



今冬、良く働いてくれた薪ストーブに休暇を与えようと思う
寒い朝は、ほぼ毎日眠気まなこをサスリながらヨタヨタと
別棟のストーブの前に行き小枝と屑紙で種火を熾し
薪に着火さす、しばらくすると、冷えた空気がはんなりとしてくる
熱くなることはない、この棟は昭和35年頃まで、農耕用の
牛を飼っていた牛小屋だった場所で、床と壁に板を張りつけたが
どこからともなく、すきま風が入ってくる、まあ、薪を集めるのが
大変だがエアコン、石油ストーブ、電気こたつで暖をとるよりは
光熱費の節約になると、かみさんとふたり納得している
(もう一回り大きく作ってもらってたら良かったかも)
おでんなどの長時間かかる煮込み料理を作るには重宝している
今冬は、寒い日が多かったのでストーブの番をしながら
思いがけず倉庫の奥から出てきた、昭和57~60年の
釣りサンデー、関西のつり、釣の友、増刊号を読みかえす
35才前後の頃だ、あの頃は本に釣りと表記されていたら
反射的に手が伸びた、特に‘あゆ、と云う字には異常に
反応していたことを実に鮮明に想い出した、マガジン誌はすべて
処分したつもりだったが、実家の棚で待っていてくれていた
まだ一部しか見ていないので、来冬の楽しみとしてとって置く
11月中頃から4カ月、薪ストーブにお世話になりました
感謝を込めて磨いて上げよう。
もう、冬将軍が来ないと信じて。