赤坂Bizタワー1Fにあるパブ、P.C.A.さんでランチ。
このお店は夜は酔っ払ったエロい外人達がたむろする煙モクモクで雑なクラブになるが、
ランチタイムは店内に限り禁煙となり変な外人も来ないので比較的穏やか。
ここはテラス席があるので晴れた昼間は気分よく過ごせるが、
そのかわり喫煙可なので風下にいると悲惨な目に遭う。
このパブカーディナルさんは1970年代に六本木にあった有名人ご用達のレストランで、
ここはそれを復活させた感じのお店。赤坂以外では銀座や丸の内にもある。
ランチメニュー。
基本は5種類で、高くもなく安くもなく。
海老フライを頼んでいる人が結構いたかな。
しかし俺が選んだのはコチラ。
だって限定10食とか書かれてるし、六本木時代の味を再現とか言ってるし。
それに旨味豚ってのを俺は知らないので、ちょっと興味が湧いたんだな。
茨城のブランド豚なのかな。聞いた事ないや。
まずはスープから。
ローストオニオンのスープで、
玉葱の甘みで飲ませるよう塩胡椒は最低限しか使われていないので味は薄め。
だがとにかくロースト臭が強く油が多いのでちょっとクドい。
パンを浸すのにはいいかもね。
んでコチラが本日のオーダー、
茨城県産「旨味豚」のとんかつ1,200円!
ライスとパンのどちらかを選べるが、トンカツなら当然ライスっすよね。
あと付け合わせのキャベツに紫蘇が混ぜられていたのがチョット嬉しかった。
とんかつはこんがり綺麗な色に揚げられている。
脂多めのロース。
香りはそこそこ良いが、見た目ちょっと筋っぽそう。
とにかく食べてみない事には始まらないんだけど、
このセットには2つの食べ方が用意されているので1つずつ試してみる。
まずはコチラ、ハーブソルト。
パウダー状にされた塩にバジルが混ぜられている。
この組み合わせならさっぱりと食べられそうな感じがするが、
逆に豚の脂のクドさが浮き彫りになってしまった。
バジルの香りはいいんだけど、これはロースよりフィレのが合うね。
白胡麻をすり鉢で擂り、そこにソースを合わせカツにつけていただく。
ソースはリンゴの甘みや酸味の効いたフルーティな味わいだが、
胡麻の香ばしさが強いので味や香りといったものを胡麻が全て支配してしまう。
だがこの胡麻ソースにつける事により
塩で食べた時に感じた脂のクドさがグっと和らぎ逆にマイルドに食べる事ができる。
脂に油を上乗せして香りを効かせる事でクドさが目立たなくなるのかなと思い
試しに白胡麻を加える前のソースだけ直接かけて食べてみたところ、やはり脂をクドく感じた。
この白胡麻がポイントだね。
調味料との相性は以上だが、豚肉自体は若干硬めで前述の通り脂がしつこい。
もうちょっとちゃんと筋切りが出来ていれば印象も変わると思うんだけど、
これだと脂っぽいってだけで「旨味豚」ってものの特長がイマイチ伝わってこなかった。
この脂が「旨味」なのであれば、煮るか焼くかしたほうが良さを発揮できそう。
こんな感じでそれなりに美味しかったけど、
1,200円という値段を考えるとチョイ微妙。
限定10食の文字に釣られるほどのモンでもないかな~・・・(まんまと釣られましたが)
◇◆本日の推定カロリー◆◇
茨城県産「旨味豚」のとんかつ(1set、ライス、ソース適量)
俺計算:約1,109.8kcal
P.C.A. Pub Cardinal Akasaka