毎年8月17日と18日に行われる。

目覚しといって、16日の夜中12時、つまり17日の0時に、爆竹で街を練り歩く。

それが祭りの始まりである。

昼間は、子供達が、化粧(仮装)して、法被を着て、踊り歩いたり、婦人の方が、浴衣姿で、踊り歩いたり

夕方からは、街の男達が、凄い格好(化粧)舞台の上で、「ニワカ」を行い、街中を笑いの渦を巻いていた。





家の前に小学校がある

坂道を約15メートル程行くと、其処には小学校の校門があり、校庭がある

その校庭で良く、春しゃんとキャッチボールをしていた。

たまには、家の前の道路でも、キャッチボールをしていた。

春しゃんは、大、大、大の巨人ファンで、丁度、長嶋、王の時代だったからか、野球が好きだったからか分からないが、キャッチボールをやっていた。

お客様が来るまでの時間だから、1分の時もあれば、延々とやる時もあった。

それなりに忙しいかったから、長くても30分くらいだったと思うが

学校でやってる時は、校庭(グランド)から、お客様が来てないか、確認しながら、キャッチボールしていた。

当たり前だが、春しゃんの仕事は、キャッチボールをすることではなく、お客様の髪を切り、顔剃りをして、身嗜みを整えて、綺麗になって貰うことである。

それにしても、良くやっていたと思う。

有難いことである。




毎日、春しゃんは、家の向こう三軒両隣の前の路を掃除していた。

ある雪が降った日は、雪掻きをしていた。

俺も、何度か手伝った事がある。

何故、掃除をしているのか聞いた事はないが、自分がやりたいから、やってただけなのだろう。

多くの人の行動の判断基準が、損得でやっていると思うが、春しゃんは違った。

経験が一番の財産になる事を、俺に魅せていたのかもしれない。

掃除の大切さも!