「免疫力の維持」「活性酸素低減」「食欲の維持」を挙げたいと思います。
 
予想どおり、抗がん剤治療後に、食欲の著しい低下、味覚障害、白血球の大幅な減少や頻繁な発熱などがあったため、父の場合は、高濃度ビタミンC点滴療法と電気療法(負電荷療法、超短波療法)、自律神経調整療法などを併用しました。
 
その結果、相乗効果もあってか、食欲は増進し体重も増加、白血球数も正常化するなどかなりの効果があったと思います。
 
抗がん剤治療を考えておられる方については、抗がん剤によるリスクを十分考慮に入れながら、少しでも正常細胞を維持する方法も併せて実践するということも必要なのではないかと思います。
 
医療機関における現在のがん治療の基本は、皆様もよくご存じのとおり、「手術などの外科療法」「放射線療法」「抗がん剤治療等の化学療法」のいわゆる3大療法となっています。
 
私の父もがんを発病してから、放射線治療は行いませんでしたが、1回目のがんで手術、2回目のがんで抗がん剤治療を行いました。
 
特に初期の場合は、がんを手術で摘出することで、「治った」と誤解してしまう方が多いかと思いますが、それは大きなまちがいだと思います。
 
端的に言えば、がんは、「慢性病が生み出す最終的な病」と言えるのでないかと思います。
発生部位を摘出したからと言って、がんが生まれやすくなっている全体の状態そのものが良い方向に向かうとは限りません。手術はあくまでも対症療法のひとつと考えることが必要です。
 
さらに、手術により、必要な器官を切除してしまうことによる弊害、通常は外気に触れない内臓等の器官を長時間外気にさらすリスク、手術による炎症リスクなどにより、体力の著しい低下や免疫力の低下、術後のQOLの低下のリスクがあることも考えなければいけません。
 
がんの部位を取り去っただけでは、そもそものがんを生み出しやすくなっている身体の状況が好転したわけではないので、体力や免疫力が低下した状況下では、別の部位でもがんが一気に発生・進行する可能性もあるということを認識しておく必要があると思います。
 
もちろん緊急性がある場合など、外科療法は大きな効果があり、否定するわけでは決してありません、
 
手術によるリスクや、がんを生み出す自分の体の状況についての認識を患者自身も持つことで、術後の生活で気を付けるべきポイントや行うべき取組を明確にしておく、ということが、転移や再発を防ぐうえでも重要ではないかと思います。
「体を温めるということ」、「体温を36.5度程度に保つということ」は、健康状態の向上・維持のために重要なポイントとなります。
 
それは、自律神経のバランス調整だけではなく、酵素の活性、免疫機能とも密接に関係しています。
 
体温が低いと、体内の消化酵素や代謝酵素の働きが弱まるほか、低体温の状態では汗などの排泄ができにくいことから老廃物の排泄機能も低下します。
 
全身の冷えにより血流も悪化し循環が悪くなるため、末端までの血液の供給が滞ります。つまり、白血球や赤血球も十分にいきわたらない状態が続くということです。
白血球は免疫機能を、赤血球は酸素の運搬機能を担っているため、その供給が不十分になると全身に様々な障害が生じます。
 
交感神経が優位の時は血管が収縮、血流は低下し、副交感神経が優位の時は血管が拡張、血流は増加しますので、体温の状態と自律神経のバランスの状態とは密接な関係があるといえそうです。
 
体温が1度下がると免疫能力は3割以上も低下するという説もあり、また、がん細胞は嫌気性で35度程度の低体温で活発に増加するという説もあります。
 
さらに、末梢の血流が滞ることで血栓が生じ、壊死により脳梗塞や心筋梗塞が発生、そのリスクは体温が1.5度下がると2~3倍にも増加すると言われています。
 
このように低体温の状態は様々な疾患リスクが非常に大きくなり、体温を高めに保つことが健康状態の向上のキーワードになりそうです。
 
次回からは、体の温めに有効な方法をいくつか紹介していきます。
 
 
自律神経はストレスと大きな関わりがあると言われています。
 
ストレスが強い場合は交感神経が優位となり、リラックスしているときは副交感神経が優位になると言われています。
 
ストレスが多い生活を長く送ると、アドレナリン分泌と活性酸素が過剰となり、胃潰瘍や潰瘍性大腸炎、十二指腸潰瘍、口内炎など、炎症を起因とする病気になりやすく、また、その症状は治りにくい、とも言われています。
 
そういった状況を予防するためには、ストレスを自分でコントロールすることが重要になりますが、それは実際にはなかなか容易なことではありません。
 
ストレスをなくすためには、ストレスの原因となっている状況を解消する必要があるからです。
それは仕事であったり、人間関係であったり、家庭環境であったり、人によって様々です。
 
そのため、私は、
「ストレスが病気を発生・重症化させること」
を自分で認識すること、がとても重要なことだと思っています。
 
参考までに、私は、なんらかのストレスを感じた場合には、「いけないいけない、こんな小さいことで自分にストレスを与えることがばからしい。自分の健康を犠牲にするほど重要なことではないよ」と自分に言い聞かせています。
「白血球数」は血液検査でよく目にする項目で、基準値(正常値)は、3,500~9,000/μLとされています。白血球数検査データをよく見ると、実に興味深いことが分かります。

例えば、一時的に、白血球数がいつもの数値よりも多くなっていて発熱もある場合は、細菌の侵入等により体の中の顆粒球が増加し、活性酸素を使って体内の細菌を攻撃している状態となっており、その影響で体内のどこかに炎症が発生している可能性があると概ね判断できます。

その場合でも、「免疫機能」という観点からは、細菌に対する防御機能は概ね正常に機能している、と判断できるともいえそうです。

「白血球分画」は、白血球の中の顆粒球、リンパ球、単球の比率を示すもので、その割合から、自律神経のバランスの状態や注意すべき病気の傾向なども分かる、と言われています。

特に注目すべきはリンパ球の比率・数で、リンパ球比率は概ね35%以上が最も病気にかかりにくいとされています。

「白血球数×リンパ球比率」で、リンパ球数が算出できますが、その数が多いか少ないかによって、なりやすい病気の傾向のほか、現在のストレスの状態、疲労度なども自分で認識することができます。そういった検査値を自分の健康管理に上手に活用することにより、考え方や生活の見直しなどで病気を未然に防ぐこともできるのです。
「自律神経」には内臓機能の調節など様々な役割がありますが、そのうちの重要な役割として、「免疫機能の調整」が挙げられます。
 
交感神経が優位のときは顆粒球が活性化し、副交感神経が優位のときはリンパ球が活性化するといわれています。
 
顆粒球とリンパ球は、共に白血球を構成する細胞で、細菌やウイルス、ガン細胞などから体を防御する役割を担いますが、交感神経優位に偏ると顆粒球が活性化し逆にリンパ球は不活性化→「炎症や熱を発生させる」とされ、
副交感神経優位に偏るとリンパ球が活性化し逆に顆粒球が不活性化→「アレルギーなどを発生させる」といわれています。
 
また、顆粒球が活性化しすぎると細菌のみならず自らの細胞をも攻撃し始めることがあるといわれています。

ガン細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)などもリンパ球に属しており、正常な場合はガン細胞が発生してもNK細胞などがその都度防御しますが、ストレスなどにより交感神経が過剰に優位となった場合が長く続くと、NK細胞がうまく働かずガン細胞が増殖していくという説もあります。
 
つまり、ポイントとしては、意図的に、「交感神経と副交感神経の働きが相互にうまくバランスをとっている状態とすること」となります。