A decision without the pressure of consequence is hardly a decision at all.
(Eric Langmuir)
私はパーソナルコンサルタントとして、何百人もの方にコンサルティングを行ってきましたが、目標を達成することができる人、途中で挫折してしまう人との違いが明確に分かるようになってきました。
その違いとは、才能や技術、やる気などではありません。
それは、Personal Power(パーソナルパワー)とも呼ばれているものですが、Ability to Act (行動する能力)です。
目標を次々と達成していく人にはこの行動力が伴っているPersonal Powerが溢れています。逆に仕事や英語学習、ダイエットなどを途中で投げ出してしまう人には、継続して行動する力がありません。
では、このPersonal Power(行動する力)はどこから来るのでしょうか?
これも答えは明確です。それは、「決断力」にあります。多くの人が「決断した」と思っていますが、それは「真の決断」ではないことが多いのです。
「決断」という漢字を見てみると、「決めて断ち切る」という意味で成り立っています。面白いことに「決断」という意味の英語「Decision」も「Cut off」という元々の意味があるそうです。
つまり、「真の決断」とは、「その目標が達成できないというありとあらゆる可能性を断ち切り、その目標に向かっての行動を生み出す意思決定」ということができるでしょう。
自分が何かを決断したときに、その決断から「行動」が生じるかどうか、それを判断基準として「決断」して見てください。
「やせたいな」と思っている人は、思っているだけで決して痩せるための行動をとることをしません。
「英語力がついたらいいな」と思っている人も、思っているだけで英語力を上げるための行動を取りません。
それらは、決断でもなんでもなく「単なる淡い希望」です。淡い希望が実現する可能性は・・・・限りなくゼロに近いでしょう。
達成したい夢や目標があるのであれば、それが達成されないという一切の可能性を切り捨て、次の行動を生み出す「真の決断」をしていきましょう。
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日本語訳:それから生じる結果へのプレッシャーの存在しない決断は、決して決断と呼ぶことはできない。