社団法人インテリア産業協会が主催するインテリアフォーラム2009に行ってきました
仕事の都合で途中からになってしまいましたが、とてもおもしろい内容でした。
今年の講師は酒井俊彦さん というプロダクトデザイナーです。
高知県出身で土佐弁も交えてのお話でとても親近感が湧きました。
今まで手がけたお仕事の話をしてくださったのですが、
LEC というメーカーの商品開発にディレクターとして参加したお話では、参加する前の商品とディレクターとして
アドバイスをした後の商品のCGは全く違っていました
軸となるテーマやコンセプトをしっかり意識し、ヒントがあればすごく良い物をつくることができるんですね。
商品開発の手順や色の使い方など勉強になりました。
もう一つ、「おいしいキッチンプロジェクト」という福井県の地場産業の技術を活用するためのものなんですが、
酒井さんがディレクターとして地元の企業とデザイナーさんのまとめ役をしたそうです。
このプロジェクトはたくさんの雑誌に取り上げられた上に、一番の目的である「たくさん売れる」という結果を
残すために様々な工夫をしていました。
プロダクトデザイナーは一つの物に関して、私たちの仕事より深く考える必要があると思います。
その考え方はすごくおもしろくてわかりやすくて、参考にしたいと思いました。
酒井さんデザインのキッチン、デザインと機能性を兼ね備えていて素敵です。
説明に使用していた資料がシンプルできれいでさすがでした!
コンセプトを考えるだけの仕事もするそうですが、私も深く考えていきたいです。