昨年11月にオープンした台湾大手の牛肉麺チェーン、三商巧福(さんしょうこうふく)さん。
場所は日枝神社より赤坂通りを乃木坂方面へ向かった通り沿い右側のテナントで、
同じ通りには小諸蕎麦さんや名代箱根そばさん、
たもん庵さんなど同タイプのヌードルチェーンが多数あり、
平日のランチタイムは俺のような低所得リーマンどもで辛気臭い賑わいを見せている。
んでメニューは醤油味と塩味の牛肉麺(ニューロウメン)2種をはじめ、
持ち帰りも可能な汁なしのジャージャン麺にとんロース麺など。
あとランチでは小皿料理(いんげん、キクラゲ、きゅうり、ピーナッツ、うずら)のいずれか1品と
おかわり無料のライスが180円で付けられるそうな。
俺は麺だけでいいや。
沢山食べたら午後の仕事のやる気が失せるし。(元々失せてっけどなッ!)
本日のオーダーは牛肉&すじ麺(税込842円)。
その名の通り牛肉とスジ肉をハーフ&ハーフでトッピングした欲張りメニュー。
スープは牛肉の旨味と八角や丁子のうっすら香る甘口の醤油ベース。
濃い目のベターっとした味で、チト喉が渇くな。
牛の部位は軟らかいバラ肉。
スジはプリトロで、両者ともに味はさほど染みていないものの
スープが濃いので肉はこのくらいの味付けのほうがバランスいいかも。
麺はつるつるとした平麺で、うどんの乾麺みたいな食感。
量はさほど多くもないので、ランチのボリューム的には丁度良いかな。
あとこちらの麺は同料金で春雨に変える事も出来るんだとさ。
途中でセルフの高菜と豆板醤を加えてみると、
濃口ながら平坦なスープに深みが増し味にまとまりを見せる。
あんまり入れすぎると塩辛くなり過ぎちゃうので量は少しだけでいいけど、
俺みたいに甘口のスープが苦手な人は最初の内から入れちゃってもよさそう。
要するにあまりクセのない紅焼牛肉麺って感じで、
複雑な出汁とカエシで構成された日本のラーメンを期待するラヲタな皆様には向かないと思うけど
ここらへんの一般サラリーマンの皆様なら適度に愉しめる味なんじゃないでしょうか。
ただコレで税込850円弱はちょっと高いよね。
スジだってちょこっとしか入ってないし、税込700円くらいが適正なトコじゃない?
まぁ会計で台湾なら100円くらいだなんて適当な難癖付けてたオッサンもいたけどネ。
100円は流石にねーや。100元と勘違いしてんじゃなかろうかʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ
そして台湾フードっつってもメニューの振り仮名は台湾語読みで書かれておらず、
本日いらした店員の外人さん達も台湾語じゃなく北京語で私語をしていたので
台湾の異国情緒を感じられたワケでもなく(´ω`)
でも17時からの夜メニューにはお酒と簡単なおつまみも幾つか用意されているので、
次回は仕事帰りにでもちょこっと寄ってみよっかな。
・・・ってワケで仕事帰りにちょこっと寄ってみたッ!
でもほんのちょこっとだけだぞ!
本当にほんのちょこっとしか呑み食いしないからなッ!(╯⊙ ⊱ ⊙╰ )☝
さて何をちょこっと呑み食いしよう。
ん~お酒のほうは結構安く済みそうだな。
ビールもサワーもこのお値段は魅力的ね♪
おつまみもボチボチ種類があり、こちらも1品1品が安いので
余裕こいてると以前の日高屋さん のように思わぬ高額出費になってしまいそう。
これは罠のニオイがプンプンするな。今日はハマってしまわぬよう気をつけねば・・・(-公-;)
とりあえずお酒は更に安く済ませるべくいいちこボトル(200ml)をオーダー。
サワーは1杯260円だけどね、こちらは水も氷も無料なので
ボトル1本480円で5~6杯は軽く呑めちゃうんだもんね!
