-2015年11月6日-
朝食を済ませ、宿の駐車場で荷物の整理をしていると
地元にお住まいのお母様が犬のお散歩にいらしていたので、何気なくご挨拶。
したらこのお母様が典型的な関西のオカンといった感じのお方で、
娘が家に帰ってこない、ヤンキーやヤンキーやと家族語りから始まり、
遂には我が愛車のナンバーを見て、東京から来たん?あんたらもヤンキーやないか!と
練馬ナンバーの無改造セダンを問答無用でヤン車指定。
オカン、ありがとう。
あなたのおかげで今日という1日を笑顔で始める事が出来たよ(´∀`)
さて本日はワイフのリクエストにより、
淡路島の神社巡りがメインのドライブコースとなっております。
しかし淡路島ってのはお花畑?が沢山あって綺麗ね~。
島の至る処に色とりどりのお花が咲いているんだもの。
これは心が和むね(*´ω`*)
でも俺が走らされる道は今日もこんな車1台分しか通れない
細くて曲がりくねった見通しの悪い急勾配の一車線。
一言でいえば山道。カタカナで書くとオフロード。
俺の愛車はクロスカントリー車ちゃうぞ!ヽ(`Д´)ノ
そうして着いた先は岩上神社ってトコ。
う~ん、人の気配が全くしないよ!((((;゚Д゚))))
こりゃカブトムシとか取りに来る分にゃ最高だな。
俺もガキの頃は沢山捕ったもんだけどね、オトナになると何故かキモくなるんだよな。
ホントなんでかしら?
とりあえずお参り?はワイフに任せて、俺はピークに達している運転疲れを癒すべく
木陰の車内で軽くうたた寝。
空気がひんやりしていて気持ちええなぁココ・・・(´∀`)
でもガチ寝して夜にでもなろうものならリアルに遭難しそうなので、
適当なタイミングでワイフを呼び戻して次なる目的地へ向かって下山。
もうヤダこの山道!(TωT)
でもお花畑が綺麗なので痛し痒しなんだよな淡路島のヤローめ・・・(-゛-;)
さてお次に着いたのは伊弉諾神宮。
国産み神話におけるイザナギさんを祀られた、
兵庫県唯一の神宮なんだそうな。
大木を見つけるとコーフンする我がワイフ。
俺ぁ昔ね、三島の田舎の家の近くにある大場神社のデッカい木の上でセミを捕ってたらね、
木の中からブットいアオダイショウが出てきてね、
捕まえようとしたら木から落ちて
地面に置いておいたセミの幼虫を虫籠ごとケツで潰してしまってね、
そんな哀しきあの幼き刻の夕日を思い出し今だににケツの古傷が疼くのですよ・・・
はい神社巡りはサクサク行きますよ。
俺も無信仰ながら神社仏閣、っつーか歴史的建造物は学問として好きなほうなんだけど、
流石にココらへんのはマニアック過ぎるのよね(;´Д`)
そんな脳内パープーな僕ちゃんにはコスモスのお花畑のほうがお似合いです。
かっわええなぁ~・・・(´∀`)
東京じゃまともなコスモスが見れなかったけど、
ここらへんのはバリバリ可憐に力強く咲いているね。
やっぱ風土の違いなのかなぁ。
そこからまた山を少し登り、ランチはパルシェ香りの館っていうハーブ園にて。
やっぱ淡路島観光っつったら淡路島バーガーを食べなきゃでしょうって事で、
近くで淡路島バーガーが食べられる処を探してみたらコチラがヒットしたので
念の為電話でも確認しつつやってきたというワケ。
こちらが淡路島バーガーが食べられるお店、カオルカフェ・ハーブショップ。
菜園を併設しハーブの直販も行っているカフェで、
ハーブやいちじくのソフトクリームも人気があるそうね。
園内にはハーブの他に淡路島の玉葱も売られているけど、
我々はここに来る前に海沿いの小さな直販所でスゲー安く売ってたのを見つけたので
もっと大量に、しかももっと安く買えちゃったんだな!✌( ՞ਊ ՞)✌
さぁ東京に帰ってからは玉葱三昧の日々が待っているぜ!(ちょっと飽きそ~)
さて淡路島バーガーってのは要するに
淡路島の食材を使ったハンバーガーの事を指すんだそうで、
その味やスタイルは各お店によって個性が分かれているんだそうな。
その数は全9種類で、淡路島にある10ヶ所のお店で食べる事が出来るんだって。
コンセプトは違えど、佐世保バーガーみたいなものなのねきっと( ՞ਊ ՞)☝
あとドリンクのセットもあったので、ハーブティーのセットを。
セットで900円くらいしたんだっけな~。
ちょっと高いけど、まぁ滅多に食べる機会もないものだしね。
こちらがカオルカフェさんの淡路島バーガー、
淡路島ハーブハンバーガー!
