何故か朝っぱらから涙してしまった名曲たち | 誰がチキン野郎だ

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久しぶりに音楽の話でも。

自分は出勤中いつもラジオを聴いているんだけど、

今まで幾度も幾度も聴いてきた曲なのに

不意にフワっと流されると何故かホロリと涙してしまった曲というのが何曲かあり、

別に精神的に参っていたとか体調が優れていなかったとかそんな理由も何もないのに

仕事へ向け緊張していた心の隙間に柔らかく触れてきてしまったかのような、

そんな名曲たちを今回は何曲か挙げてみようと思います。

これらは主観でも客観でもない、

自分でも理由が分かっていない不思議なラインナップとなってるので

共感とか抜きにして何となく聴いていただければいいな、と軽~く思っています。




まずはJames Taylor、「You've Got A Friend」から。

う、ダメだ。画像を貼っつけている間に不覚にも涙が・・・(-゛-;)

ご存知キャロル・キングの超名曲で、

俺的にはダニー・ハサウェイVersが至高だったりするんだけど

中山道の渋滞にハマっている時にJ-Waveから静かに流れてきた

ジェームス・テイラーの朴訥とした語り口に何故か涙腺が崩壊してしまった。





こちらはそのDonny Hathawayのカヴァー。

俺は音楽ってのは3歳からのクラシックに始まり、

小学校の頃にMJQとボブ・マーリーを覚え、

そっからビートルズやモータウン、最後にはヒップホップや民族音楽に走るなど

要するにJ-POP以外は浅はかながら大抵は聴いてきたワケだけれども、

それらのジャンルを全てを1つにまとめて語ってみるとした上で

このダニー・ハサウェイの「Live」は

人類の音楽史上最高のライブ音源なんじゃないかと個人的には思っている。

人見記念講堂で演奏されたクライバー指揮、バイエルン国立Oの「こうもり」も

俺の中ではシャレにならない究極音源だったりするんだけれども、

ダニーの場合はアルバムタイトルの通り

「ライヴ」感というものがとにかく群を抜いていて、

オーディエンスの合唱がまるで聖歌隊のようなグルーヴ感を演出し

ハーレムにおける一体感のような有り得ない高揚を奇跡的に生み出している。





John Lennon「Love」。

ビートルズとの出会いは小学校3~4年の頃かな、

クラシックとジャズ以外は音楽と認めていなかったクソ生意気な9歳児の俺が

子供服のCMに流れていた「Imagine」に一瞬にして虜になり、

父親にコレは誰の曲なのかソッコーで聞いて

幼少期からカチカチに固まっていた俺の偏った音楽感というものが

これを期に良い意味でグダグダに柔軟になっていったのを良く憶えている。

とにかくImagineにせよこのLoveにせよ、リリックがストレートなのがいいんだよ。

Love is You, You and Me, Love is Free.

詩と愛はいつだってシンプルなもの。

難しい言葉なんて要らない。

ひとことでまっすぐに伝えてもらえるのが一番幸せ。





The Beatles「No Reply」。

続けてビートルズより。

これは22歳の頃八広で半同棲していた3つ上のオネーチャンにフられて

数ヶ月ぶりに自分の安アパートに帰ってきた時に何気なく聴いて、

それまで我慢していた涙が嗚咽と共に一気に溢れ

恥ずかしながら大音量の中で朝っぱらから大号泣してしまったという

激しくキショい思い出の残る青春ソング。

彼女は浮気はしていなかったと思うけど、俺の問いかけにはノー・リプライだった。

単に俺がイケてなかっただけクサイ。





Billy Joel「Honesty」。

ビリー・ジョエルは高校の頃合コンで知り合った

品女のオネーチャンに教わったのが最初の出会いで、

当時のまた別のオネーチャンにフられた時にCDを貸してもらい

家で1人ブルーになっていたのが妙に印象に残っているんだな。

だからこれを聴くと今ほど心が汚れていなかった若かりし頃の自分を思い出してね、

なんか色んな意味での涙ってか、

まぁハッキリ言うと垢とか灰汁みたいのが目からドロドロとこぼれ落ちてきてしまうのさ。





Elton John「Your song」。

まぁオッサンになって涙する曲なんてのはね、

大抵青春期にアレしてたような曲が基本線となっているワケでね、

ただ1つ思えるのは、俺も一応人並みにアホな青春時代を過ごしてきたんだなと、

どっちかっつとその失ってしまった素敵な思い出に胸が苦しくなるというかねʅ(´・ω・`)ʃ

若い頃の恋愛ってさ、とりあえず「君のために」とか言いつつ

結局は自己満足を満たすためだけのものだったりするじゃない?

だからこの曲の歌詞は当時と今とでは受け取り方が大分違ってきていてね、

今となってはかなりリアルな感じに響いてくるんだけれども、

そこには自分の心許ない経済力的な部分もかなり含まれていたりなんかしたりして・・・(- -;)




ラストは殆ど聴かないJ-POPより、PRINCESS PRINCESS「Diamonds」。

これはダメだね~。泣いちゃうね~。

何だろう、同級生達が光ゲンジやらジッタリンジンやらBOOWYやらで盛り上がってた頃

1人でキャノンボール・アダレイやビリー・ホリデイを聴いていた俺でも

この曲だけはどうも別格だね。

きっとノスタルジーってやつなんだろうな、朝っぱらの渋滞時でも

温かく切ない気持ちになれる、3~40代一撃必殺の超・超名曲。





こうやって曲に対する思い出やら何やらを色々と書いていると、

フっと何気なく耳にした時に何故無意識に涙が流れてしまうのか

思いのほかサクサクと理由が見えてきたような気がして、

そしてその理由が別段大したモノでもなかったんだなと分かってしまうと

ちょっと厨二病クサくて途中で小っ恥ずかしくなったりもしてしまったんだけれども、

曲自体はどれもこれも歴史に残る超名曲揃いなので一応そのまま挙げておきます(;´ω`)

ちなみに俺のお気に入りの朝ラジオは別所哲也さんナビゲートの

J-WAVE TOKYO MORNING RADIO。

9時から始まる I. AMのナビゲーター、

藤原恵子さんとのクロストークがまた最高なんだ♪

おはようモーニーン!ってね(´∀`)







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