しかしこの小ボトルという気遣いは嬉しいな、
完全にチョイ呑み支援なメニュー構成にしてくれているじゃないのさ(´∀`)
おつまみはとりあえず台湾の枝豆(180円)とモツの盛合せ並(480円)から。
つか台湾の枝豆って、要するにそこらへんで一般的に売られているただの冷凍食品の事じゃね?
台湾は冷凍枝豆の主な輸入相手国だからネ( ՞ਊ ՞)☝
そしてモノ自体も半解凍状態だったので、中のほうはまだ凍っておりコキコキな食感。
ちなみに夜メニューのお値段も全て税抜価格表示となっております。
モツは並と大とあるので、並のほうをチョイス。
牛筋、豚耳、ハチノスの3種類が盛られているけど、
モツの盛合わせなのに牛筋とか豚耳とか内臓ちゃうやないけ!ヽ(`Д´)ノ
でも牛筋も豚耳もモツと同じ畜産副生物なので細かいツッコミはこれ以上しない(´ω`)
味も薄めで八角もほんのり優しく効かせており、
日本人にも食べやすい仕様にされているため
オリエンタルなフレーバーが苦手な人でも普通に美味しく頂けそう。
台湾風ソースかけアジフライ(260円)。
小骨を抜いた揚げたてのアジフライに
生姜とニンニクの南蛮ダレがうっすらとかけられている。
そのタレは少量でやや塩気に欠けるものの、
アジフライ自体はボチボチ肉厚で
衣もサクサクと軽やかな食感に揚げてある。
でもやっぱし塩気が足らないので
台湾風ソースと共にサービスの豆板醤もちょこっと添えて。
うん、こうするとまた一味違ったアジフライのテイストを愉しめてよいね(´∀`)
でも個人的にはやっぱ醤油も添えて欲しい感じ。
醤油をかけたらもはや台湾風じゃなくなっちゃうけどさ、
やっぱアジフライには醤油かタルタルじゃないと日本人的には舌が落ち着かないのよネ。
ぷりぷりイカボール(260円)。
台湾で言うところの「花枝丸(ホワジーワン)」ってヤツ。
以前地元にあった台湾薬膳料理店、麺覇王 さんでも台湾料理の知識を軽く仕入れたりしてたので
そんなに詳しくはないけど有名どころは何気に知ってたりするんだな。
麺覇王さんも湯島に戻って元気にやってんのかしら・・・
ペーストにしたイカを団子にして揚げてあり、外はさっくり、中はプリプリ。
五香塩などの調味料は何も添えられていないけど、
イカの香ばしい風味と甘味でそのままでも美味しく頂ける。
勿論アジフライ同様に豆板醤をつけて食べるのもなかなか良い。
台湾風オムレツ(360円)。
これも台湾で言うところの「菜脯蛋(ツァイポータン)っていう有名な家庭料理。
つまようじ比較で判る通り大きさはさほどでもないので、
俺のような1人チョイ呑みでもペロっと食べられそうね。
そろそろ1人チョイ呑みの食事量じゃなくなってきてっけどな・・・(-゛-;)
切干大根のコリコリとした歯応えが愉しい、
塩気の効いたふんわりオムレツ。
イケるね、これはこのお店でチョイ呑みする時のマストアイテムかも。
切干大根を炒めて卵に加えるだけといった別段難しい料理でもないので、
もし機会があればご家庭でも試されてみてはいかがでしょうか。
とんロース(360円)。
粉を付けて揚げた豚ロースを出汁で煮てある。
要するにトンカツ煮みたいなものかな。
当然表面の衣はグジュグジュのムニュムニュで、
八角の効きも強く離れた場所に置いておいても芳香がプンプンと漂ってくる。
味は見た目の通り塩辛いので、ご飯のお供にオーダーしてもよさそう。
このカツ煮を麺に乗っけた「とんロース麺」というメニューもあるけど、
そちらの麺はご飯にも代えられるそうなので丼飯にしてもらうのもよいね。
と、ここでツマミばっか食ってる俺をターゲットと見なしたのか
店員さんが裏メニューっつってカラスミを勧めに来てくれた。
つか税抜2,500円とかいって、俺みたいな貧乏人がオーダーするワケないじゃん!(;ಠ益ಠ;)
高けーよっつったら台湾じゃ3倍くらいのお値段がするからお値打ちよなんて返してきたけど、
見た目100gもないし、日本でも台湾でもこの大きさなら2,500円が妥当な値段だよ(´・ω・`)
ただホントに高級品をお値打ち価格で出してるのかもしれないので、
お金が余ってるよって方はオーダーしてみたらよろしいんじゃなくって?
