大滝山登山は後味悪し(R03.12.12)

 

山の会の今年度最後の登山は徳島の大滝山だ。

今日は、香川県側の大滝山県民いこいの森キャンプ場をスタートする。すぐのところにある苫尾口からの登山道はいきなりの急坂であるが約1時間で苫尾峠に着く。ここからはフカフカの落ち葉の縦走路をアップダウンを繰り返しながら歩く。広葉樹林帯を歩くこの感覚がたまらなく気持ち良い。

縦走路のピークである城ヶ丸(大滝山)で昼食を済ませる。ここまでの山歩きは最高。

 

ところがここから大瀧寺に向かう遊歩道は「私有地のため通行禁止」の香川県が設置した標識が立っている。一方大瀧寺が設置した標識には「歩道以外は立ち入らぬこと」とある。土地の所有者が歩道の歩行を禁止していないから、西照神社と大瀧寺をお参りして帰ることとした。

信心深いメンバーの一人が納経帳に記帳をお願いした際に、リュックサックを背負った格好を見て登山道を歩いてきたのかと女性(住職?)に咎められることとなった。広く人を受け入れる気持ちこそ仏の道ではないのか?合点がいかぬ。

登山者が通行して困るなら、寺自身が通行止めをはっきり表示し、バリケードをすればいいのだ。それを押してまで立ち入る者は居ないだろう。

香川県と寺の間で何かトラブルがあったのか? 利用者が迷ったり、不快な思いをすることの無いよう行政と寺がきちんと話をつけて、歩道(登山道)の通行問題を早く解決して欲しいものだ。このまま放置をすることは罪だ。

 

赤いルートが本日歩いたコースです。 総歩行距距離:約7.7km

愛媛出発6:00

途中高松道で朝焼けを見ることができた。いい天気になりそう。

キャンプ場で出発準備 8:36

これからキャンプ場の向こうに見える山を登ることになる。険しそうです。

200mほど歩けば登山口(苫尾口)に着く

登山口からいきなりの急坂になる。 8:53

 

 

中復線歩道は危険個所が多く現在通行禁止になっている。うどんが食べたくなるような地名です。

黙々と登る。

苫尾峠まで来た。 9:57

ここからは稜線歩きになる

 

落ち葉でフカフカの道は膝にやさしく歩きやすい

三本松 10:26

 

アップダウンを繰り返す

大生峠まで来た。帰りはここから右下に降りることになるが、なお、大滝山山頂を目指す。10:55

城ヶ丸943.3m(大滝山の併記もある)

城ヶ丸には東屋がある  11:19

ベンチやテーブルもありここで昼食です

山頂で記念写真

山頂の一角には、香川県の通行禁止標識があるが・・・

土地所有者の大瀧寺の標識はこのようにある。歩道は通れるようである。

歩道の境にはロープが張られています。歩道以外は立ち入りません。

歩道は参道になっているのでしょうか?石仏が歩道に沿って置かれています。

大瀧寺に向かいます。

ブナの大木の中を行く。聖域にふさわしい雰囲気が漂う。

大滝山山頂(946m)本日の最高峰です。人があまり立ち入ってなく荒れた感じです。

西照神社にお参り

鳥居をくぐって下の大瀧寺に向かいます

大瀧寺にもお参り  12:30

後はキャンプ場に向かって下山します。

キャンプ場で体調を整え終わりました。皆軽やかです。14:25

待たしてあるバスに乗り帰路につきます 62:4

愛媛に帰ってきました。17:25

 

大滝山にまた、行ってみようかなと思えるようになって欲しいですね。

このままではね~