今日は昔話をしたいと思います。 | けんけんさんのインチキ体験談。

けんけんさんのインチキ体験談。

※ここに綴られているのは全て個人の感想です。

むかーしむかしあるところに小さな村がありました。
人がだんだんいなくなってっちゃって、
「なんとかして人を集めたい」
そこで村人たちは考えました。

「そうだ!ラーメンを名産品にしよう!」

試行錯誤を重ねた結果、そのラーメンは大変評判となりました。
町おこしになりました。
時が経てば経つほど評判が広まりました。

でも、小さな村です。
あまり量は作れません。
スープの量にも限界があります。

「スープが売り切れたらおしまいです」

それでも食べたい人が後を絶ちません。
人が人を呼ぶことになりました。
すると残念ながら、もう村で受け入れられるキャパを超えてしまいました。
どうしようかどうしようか。
いろんな意見が出ましたが、その村人たちが出した結論は
「食べに来た人たちがみんなでくじ引きにすればいいんだっ!おまけに値上げもしちゃうよ☆」
もちろん村人の中には反対意見もありました。
それでもそういう結論となってしまいました。

それでも食べたい人はいるでしょう。
そこで食べたラーメンにはいい思い出ばかりが残っています。
そのラーメンを食べなければ知り合わなかった仲間もたくさんいます。
できればそこのラーメンは毎年食べに行きたいと思っています。
でも、抽選に当たらなかったら違うラーメンでもいいのかな?
うどんでもいいのかな?
いやいや丼モノもいいよね?

そんな気分になったりするのです。