


茅吹手沈下橋

組合員7名で甲ら1cm前後の‘もくずかに(地元ではツガ二)
5、000匹を四万十川本流、支流に放流した
約20年前から放流していたとの事
その頃は、養殖技術が確立されてなかった様で1匹が‘クモの子
ぐらいの大きさで生存率が非常に悪かったそうだ
放流していても漁獲量は減少一途をたどり、又天然物も減少
環境の所為か、それとも大、小を問わずの乱獲の為か
それとも他に原因があるのか分からない、知る処によれば
ここ6,7年前から徐〃に漁獲量も増えてきて市場にも多く
出荷されている、川の状態が多少良くなったか、放流物の生存率が
上がったか、漁獲規制の影響もあってか、何はともあれ、少しでも
今の状況を保ち、且つ増加に努力していきたい
四万十流域の皆が欲しい時、すぐ口にできる様になれば良い
食した人はご存知の様に塩で湯がく<醤油でも良い>と
味噌が濃厚で甘味がある、又‘かぼちゃ、‘なす、と一諸に煮ると
最高の味になる、ソーメンの出汁にも良い、食した事は無いが
写真で見ると‘上海がに、と見た目はほぼ同じ、味もほぼ同じとの事
日本の高級食材と云う事になる、桜も3、4日すれば満開
下流域の西土佐で‘稚あゆ、の放流をしたとの事、4月には中流でも
放流が始まるが、四万十川の中、下流域は天然遡上があればこそ
価値がある、水量、川幅、流程から見れば放流量は微々たるもの
去年の産卵と流下仔魚の経過は良好と云う情報が入っている
楽しみではあるが、こればかりは‘蓋、を開けて見るまでは判らない
今まで随分裏切られているから。