メキシコペソ円とドル円のどちらがよいか?
1.私が無視して良いメキシコペソ円の利点
(1)メキシコペソ円を握っていれば毎日チャリンチャリンと高スワップが入ってくる。
しかし、高スワップとはいえ値動きに比べたら小さい。
(2)私には関係ないこと
ずーとチャートを見てなくても、メキシコペソ円を握っていれば勝手に上がって含み益が増えた。
忙しい人や兼業の人にはよ買った。
円の金利が上がり、メキシコペソの金利が下がってくると、この神話も再現されるか?
2.メキシコペソ円を握っている利点
(1)高金利で人気があるから、寝ている間にも上がって含み益が増える。いくらずーとチャートを見ていると言っても寝なければならないから、寝ている間にメキシコペソ円に置いていかれないためには、寝る前には買い玉を握らなければならない。
(2)それ以外のpcから離れる時も同じ
3.メキシコペソ円を握る大きな不利益
意識にメキシコペソ円を握っていれば儲かるとのバイアスがかかり、チャートに従ってのトレードができなくなる。いわば、メキシコペソ円買い信仰になってしまう危険がある。新興宗教は現状が見えなくなり危険だ。
これにより、今般のメキシコペソ円の下落で大損したり、大きな含み損を抱えた人は多い。
(1)怖いことが起きる場合がある。これが一番怖い。
①朝起きてみたら、又はpcを付けたらメキシコペソ円がどんと下がっていることがある。
特に神田財務官が為替介入を行ったらこうなる。
②メキシコペソ円がドンと下がって下げ止まったので、買ったら上がってやれやれ、夢よもう一度と握りしめていたら又どんと下ってしまった。
(2)メキシコペソ円を握っていれば儲かるとの刷り込みがなされると、思考にバイアスがかかって、正しい現状認識ができなくなる。
①メキシコペソ円は買いしかできなくなる。
下がっていて売らなければならない時でも買ってしまう。
②持ち玉を決済できなくなる。
「いつ決済してよいか?」
「いつ逃げなければならないか?」
が分からなくなる。
③下がっていて逃げなければならない時にも、
「今決済すると損が確定する。どうせ長く持っていれば上がるし、スワップも沢山付くから。」
と思って決済できない。
4.スキャルについて
(1)スキャルをやろうとしても売りしかできない。
売りも買いもできれば往復ビンタで儲かるのに、片道しあk儲からない。
(2)ただし、毎回、スキャルがうまくいくとは限らない。
スキャルがうまくいくようになるまでは買いは少ない枚数で練習してもよい。
(3)昼案チャートを見ている間はスキャルで、寝る前には買いにする案もある。
5.結論
(1)明日の朝、起きたら含み益が増加するなら買い玉を握っていてもよい。これはスイングだから上位足で判断スべきだ。
(2)どんどん上がっていく状況でなければスイングは止めてスキャルにスべきだ。チャートを見ていることができるときだけ、チャートに従ってトレードすればよい。
この場合、メキシコペソ円でなく、ドル円でもよい。
メキシコペソ円をトレードするメリットは同じ証拠金でより枚数を多くできることだが、デメリットとしてスプレッドが広いこともある。