長胸神経麻痺 | きうち健康カイロ院のブログ

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長胸神経(ちょうきょうしんけい)は頚椎の5~7番(首のつけ根に近い所の骨)から出て、鎖骨(さこつ)周辺~前鋸筋(ぜんきょきん、肋骨の外側の筋肉)を支配する神経です。
前鋸筋は肋骨(ろっこつ)と肩甲骨に付着していて、肩甲骨を体幹に引き寄せて安定させる働きがあります。
リュックサック等を背負っていると、この長胸神経がリュックサック等の紐で圧迫されて、長胸神経麻痺(ちょうきょうしんけいまひ)になる事があります。
ハイキング等に行く場合、重たいリュックサック等を長時間背負っていると、長胸神経麻痺が起こりやすくなるので気を付けて下さい。
長胸神経麻痺が起こると、肩甲骨が浮いて見える翼状肩甲の症状が現れたり、腋窩神経麻痺を伴うと腕を完全に上げる事が出来なくなります。
個人差はありますが、局部を安静にしていれば1~2ヶ月で症状は回復します。
長胸神経麻痺の予防には肩周囲の筋肉の強化が有効です。