おぉ、結構でっけぇ!
そして玉葱がタップリだ!(;.:◉;.:◞౪◟;.◉;)
こちらはセットのブレンドハーブティー。
最初に桃の香りが来て、飲んだ後にリンゴの香りが鼻に抜けるようなイメージ。
こーゆー酸味のあるタイプって結構好きなんだよね俺(´∀`)
さてそれでは早速淡路島バーガーってのを頂きましょう!
ってゆーかこのハンバーガーなんだけどね、
自家製水菜、淡路島産玉葱、淡路牛のパティ、淡路島産の厚切りトマトを
ローズマリーの練りこまれた香りよいバンズで挟み、
そこにタルタルソース、バーベキューソース、
バジルソースの3種のソースを食材の間間にあしらったという、
見た目からはそこまでの想像がつかないような、
実にオリジナリティに富んだ特製ハンバーガーだったりしたんだけどね、
これが想像以上にスッゲー美味しいんだよ!・°・(ノД`)・°・
玉葱の甘味とトマトの酸味とビーフパティの旨味とソースのコクとバンズの香りが
口の中でジュワ~っと爽やかに広がってくっつーかね、
重くなく、軽すぎず、例えるならモスバーガーをファーストクラスにしたような感じというか、
これなら単品650円っつーお値段も充分納得!
ご当地ハンバーガーなんてゆーから、
俺ぁてっきりゴテゴテベチョベチョとしたジャンクなB級グルメなんだとばかり思っていたよ。
これ考案した人、結構ガチだね。センス抜群だね。
今回の旅行では他の淡路島バーガーを巡れる時間はなかったけど、
とりあえずココを選んで大当たりだったよ!(´∀`)
食後はハーブガーデンを散歩。
薔薇のゲートのその先は数多のフレーバーが漂うハーブの楽園となっているんだけど、
これがまた実に見事に管理されていてね~、
このように様々なハーブ達が各テーマに沿って植えられているんだけど、
どれもこれも非常に質が良くて活き活きとしているんだよ。
こーゆー観光地のハーブ園って結構ショボいのが多いんだけど、
こちらのハーブはとても愛されて育てられているのが一目で分かるね。
どうしよう、ただ淡路島バーガーが食べたくて来ただけだったんだけど、
ココ結構愉しいぞ?(- -;)
しかも裏手の農園ではコスモスとセージの摘み取り体験などがあり、
現在は無料で開放されているんだと!(゜д゜;)
マジかよ、本当にタダでいいんですか??
そっか、丁度シーズンも終わりの頃だったから、
枯らせるくらいなら刈らしてあげようっていうサービスだったのね。
なんかとても良いタイミングで来てしまったようだ(´∀`)
って事で大喜びでハサミを手に持ち摘み取りに出る我がワイフ。
お客さんも少ないし、のんびりとしていてココは結構な穴場スポットなんじゃないかしら♪
そんな青空の下で愉しそうにコスモスを摘むワイフがあまりにもかわいかったので
記念に1枚載せておいてやろう。
食ってる時と寝てる時と花をさわってる時だけはかわいい奴なんですよ、ええ。
それ以外の時ですか?
かかと落としとか逆水平チョップとかやってくる奴なんですよ、ええ。
こんな感じで思った以上に愉しいスポットだった為に結構な長居をしてしまい、
ちょっと日が傾きかけたところでパルシェを出て一旦下山。
ウシがいたり花が咲いてたり、のどかでよいところだね~。
もうちょいゆっくりしてもよかったな、淡路島。
そして向かうは最後の目的地、舟木石神座。
ここがまたどの道をどう行けばよいのか分からん細い山道でね~、
運転に慣れていない初心者ドライバーには決してオススメしません。
雨の日とかも恐そうだな~、晴れてて本当によかったな~・・・(TωT)
そうして辿り着いたのがコチラです。
うン?鳥居の横に何やら書かれているぞ?
あらま、女人禁制だって!
