こんにちは。
健康オタク兼、現役理学療法士の松本です
座っている時についつい足を組んでしまうこと、ありませんか
座るときについつい足を組んでしまうのは
身体を安定させているから
だそうです。
椅子から足を下ろして座っている場合は、左右非対称の身体を足を組むことで解消して安定を得ようとしているみたいです。
カッコ良く見せたいとの思いもあるかもしれませんが、解剖学的にはこれが足を組みたくなる原因
原因の次は問題
足を組むことで引き起こされる2つの問題が
・体の歪み
・足のむくみ
です。
体の歪みに関してはよく言われている事ですが、
足を組む→骨盤が傾く→姿勢が崩れ体が歪む
となるので、基本的にはオススメしません
骨盤の歪みによって
太ももが張ったり、お尻が垂れてきたり、肩こりや腰痛をもたらすことにもなるからです
また、足を組むことでリンパの流れも悪くなり、足がむくみやすく太く見えるようになってしまいます
見た目の問題だけで済めばまだマシですが、最悪のケースでは静脈瘤が出来る、なんて事も…
中にはどうしても足を組みたいという方もいるでしょうが、そんな方は
長時間同じ側だけで足を組むのはやめて、左右交互に組む方がいいでしょう
ただでさえ人間は非対称な生き物です。見た目は対象的に見えても、必ずどちらかに傾きは生じています。
ちなみに、野球をやっている子供に腰痛が多い理由のひとつが体の歪みです。
右バッターなら右ばかりで素振りをしがちですが、そうすると左右の筋バランスが崩れたり柔軟性が低下してしまうので、素振りをするのは左右同じ回数で振るのがいいです。
同じ回数とまではいかなくても、反対でも素振りをする習慣は身につけたほうがいいかもしれません