昨日の昼間、久々に行ったのは八戸の大型物産市場、『 八食センター 』。
早朝に水揚げされた活魚達がそこかしこでピクピクしている様子は、見ているだけでも楽しい。
ここに行く時は、財布からの使用額と買い物の目的を決めておいた方が良い。何故ならスーパーではまずお目に掛かれない魚介類や加工食品がワンサカ、しかもモノによってはかなり安い値付け、それに惹かれてアレもコレもと買っていたら、あっという間に所持金が尽きてしまうからだ(笑)。
この日は上限¥2000と決めて散策。まずは大きなハマグリが欲しかった。以前にハマグリ・ビアンコにしたので、今回はハマグリ・ロッソを食べたいと考えていたのだ。→ さっそく発見! とばかりに、ここですぐに買い付いてはイケない。何せ鮮魚店の数が多いから、一通り見て回り、2周目で最安値で出している店で買うのが賢い買い物という訳だ。それでも目移りはしてしまう(笑)。小ぶりなヤリイカ4杯=¥500、残り2皿が気になった。これを逃すと同じ物はキロ単位でしか売られていない。えぇいッ!今日はペスカトーレにしてしまえ(笑)! と、購入理由を都合良く立てて買ってしまう(笑)。そして大きさ6~7センチ大のハマグリ6個=¥500で出していたお店で、最優先のハズ(笑)のハマグリも無事にゲット。
お次はオツマミ。これはブレる事無くイカの沖漬け塩辛=¥500を捕獲。あとは精肉店舗の区画でホルモンでも・・・、オッと、これ以上買ってもアパートの小さい冷蔵庫に収まり切らなくなる。安いからと言って大量に買っても、保存と消費が出来なければ食べ物がカワイソウだ。歳出額は予定より少ない¥1500だけど、今日はこの辺にしておこう、と無難に切り上げた(笑)。
さて、料理だ。昨日は作った料理の満腹感とビールの酔いで早々と寝てしまい、ブログアップが出来なかったのだ(笑)。
まずはペスカトーレ。
買って来たヤリイカ2杯とハマグリ3個、冷凍庫のエビを使用。鮮魚を使う料理は、下拵えが大事。切り方、背腸抜き、砂抜き等々で料理の出来が概ね決まってしまうからだ。今回はハマグリもあるので、エビも殻付きでいく事にした。殻付きは食べにくいけど、加熱後の身がプリプリに出来上がる。背に切れ目を入れておけば、加熱と共に開いて少しは食べやすくなる、かな(?)。
刻みニンニクをオリーブオイルで揚げ、白ワインで焦げを止めて、まずはハマグリを入れてして蓋。開き始めたらトマトソースを加えて極弱火でコトコト煮る。ハマグリの身が付いている方の殻を上にすれば、ボイルオーバーの予防になる。ここからパスタを茹で始める。茹で時間が残り2分くらいでエビとイカを投入、ここからが忙しい!ひっくり返して両面とも軽く火を入れる。残り1分、魚介類を別の皿に上げ、電子レンジ・解凍モード( 最弱 )で保温。タイマーが鳴ったら、パスタをトマトソースのフライパンに移して混ぜる。湯切りはソースの濃淡・好みによってケースバイケース。この日はしないでドバドバと移した。
後はパスタとソースを皿に移し、保温しておいた魚介類を盛り付ける。大きめ具材が豪快なキング・オブ・パスタ、ペスカトーレの完成(笑)!
因みにパスタの茹で時間は、パッケージ指定よりマイナス2分位がKen-G.流。例えば9分指定のパスタの場合、
7分:茹でる。
1分:フライパンは加熱したまま、
ソースと絡める。
ラスト1分:盛り付け。
これで指定通りの9分=アルデンテ、と考えている。これは特にブロンズダイス製法の( 表面ザラザラの )パスタに有効で、ソースの絡みに優れる反面、水分の吸い込みが著しい( ノビやすい )という特性を一応、考慮しているつもりなのだ(笑)。
↑ ん~、漁業の盛んな町に住んでて良かった(笑)正に八戸ペスカトーレ!!
余ったハマグリとヤリイカはオツマミに。
↑ 白ワイン蒸し焼き。
↑ この小さめサイズだから出来る、輪切りにしたお造り。
ヤリイカは、真イカ( スルメイカ )と違って身が締まっており、その歯触りは段違い!
釣れたてのスルメがせいぜい『 プリプリ 』だとすると、ヤリイカは『 コリコリ 』としたタマらない食感、食べればシアワセ間違いナシ(笑)!