加茂の里バイカオウレンを訪ねて(R03.02.06)

 

コロナ禍で山行会の行事は中止となったが、3人の仲間とともに個人的に加茂の里に足を延ばした。お目当ての四国バイカオウレンはすでに満開で、これからしばらくの期間訪れた人の目を楽しませてくれそうである。

群生地は、JR土佐加茂駅から片道30分ほど山間地へ入り込んだところにある。手入れの行き届いた杉林の林床は、しっとりとした苔に覆われ、その中に咲くバイカオウレンの白い絨毯が木漏れ日に浮かびあがる様は見事である。

 

 

バイカオウレンの絨毯の中に延びる遊歩道を行く。半日蔭地ではあるが適度な日照がある

ひとつひとつは小さな可憐な花である

花が咲く前に、地元の有志が総出で、落ち葉や枯れ枝などの掃除をするそうです。おかげさまで綺麗に咲いた花を見ることができます。案内所兼無料駐車場のある集落活動センター「加茂の里」に立ち寄ったら、感謝の気持ちを込めて300円の協力金を置いて帰りたくなります。

 

 

 

美人3姉妹

 

林床は、コケで覆われ湿り気のある土地

 

 

 

 

土佐加茂駅は、木造の古い駅舎がこんなになっていました。無人駅です。「加茂の里」とともに群生地入り口の目印になっています。

プラットホームは昔のまんま。

仲間3人は私が群生地にいる間に清宝山とおおたびの滝まで歩いてきました。

群生地から東方向に登っていくと林道に出ます。清宝山に行くにはこれを利用する方が楽です。

先生から頂いた資料1

先生から頂いた資料2

 

前の日から降り続いていた雨も明け方から上がり、群生地に着く頃にはすっかり青空になって穏やかな一日となりました。同行の3人の中に私を打ち負かすような「晴人間」が居たに違いない。