準絶滅危惧(NT)(R03.04.30)
イワザクラとトクシマコバイモを探しに出かけた。希少植物でどちらも絶滅危惧されている山野草だ。今年は開花の時期が例年より早いので、いい状態で見ることができるだろうか?
高速道路を利用して徳島方面へ向かう途中、阿波PAで休憩。たまたま見かけた阿波の土柱(天然記念物指定)が、歩いて10分ほどの距離にあるとのことで立ち寄る。
以前から気になってたところで、見ることができてよかった。おまけ画像です。
モチツツジ
駐車場に車を停めていよいよ山野草探しに出発
入山者は少なく5組?のグループと出会ったのみ
ドウダンツツジは満開でした。秋には紅葉も楽しめます。
一輪だけどニリンソウ
ニリンソウ
カタクリ
日差しがあると花弁が大きく反り返る
登山道から上に本日のターゲット発見
ザレた沢を登って探し当てたイワザクラ
厳しい環境下で可憐な花を咲かせるイワザクラ
カンアオイ
山シャクヤク
ニリンソウ(これは一株から2輪出ている)
トクシマコバイモは第2のターゲットだが、すでに花は終わっていた。
スミレ
シャガ
帰り道に立ち寄った船窪のオンツツジは、まだ固い蕾でした。満開は5月中旬以降かな?
雨続きの後で今日は一日良い天気となった。珍しい山野草を探しに出かけたが、一応探し当てることができて目的達成した。
同行、案内していただいたT先生、Eさんありがとうございました。
ところで今日の山野草探しで、気になることがあった。登山道わきや少し入り込んだあたりに小さな穴がいたるところで見られる。イノシシの仕業にしては可愛らしすぎる。どうも移植ゴテで盗掘した跡のようだ。周りには点々とカタクリの株がある。幸いにも絶滅危惧のあるイワザクラはそのような兆候は見られなかった。
それにしても、この地でもそうなのか・・と、やるせない思いであった。