久々のスワガットさんはいつものランチじゃなく軽いディナーで。
画像は今回も最初っから手ブレ全開だけど気にすんな！
まずお飲物はジャルジーラというノンアルコールドリンクをオーダー。
「ジャル（水）」と「ジラ（クミン）」で、ジャルジーラ。
アルジャジーラちゃうぞ！
材料はその名の通りクミンを使用し、そこにコリアンダーやタマリンドなども加え
それらをレモンジュースでミキサーにかけたような、
言うなればインド式の清涼飲料水といった感じの飲み物。
しかし久しぶりだな～ジャルジーラ。
強烈なクセがあるから出してるお店もあんましないんだよ(´ω｀)
こちらがそんなジャルジーラ。
率直に表現するならば、カレー味のする甘酸っぱいレモン水、といったところかな。
ただヒングというハーブも使われている為、硫黄による異様な匂いも漂っている。
あの温泉地特有の、茹で卵が腐ったみたいなあーゆー匂いね。
なにしろ「Stinking Gas（くっせーオナラ）」なんて別称もあるくらいのハーブだから、
これは味よりも香りで好き嫌いがハッキリ分かれるんじゃないかな～と。
ちなみに北インドやネパールでは「パニプリ」といって、
小さいプーリ にアルサブジ（じゃがいものカレー炒め）、チャトニ（チャツネ）等を詰め
その中にこのジャルジーラをドバドバと注ぎ込み1口で食べるといった
おやつ感覚の超ジャンクな軽食もあったりする。
まぁジャルジーラにせよパニプリにせよ、
日本人のフツーの味覚にゃ正直キツい刺激的なメニューである事に変わりはないね。
俺もフツーの日本人だけど腐ったもやし以外なら大抵のものは食べる事が出来る変人だし、
現役の頃はネパール料理も経験しているので特に問題はないんだけど、
もしそれが自分好みの味じゃなかった場合は
今度はその味が愉しめるものか愉しめないものか、
または他の料理に昇華若しくは応用出来ないかで諸々の判断を下す事にしている。
そしてこのジャルジーラは俺にとって「愉しめる味」。
でも自分以外のフツーの日本人には勧められないʅ(´・ω・`)ʃ
ただもし飲む機会があったら、飲んだ後に店員さんへ「クシュブー」とか言ってみそ。
きっと変な日本人が来たなって思われます。
（Khushboo＝いい香り♪）
さてお食事のほうは何にしようかなっと。
おや、ディナーにはインド中華なんてのもあるのね。
こちらは中華風にアレンジされたインド料理って事で、
日本料理で例えるならラーメンや冷やし中華、中華丼あたりがそんな感じになるかな？
そのインド料理版みたいな。
そういやハッカヌードルってのは以前ランチでも出していたけど、
オーダーする前にメニューが変わっちゃって 結局食べそびれてたんだっけ。
ほな今回はハッカヌードルを逝っときましょうか！
ちなみにハッカってのはハッカ飴の「薄荷」でもペパーミントの事でもなく、
「客家（はっか）」という中国南東部や台湾他一部の東南アジア華僑に居住する漢民族の事で、
その客家の料理をインド料理とフュージョンした麺料理がこのハッカヌードルってワケ。
あと華僑の多いマレーシアやシンガポールあたりで一般的に食されている
「客家麺（ハッカメン）」っていう料理もあるけど、
そちらは幅広の米麺に挽肉を乗っけたスタイルが一般的となっており
この「ハッカヌードル」とは全然別物。
寿司っつってカリフォルニアロールを出されるようなもんかな？
出発点とニュアンスがちょっと違うみたいな。
こちらは「要らないと思うけど･･･」っつって一緒に提供されたソース2種。
スパイシーな何かかなと思いきや、思いっきり只の醤油とケチャップだった。
うん、確かに要らないや(´ω｀)
そして気になるハッカヌードルですが、
具はキャベツ、人参、玉葱、ピーマンのみといった完全ベジ仕様で、
生姜とコリアンダーリーフ（パクチー）を効かせているものの
その他のスパイスは一切効いておらず味的には単なる野菜焼きそばって感じ。
これ、多分スパイスを使い忘れたんじゃないかな～･･･
ホントに只の日本式焼きそばだったものʅ(╯⊙ ⊱⊙╰ )ʃ
麺も豪快に炒めてあるのか麺自体が細くて弱いのか、
細かく千切れまくっており短くてボロボロ。
今回は調理ミスがたまたま色々と重なっちゃったのかもしれないね、
唐突にハッカヌードルなんてオーダーする俺も俺だし(´・ω・`)
次はフツーに南インド料理を食べに来よう。
前回：2013年12月11日（マサラ・ドーサセット）
http://ameblo.jp/kenken4126/entry-11727610582.html
Swagat Kebab & Wines Restaurant（スワガット六本木2丁目店）
オフィシャル：http://swagat-jp.com/free/swagat-roppongi
