2021年超個人的新作映画(+ドラマ)アワード | げそメモ

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毎年恒例2021年新作映画アワードです

 

劇場 41本

配信 104本

合計 145本でした

 

そんなに多くならない予定が下半期にMCUイッキ見で追いつこうとしたブーストで20本以上の加算

結局例年通りといった感じです

 

MCU見てなかったところで別の作品を見てこれくらいになっていそうだけれども…

しかし、21年はドラマやアニメも比較的多く見たので総計で見ると映像作品を見た時間はかなり多そうでした

 

今回からドラマも記します

コンテンツは別記事の予定

各作品に関しての感想はかなりYou Tube Liveで話したので書かない予定です

 

まずは映画ベスト10

 

 

10. 「孤狼の血 LEVEL2」 (白石和彌監督)

9. 「サマーフィルムにのって」 (松本壮史監督)

8. 「街の上で」 (今泉力哉監督)

7. 「ひらいて」 (首藤凛監督)

6. 「シン・エヴァンゲリオン劇場版」 (庵野秀明監督)

5. 「アナザーラウンド」 (トマス・ウィンターベア監督)

4. 「彼女の好きなものは」 (草野翔吾監督)

3. 「愛を語るときにイケダの語ること」 (池田英彦監督)

2. 「プロミシング・ヤング・ウーマン」 (エメラルド・フェンネル監督)

1. 「花束みたいな恋をした」 (土井裕泰監督)

 

 

「孤狼の血 LEVEL2」

前作「孤狼の血」も大好きだったのだが、主演を引き継いでいる日岡こと松坂桃李が相変わらず良かった

そこで対峙するラスボス・鈴木亮平が過去最高の悪役だった

 

「サマーフィルムにのって」

伊藤万理華が好きなんです!

眩しいほどの青春をストレートに受け止めて幸せな気持ちになれるようになって来た

ラストの表現は映画っぽくて、ゾーンに入ってる感じをうまく表現していて好きでした

 

「街の上で」

今泉力哉監督は作品を撮るごとに磨きがかかって行っているので毎回楽しみ

何も起きない日常的な話がとにかく面白いし笑える

何も起きない日常だけど、よく見たら何か起きている状態の連続なんだと思う

下北沢がまた神格化されてしまった(下北映画祭の企画作品だから仕方ないのだけども)

 

「ひらいて」

今年は「山田杏奈」という役者を知れたことが一番大きい収穫

スクールカーストトップにいた女の子がだんだんと堕ちていく姿を見事に演じていた

どのシーンも表情や佇まいが最高だった

 

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」

高校生ぐらいのころにアニメ+劇場版を見て、序破Qを劇場でリアルタイムみ追っかけて、ついに終わった

大風呂敷が広がりすぎた作品を見事にまとめて決着を着けたのが本当に凄いと思う

あと、宇多田ヒカル好きとしてエンディングのBeautiful World (Da capo version)が最高だった

 

「アナザーラウンド」

弱いけどお酒飲むのが好きなんです

ホモソーシャルな面もあって好き嫌い分かれるとは思うけど、自分に近い友人関係を感じたりして嫌いになれなかった

お酒に飲まれてしまう人も居たけれど、酩酊状態のおかげで知れたこともあった

お酒に頼るなと言われたらそれまでだが、お酒は好きなんです

 

「彼女の好きなものは」

これもまた山田杏奈が最高、「ひらいて」とはまた違った最高

まだ高校生くらいの子がLGBTQに理解や配慮が出来ないのは仕方ないじゃない(それは改善されるべきだけど)

大人になって後悔した発言って自分にもあるし、それがこの作品内では救いがあったからとても良かった

ラストは見方によってはサムい演出に見えてしまうが、思い返したときにあの飛躍は映画っぽくて嫌いじゃなかったと思えたから多分好きなんだと思う

 

