今回は1話の途中から紹介していきます。
まだ、前回の内容見てないよ!って人はこちらからどうぞ↓
■第1話あらすじ(ネタバレあり)その2
店長の10円ハゲを見つめる橘から、まさかの「店長…すき」が発覚したところまでが前回。
橘の恋の視線を店長はこう思った。
「まるでゴミでも見るような目だったな…」
店長にラインをやっているか尋ね見つめる橘。
店長はこう思った。
「この視線に耐えられるようになったのも年取った証拠かな・・・」
「10代だったら泣いてらぁ。」
橘さん、眼力すごすぎです。見るだけで人を泣かせます。
雨の中帰る橘に男の子が近づく。
そう、あの華麗にライン交換をスルーされたクラスメイトだ。
このシーンを見ていた店長の妄想シーン。
「おれにもあんな時代があったな」
「おれにもあんな彼女がいたらな」
上記セリフは管理人の妄想です。
読者の皆様も思い思いに妄想してください。
男子クラスメート:「すっげー偶然!橘ってここでバイトしてるんだ?云々…」
再び無視する橘。扱いがひどい。
自宅に戻り、お風呂に入るよう言われた橘。
右足に大きな怪我の跡がある。
ところ変わって、放課後学校の屋上。
ジャージ姿の女子生徒が橘に話しかける。
女性生徒:「橘先輩」
橘:「おーびっくりしたー」
女性生徒:「私、今度の大会出場することになったんです。」
橘:「おー!やったじゃん!」
女性生徒:「でも私、橘先輩のタイムより遅くって…その…すみません…」
橘の足の怪我からすると、橘は元々この後輩と一緒に部活をしていたが怪我がきっかけで部活をやめた。そのために後輩が橘の代わりに大会に出場することになったということでしょうか。
女子生徒:「たまには部に顔出してくださいね。」
手を振り意味深な表情を浮かべる橘。
空を見上げる橘。
橘:(傷をおっても、雨が降っても、)
橘:「バイト行こ」
部活で有望だった(?)橘が、怪我で部活をやめなければならなくなった。心にぽっかり穴が開いたけど、それでも時間は流れていく。っていう心境でしょうか。
そして、いったん思考停止して「バイト行こ」。今考えてても答えは出ない。とりあえず、やることやろっていうことでしょうかね。
ここまでが第1話でした。
■1話途中からの感想
橘のバックグラウンドは少しわかってきましたね。
・部活で(恐らく)有望視されていたが、怪我で断念せざるを得なくなる。
・やりがいが急になくなってしまい、その気持ちに踏ん切りがついていない。
・回りが配慮を見せようとするが、それも今は受け入れられない。
・バイトに行くことが今の楽しみの一つ(というか全て?)
これから彼女がどのように成長していくのか、店長との恋模様はどう進んでいくのか。展開のさせ方に期待してしまいますね。
これまで自分の中心だったものがある日突然なくなり、心に穴が空いてしまう。それを埋め合わせるものが何なのか。どうやって埋めていくのか、自問自答しながら成長していってくれるのでしょう。
現在の拠り所が店長だけになっていて、そこを逃げに使ってしまっているのなら危険な気はしますが。そこもうまく描いてくれると一層楽しめそうですよね。
というわけで、今回はここまで。