ゴルフだけじゃなく人生についていろいろ勉強させていただくことが多い大先輩…マーク金井氏が最近ゴルフクラブについてオールドタイマーってのをすごく提唱されてます。

曰く、「ルールでがんじがらめになってるのでクラブの進化は行きつくところまで言ってきてる。10年落ちでも全然普通に使える」てな感じです。だいぶ自分なりに要約したので細かいニュアンスは間違ってるかもですが、まぁ古くても新しくても大して変わらんし、そこの細かな違いが判る人…レベルのゴルファーはそこまでいない、ってことだと思います。ゴルフの結果がスコアだとするなら最新機種=ベストなスコアが出せるツールではないってことかな?とも思います。

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自分の趣味としてはカメラも一時期ハマってたんですが、そっちもそれで言えばだいぶオールドタイマーになってきてるよーな気がしてます。

ネットに上がる写真を撮影する機材で一番多いメーカーがAppleになって久しいですけど、結局現代ではスマホで撮ってもデジカメで撮っても大差ないような(素人目で見て判別できないくらいの)写真が誰でも撮れるようになってます。

デジカメになって当初は1年経ったら型落ちで性能も段違いだったけど、そろそろ人間の目で判別できないレベルまで上がってきてるように思えます。人によっては…使い方によっては10年落ちでも満足できるんじゃないかな?って。

そうすっと最新機種のデジタル一眼を2~30マンも出して買う意味…ないような気がしますねぇ。一部のコアな愛好家、あるいは職業カメラマンを除けば。

もちろん新しい機材、カメラを好きな人を揶揄するつもりもありませんが、好きな機種でとったらいいと思いますわ。ゴルフも新しいクラブを毎年買うもよし、昔のクラブでプレイするもよし…。

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こうなるともしかしたらその趣味₌業界としては衰退の始まりのフェーズに入ってるんじゃないかなとも思います。だって新しいものを出しても売れなきゃメーカーも利益あげられないし、そうなるとその業界で食べられる人の数も減っていくわけだし…。

趣味としてのゴルフはなくならないでしょうし、カメラもなくならないとは思いますが…ゴルフクラブは仮にメーカーが無くなって誰も作る人がいなくなっても必要とあらば誰かが作れる素地はあるかな?とは思いますが、カメラはたぶん無理。LeicaとかZEISSとかの趣味性が強いメーカーは残るかなと思うけど、それ以外は…まさかあのオリンパスが無くなるとか誰も思ってなかっただろうし、PENTAXあたりもやばそうです。

趣味ってのはモノを作る人がいて成り立ってるなとつくづく思います。

その意味で言えば手芸の趣味ってのは絶対に材料も道具もなくなることはないだろうなと楽観視しておりますw