お金が余ってるよって方はこのお店でチョイ呑みなんかしないだろうけどよーʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ
さてほんのちょこっとしか呑み食いしないつもりが
案の定ほんの大量に呑み食いしてしまったので、
〆は麺の量が1/2のしめ麺(360円)を塩味でオーダー!
・・・してみたんだけど、半量のしめ麺は醤油味しか出来ないそうなので、
しょーがないから塩味を通常オーダーで。
麺系薬膳しお牛肉麺(730円)!
このお店の直近のタスクは肉無しの湯麺と半量のしめ麺でも
塩味で提供出来るようにオペレーションを整える事だな(´・ω・`)☝
んで前述の紅焼牛肉麺に対し、こちらは清燉牛肉麺ってヤツで
見た目の通り醤油味よりもあっさり仕立て。
トッピングは両者とも変わりはないけど塩のほうが値段が高いってのは
スープの出汁に何かカラクリがあるのかしら。
向こうじゃ清燉のほうが安かったりする場合もあるらしいんだけどなぁ・・・
そのスープは紅焼風よりも牛骨の出汁と八角の香りをダイレクトに感じられるもので、
俺的にはコッチのほうが断然好み。
呑んだ後のシメにもあっさりテイストのコチラのほうが合うんじゃないかしら?
だからしめ麺でも塩味を出すべきだと思います!
勿論醤油味と同額の360円でッ!
麺は春雨をチョイス。
俺は最近外でラーメンを食わないかわりに家で適当にスープを作って
そこに白滝を突っ込んでラーメンがわりに食ってるので、
この春雨をヌードルに使う事にも何の違和感もないんだな!
むしろソッチに慣れると今度は中華麺が重たく感じるようになって、
逆に春雨や白滝が恋しくなってきたりさえするんだゼ?(人はそれを老化現象と呼ぶ)
でもそんなあっさりスープとこんなさっぱり春雨の組み合わせなら
セルフの高菜と豆板醤も醤油味に使うよりもグッドなジョブをしてくれるだろうと
今回はちょびっと多めにトッピング。
んー、悪くはないけど、塩味の場合は元々のビーフなお味の邪魔になってしまうかな。
醤油スープと違ってこちらは何も入れないほうが俺の好みに合ってたかも。
入れるなら高菜メインにして豆板醤は添えるだけって感じのバランスが良さそう。
そしてお会計はやっぱり3,000円オーバーという
日高屋さんでの失敗 をまんまと繰り返すアホーな結果に(TωT)
俺ってホント駄目だな。なんつーか意地汚い。
後悔すんのわかっててヤっちゃうあたり、
実はちょっとイタい子なんじゃねぇかと我ながら不安にさえ思えてくる。
でも結果的に愉しめちゃったからそれでよいのだ!ʅ(´՞ਊ ՞ )ʃ三ʅ(´ ՞ਊ ՞)ʃ
安西先生は諦めたらそこで試合終了ですよなんてステキな名言を残していたけど、
俺は開き直ったらそこから試合延長ですYOとかテキトーな迷言を吐いちゃうね。
そーゆーワケで、ここはチョイ呑みじゃないチョイ呑みにまた来ちゃうね。
綺麗な店内に1人で居て放っといてくれるのもポイントが高いね。
でもカラスミだけは自分のお金じゃ絶対にオーダーしないからねッ!ヽ(`Д´)ノ
【電話番号】03-3588-8733
【営業時間】11:00~23:00
【定 休 日】無休