赤坂BizタワーB1にある海南鶏飯(ハイナンチーファン)のお店、
シンガポール海南鶏飯さん。
海南鶏飯とは鶏の出汁で炊いたお米に鶏肉をのせ、お好みのタレをつけて食べる
東南アジアの定食やファストフードといった感じの料理で、
タイではカオマンガイという名前で有名。
最近は日本でも随分知られるようになり、
都内でも海南鶏飯を出すお店が随分増えた。
このお店は水道橋にもあるので数回食べに行った事もあるが、
赤坂のお店は今回が初めて。
結構流行っており、夜はお酒のお客さんで大抵満席。
テーブル席は写真に写っている数しかなく後はカウンターのみと店内は狭いので、
ちょっと入ると途端に一杯になってしまうのだ。
メニューは主力である海南鶏飯の他にもカレーやらヌードルやら色々あるが、
ここには揚げ鶏を使った海南鶏飯も置いてあったりする。
海南鶏飯には通常茹で鶏か蒸し鶏が使われるが、
揚げたり焼いたりしたものは通常使われない。
蒸しと揚げを半分ずつ盛ってくれるメニューもあるので、折角だから今回はそれでお願いした。
しかし人の事は言えないが、字ぃヘッタクソやな・・・
んでこちらがその海南鶏飯ハーフ&ハーフ950円。
ランチタイムはライスとスープのお替りは自由!
鶏は揚げと蒸しが半分ずつ、あとはソースが3種類ついてくる。
色々味が楽しめるのはいいね。
スープはキャベツとトマトのスープ。
塩気も出汁も薄くて、ちょっと物足りない。
ライスにはジャスミンライスが使われている。
鶏の出汁で瑞々しく炊かれてはいるが、鶏の風味自体は微弱。
ここは基本的に出汁が薄いな。ちゃんと出してんのかな?
とりあえずチキンを食べてみないとね。
まずは蒸しから。
ソースもまずはネギから。
生姜がバッチリ効いていて、とてもあっさりと食べられる。
やっぱ俺はこれが一番好きだな。
肉も柔らかく蒸されているので、食欲がない時でもペロっと食べられそう。
蒸し鶏にはやっぱり葱と生姜のソースが一番相性がいいと思う。
こちらはチリソース。
若干甘めで、ほのかに辛い万能のソース。
何にでも使えるので、もちろんこの海南鶏飯のソースとしても人気がある。
んで、これがココのウリとなっている揚げ鶏。
カラっと硬めに揚げられているが、鶏自体には味付けが殆どないので
ソースをタップリと絡めていただく。
この黒いのはダークソイソースという調味料で、
醤油を煮詰めカラメルソースを加えた甘味と苦味が共存したソース。
トロっとしており独特の風味がある。ハマる人はハマる味かな?俺はそんなでもない。
ここの海南鶏飯は、全体的にクセもなく然したる特徴もなくとっても食べやすい味。
味自体は問題ないんだが、お昼時は店頭で販売しているお弁当の呼び込みがクソうるさい。
すげー大声を張り上げているあんちゃんがいるが、
あれは自分の発声に酔っているだけでお客の事なんか何も考えていない。
自分のデカい声に陶酔するあまり「いらっしゃいませ」も「有難うございました」も無いし、
店内の客の会話や注文する声も見事にかき消されちゃっている。
ああいうのは上の立場の者がちゃんと教育しないと。もう勘違いしていられる歳でもないだろうに。
◇◆本日の推定カロリー◆◇
海南鶏飯ハーフ&ハーフ
俺計算:約738kcal
シンガポール海南鶏飯