「愛を語るときにイケダの語ること」

自分にもこんな友人との関係性があって、でもそれを映像に残しているってのが凄かった

身近で当たり前過ぎて映像に残そうなんて思ったことがなかった

そんな映像が好きな佐々木誠監督によってまとめられていたというのがベストマッチだった

21年も一生忘れないであろう映画に出会えた事が嬉しい

 

「プロミシング・ヤング・ウーマン」

結構重い話題なのにこんなにもポップで楽しく表現できるのか、と映画として凄い完成度だったと思う

内容を考えると重くて辛くて難しいのに映画として面白かった

 

「花束みたいな恋をした」

今年患者を多数出した映画に見事にやられました

この映画を絡めた自分語りをしたくなって仕方がない映画

斜に構えて見なかった勢は1回見てみてからお話しましょう

 

 

次点

 

「子供はわかってあげない」

上白石萌歌の会話の間の取り方が結構ツボだった

コメディドラマもいけると思う

「ドント・ルック・アップ」

好きなタイプのブラックコメディ

出来も素晴らしく好きだったのだが、自宅での視聴環境(タイミング)が悪く、劇場まで行けばよかったと後悔…

「オクトパスの神秘:海の賢者は語る」

配信のときに信じてくれなかったが、本当にタコが女性的な動きに見えたし、コミュニケーションが取れていた

全編通してなかなか見れる映像じゃないと思う

「シャン・チー テン・リングスの伝説」

MCUを2ヶ月でイッキ見、配信で見たのでランキングからは除外

しかし、MCUシリーズの中でもかなり面白い作品だった

超大作カンフー映画+MCUの世界観なんて面白くないわけ無いじゃん

オークワフィナ好き

 

 

続いてドラマ編

 

これに関しては新作関係なく、21年に見た括りにしています

 

5. 「マンダロリアン」

4. 「コントが始まる」

3. 「マーベラス・ミセス・メイゼル」

2. 「お耳に合いましたら。」

1. 「大豆田とわ子と三人の元夫」

 

 

「マンダロリアン」

スター・ウォーズの大ファンって訳ではないのだけれども、1話から引き込まれてとにかく楽しかった

ベビーヨーダ可愛すぎ

 

「コントが始まる」

1話で見てもコント→元ネタになったであろう日常、全話通しで見ても芸人として生きようとした人の話

として構成が面白かった

菅田将暉の主役力と仲野大賀と神木隆之介の主役も張れる人の脇役力によってかなり引き上げられていたと思う

 

「マーベラス・ミセス・メイゼル」

女性が速いテンポで喋る会話劇はもともと好きで、そこにバチンとハマってきた

多分訳し切れていない部分があるだろうし、自分でも聞き取りきれない部分があったのが悔しいところ

 

「お耳に合いましたら。」

伊藤万理華が好きなんです!!

ポッドキャスト等の音声メディア好きも重なって本当に毎週楽しみだった

エンディングのダンスも最高、とにかく好き

 

「大豆田とわ子と三人の元夫」

独特な会話とテンポ

これもツボに入ったとしか言いようがない

映画1位と合わせて坂元裕二作品が好きなんだと知れた年だった

マンブルコア映画っぽさもあってとにかく好きだった

 

 

次点

 

「セックスエデュケーション S3」

「ワンダヴィジョン」

「シェフは名探偵」

「今ここにある危機と僕の好感度について」

「岸辺露伴は動かない」

「生きるとか死ぬとか父親とか」

 

 

 

2021年は「TENET」みたいな自分に予告された場外ホームラン作品が無かったのだが、それでも好きな作品がたくさんありました

ここ数年は特に中規模くらいの邦画がとにかく面白かった印象

山田杏奈を始め、中田青渚、石川瑠華、など素晴らしい若手俳優を知ることが出来た

邦ドラあまり見ない…と言っていたのは嘘になってしまうほど意外とちゃんと見ている気がしました

 

 

思ったよりも長くなってしまいました

つかれた