日経平均は3日ぶりに反落した。ここ2日の上昇から利益確定の売りも散発的に
出た模様だ。さらに昨日の米国市場の反落や為替が円高方向にふれたことから
様子見気分も台頭、小口の売りで下げて終了した。
ただ株価はここ数年で見ても底値圏にあり下値不安は少ない。中間配当取りも近い
ことから来週は下値を拾う買いも散見されるだろう。
日経平均は月足でチェックすると下げ一巡でここ数ヶ月小動きが続き年末から
来年前半にかけて再び上昇波動に乗ると思われる。米国の経済停滞やくすぶる金融
問題も織り込みながら市場は過剰性流動資金をテコに株式市場を底支えしよう。
結論から言えば持株はホールドOKで新規の買いも割安感のある銘柄を中心に
加えることは次の上昇波動で利益を積み上げる結果となるものと解している。