以前、テレビ朝日の木曜日、玉川徹のそもそも総研で放送された
「光免疫療法」が気になっていました。
アメリカでの臨床だったので、日本では「まだまだ先のこと」と思っていました。
しかし、日本でも、臨床がスタートした模様。
元気な老後を送る為には、「ガン対策」は重要な要因です。
そこで、関心の高いこのについて、記述します。
iPS細胞から食品分野まで広がる応用の可能性
――小林先生が来日して医師向けセミナーを開いた時は、会場からの質問が引きも切らなかったと聞きました。
土井 国立がん研究センター東病院 先端医療科長(副院長[研究担当]
小林先生の医師向けセミナーでは、終わりの時間が来ても
先生が帰れなくなるほど質問が殺到しました。
私自身、最初この治療法を知った時は、そんなことが本当にあり得るのだろうか
と思ってしまいましたが、結果を見ると、臨床的なインパクトはかなり強いものを感じました。
医師は日々の臨床の中で、
「ここをここう解決したらもっといい治療法や薬になるのになぁ」と
潜在的に思っていることがいろいろあります。
セミナーを聞いて、皆さんの頭の中に
そういったアイデアがあれこれと浮かんで来たのだと思います。
それほど小林先生の「がん光免疫療法に関する研究」は興味深いものです。
例えば京都大学の山中伸弥先生が開発したiPS細胞も、
「長生きする万能細胞ができました」と聞いても、ほとんどの人は何も思いつきません。
しかし、治療する立場から見ると、
「臓器を取った後にiPS細胞で新しい臓器ができたらいいな」とか、
「糖尿病でもインスリンを作るiPS細胞を皮下に移植できたらいいな」とか、
いろいろアイデアが浮かびます。
iPS細胞は分化する過程で、1部ががん細胞になるリスクが危惧されています。
これは取り除かなくてはいけませんが、
光免疫療法を応用して適切な抗体をiPS細胞に暴露させ、
光を当ててがん化した細胞だけを選択的に殺すことにも使えます。
食品分野でも、感染や遺伝子改変されている可能性が
ある物とそうでない物を見分けるのに、この方法が使えるかもしれません。
光免疫療法は今までの技術とは全く違う世界に広がる可能性があると思っています。
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