田舎に行ったついでに昼メシはこちらで。
支那そば家 毎度!さん。
春になんとなく寄ってみた時に食べた醤油ラーメン が凄く美味しかった記憶があるので、
今度は別のメニューを食べてみようって事で。
メニューは醤油と潮(塩)の他に限定なんてのもある。
チャーシュー飯は今日はお休み。
ひそかに狙ってたのに・・・(´・ω・`)
醤油、潮ともに850円という三島ながらに都心価格。
そのかわり食材へのこだわりがとんでもない事になっている。
こちらは期間限定メニュー。
今は冷やしっていうのを出しているらしい。
メニューには890円と書いてあるが、券売機は850円になっていた。
こちらにも並々ならぬ食材へのこだわりが見える。
食材のウンチク。
一時期都内ナンバーワンの行列を誇った大崎の六厘舎さん(閉店)は
特別な食材を使わずに作る事を信条としていたようだが、
ここはまさにその真逆。
ホントにラーメンが好きなんだろうなぁ、ここのマスターは。
んでこちらがそのこだわりの1品、支那そば潮850円!
う~んいい香りだ(´∀`)
透明感のある澄んだスープ。
色々な食材が複雑に入り交じっているが、
宗田節を中心に出汁のバランスがとれているので解りやすい旨みになっている。
塩も角がなくまろやかで、実に優しく滋味に富んだ味。
そりゃ美味いさ。
しなやかでもっちりとした喉越しのよい麺。
この喉越しだよね。普通の中華麺では味わえないこのムチムチ感。
しかしホントに美味いなこの店は。なんなんだ一体(-゛-;)
蒸し鶏もチャーシューも言わずもがなで、
チャーシュー飯が食べられなかったのがホントに悔やまれる(´ω`)
次来る時があったら追加トッピングしよ。
こんだけ潮が美味しかったとなるとね、
限定の潮冷やしってのも気になり始めてしまうのが人情ってもので。
食えんのか?食えんのかオイ。
まあ流れ的に逝くさね。
限定の潮冷やし850円!
冷やしってから、冷やし中華みたいなやつかと思ってたら
スープから食材から全て冷たい状態になってるラーメンの事だったのね。
こちらはホットの潮と違って葱の代わりに赤玉葱を使っており、肉は蒸し鶏だけでチャーシューは無し。
豚は硬くなっちゃうからね。
こちらもホット同様キラキラとクリアに澄んだスープ。
フルーティーな酸味があり、ホットの潮より鰹と塩がたっていてキリっとした味になっている。
よ~く冷やされているので暑い時期には最高だね。
とろろトッピングがお薦めのようだが、これなら相性良さそう。
麺は小麦粉の種類、配合や加水率等根本から冷やし専用に作ったという特製の麺らしく、
ラーメンの麺よりやや太く冷水でシメてあるにせよとにかく弾力が強い。
簡単に表現すると、「鰹を効かせて物凄く複雑にした冷麺」みたいな感じになるが、
油も温度に気を付けてスープに浮かべられているので
「冷麺」ではなくあくまで「ラーメン」の味になっている。
個人的にはやっぱ熱々のラーメンのほうが好きだが、これもこれで完成度は高いと思います。
ただこれだけの味でも、やっぱ地元民のニーズとは合わないらしく客の入りは芳しくないとか。
店内はカウンターのみの9席とやや狭めで、携帯はマナーモードとか1杯を2人で分け合うなとか
食券をくわえるなとか子供は席の上に立つなとか食べ終わった丼は上に上げろとか
色々とプレッシャーのかかる注意書きも随所にあったりするので、
なんとなくリラックスして食べられないというのも原因の1つとしてあると思う。
言ってる事は至極常識的なマナーの事なんだけど、活字で求められると堅苦しい印象になっちゃうよね。
このこだわりにせよ、味にせよ、とにかくこのお店は三島でやるお店じゃないのは確か。
マスターもそんなのは重々承知で、現在は東京移転へ向けていよいよ本格的に動き始めているとの事。
都民としては嬉しい話だけど、三島へ行った時の楽しみが1つ減っちゃうのも残念だな。。。
あと余談だけど、セシウムを除去した水の開発にも成功しているらしい。
ラーメン屋やるより農水省に勤務したほうがいいんじゃね?(- -;)
前回:2011年4月15日
http://ameblo.jp/kenken4126/entry-10863200915.html
支那そば家 毎度!
オフィシャル:http://www4.tokai.or.jp/ra-men.maido/