じゃあワイフは勿論の事、女子力の高い僕ちゃんも入れないじゃない!(;.:◉;.:◞౪◟;.◉;)
したらお向かいの資料館?らしき建物から女性の方が出ていらしたので伺ってみると、
確かに厳密な女人禁制を守ってはいるけど、女性でも脇の細道から見る事は可能なんだと。
よかった、過酷な登山が徒労に終わらずに済んだぜ・・・(´Д`;)
って事で脇道からサクサクと。
太陽信仰の地として、天照大神と大日如来の両方を祀っているそうだね。
ここもパワースポットってやつらしいけど、
霊とか超常現象とか全く信じていない俺でも言いたい事は何となく分かる。
だって先日安芸キャンプに行ったら球場全体からヴィンヴィン感じちゃったもの、
すンごぃパワーと迫り来る鳴動をッ!(;.:◉;.:◞౪◟;.◉;)
甲子園とか鳴尾浜とか行っちまった日にゃ、そりゃあ空も飛べるはず。
そういう事だべ?パワースポットって。勝手に感じたモン勝ちって事よ( ՞ਊ ՞)✌
さぁ、これにて淡路島ともいよいよお別れです。
良かったな、淡路島。
最初はスゲー広いと思ったけど、車があれば結構サクサクとどこへでも行けるしね。
パルシェで試飲させてもらった玉葱スープも美味しかったし、
いつかまた機会があったらのんびり遊びに来たいね。
そして明日のこの時間はもう東京に帰っているんだな、という寂しさを感じながら、
上りの神戸淡路鳴門自動車道をのんびりと走り、
明石海峡大橋の高さにガチ高所恐怖症全開でビビりまくりつつハンドルを鬼握りし、
とうとう本州へ。
何だろうね、東京にいると神戸とか結構遠く感じるのに、
四国から戻ってくるとむしろ神戸が地元のように近く感じてしまうのは(;´ω`)
さぁ今日の移動はこっからが長いので、
助手席で飽きてしまうであろうワイフには
淡路で買った玉ねぎポテチでも食べて辛抱してもらいましょう。
うん、玉葱の香ばしさがあって酒のツマミに良さそうだね。
運転中だから余裕で呑めねーけどʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ
しかし淡路島の玉葱ってのはホントに美味しいね、ちょっとびっくりした。
今までも食べた事はあるけど、現地のフレッシュなのは食べた事がなかったからなぁ。
淡路の玉葱料理だけでお店出せるよ。
四万十の鰹と淡路島の玉葱と徳島あたりやの大判焼きはこの旅の大きな収穫だったナ(*´ω`*)
こうして淡路から高速道路で神戸、大阪、京都、滋賀、三重、名古屋を抜け、
最後の宿となる愛知県大府市へ。
着いたのはボチボチ遅い時間で、名古屋めしを堪能する時間的余裕もなかったので
ディナーは大府駅近くにあるお店にて。
ムッシュと呼ばれるお兄さんが1人で切り盛りしている居酒屋さん、
うまいもんや夢酒(むっしゅ)さん。
手羽先が食べたかったんだけど、残念ながら売り切れてしまったそうなので
オーダーは同じ味付けだという若鶏の唐揚げ(500円)を。
ただ今晩の宿が何故か22時に入口を閉めてしまうとかで、
お店に着いたのも21時前だった為にちょこっと急いでおり、
でもお店もボチボチ混んでいたのもあってオーダーが軽くままならなかったんだけど、
そしたらお待たせしてスミマセンとサービスでカレイの煮付けを出してくれたりした。
え~、ありがとうムッシュ。でもそんな気を遣わんでもいいのに(´Д`;)
んでピザをオーダーしたら時間が掛かるってんで
ピザはキャンセルして上ハラミのタタキをオーダーしたんだけど、
そちらも売り切れだったようで申し訳ないからってチョイ急ぎでピザを焼いてくれたりした。
バジルチーズピザ(750円)。
色々タイミングが悪かったな、もっと早く来ればよかった(;´ω`)
こちらのピザは薄力粉と水で練った生地にチーズを乗せてフライパンで焼く無発酵ピザだそうで、
オーダーが入ってから生地を捏ねて伸ばして焼いてたっけな。
うん、美味しいね。これはアイディア料理だよ(´∀`)
とにかくこちらのお店は味も勿論の事、ムッシュの人柄に皆さん集まってる感じだね。
旅行客だって言うと、忙しいのに大府の話を色々してくれたり、
若いんだけど優しくてとても親切なお方。
地元にあったら間違いなく通ってんな俺(✧≖´◞౪◟≖`)
そーゆーワケで西日本8日間の旅も明日がいよいよ最終日。
明日はムッシュに教わった大府のオススメスポットに寄ってから地元板橋へと戻ります。
パルシェ香りの館香りの湯
オフィシャル:http://www.parchez.co.jp/
うまいもんや夢酒
大府市タウンポータルサイト:http://www.obu-cci.com/memberweb.asp?id=2628
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