東三方ヶ森をナメたらあかん(R04.05.08)
東三方ヶ森は東温市と今治市境にある標高1232.8mの高縄山系の山で、私にとって初めての挑戦となる。あまりなじみのない山だが一度は行っておきたいとの思いで仲間4人で歩いてきました。縦走になるためあらかじめ関屋林道入り口に1台車を配車し、もう1台の車で登山口のある阿歌古渓谷に向かう。
林道は落石、崩壊等で深く入れないため、本日歩いた距離は林道歩きが長くなる。登山道は急坂で狭く危険個所も多く予想以上に体力を奪われる。標高でいえば、普段よく登る皿ヶ嶺と同程度の山であるが、滑る心配がある雨の後などを避け、心して登らないと事故につながる。
今回は、急傾斜の長い下り坂で足が攣りフラフラになり下山したが、新緑の美しい時期に四国百名山の一つを踏破できたことで大満足である。
本日の歩いたコース(赤線9,123m)・・地理院地図のツールで計測しました。
最初の渡渉地点に車を置き、林道歩きを開始 9:00
新緑が眩しい
林道終点からいきなり厳しい道となる
テープを頼りに進む
左岸を歩く
以前は、国有林の標識のところで右岸へ渡渉していたようだが、現在は.左岸をそのまま登っていく。
中州から登山道入り口に向かう。竹藪が目印である。
入口の標識があり道は間違いない。 10:20
消えかかっているが東三方ヶ森とある。
少し登ったところにも、保安林標識に登山道の表示が取り付けられている
1,014mのピークまで来た。11:20
アップダウンを繰り返しながら高度を上げていく
シャクナゲ尾根にはたくさんのシャクナゲの木があるが、花付きが悪い。
これはたまたま花がついていた。
時期的には丁度いいようだ
1202mのピークで昼食を済ませる。 12:04~12:30
このピークから南東に伸びる稜線が、東温市と西条市の境界になる。
主稜線に出るまで険しいアップダウンが幾つもある。
木々の間から新緑の東三方ヶ森を見ることが出来る。
四つん這いになり登っては下り、下っては登る。
主稜線の三叉路に出た。北方向に歩くと約50mで東三方ヶ森山頂だ。
山頂で記念写真
山頂
山頂から主稜線三叉路まで引き返し、なおも主稜線を東に約50m行くと、関屋林道に降りる標識がある。
シャクナゲの木はたくさん見かけるが花がついていない。
新緑は心休まる
ここでついに来た・・足攣り(芍薬甘草湯68で回復)
標高1038m三角点 14:20
手入れの行き届いた植林地帯・・・ここは、稜線から右のトラバース道を降りた)
登山道の勾配が大きくなり足に負担がかかる。
何とか登山口に降りてきた。 15:36
登山道入り口付近・・ここから関屋林道を約2200m歩く
気象庁の雨量観測設備
林道入り口まで帰りました。
阿歌古渓谷に置いた車を取りに・・コーヒーでお疲れ様
厳しい昇り降りで足が大変でしたが、何とか念願の山を登りきることが出来てよかった~~。
たくさんのシャクナゲの木は、裏年で残念でしたが、新緑は美しかった。
このコースは、急坂で道幅も狭く危険個所も沢山あります。雨が降った後などは滑る恐れがあるので非常に危険です。標高は決して高くありませんが、東三方ヶ森をナメたらあかんと悟った山行でした。
◎本日の歩いた距離と時間
渡渉地点からの距離 時間
最初の渡渉地点 0m 9:00
林道終点 2,100m 9:45
国有林標識 2,453m 9:59(渡渉せず左岸を行く)
登山道入り口 2,613m 10:20(竹藪に標識あり)
1014mのピーク 3,523m 11:20
1202mのピーク 4,218m 12::04
(昼食)
出発 12:35
東三方ヶ森山頂 4,633m 13::15
出発 13:31
主稜線からの分岐 4,738m 13:36
1038m三角点 5,918m 14:20
登山道入り口 6,933m 15:36
関屋林道入り口 9,123m 16:25
内林道歩き.4,803m)