さて、結びになりますが、閉会中、新聞記事等から他自治体の新規事業などを中心に調査研究してきました。記事のインパクトもあり、中には『是非松戸市にも』と真似たい新規事業が多々ありました。
そこで早速行政に確認してみますと、多くのケースで松戸市では事業化済ということを目の当たりにしました。直近では、市川市が24時間利用可能なAEDをコンビニ設置という記事に飛びつき、是非とも松戸市にもと思ったら、数か月前(→誤りで数年前からでした。)から設置済でした。
改めて、松戸市行政の新規事業化へのスピードには頭が下がります。やはり市長、副市長はじめ、それぞれ部長のリーダーシップの賜物で、人口50万人達成、その一因であると勝手ながら評価をさせていただきます。
これから人口の奪い合いと言ったら、言い方が悪いかもしれませんが、都市間競争は必死です。せっかく他市より早く新規事業化をしても、見せ方、プレゼンテーションを間違えてしまえば、市民への評価には繋がらず、様々な情報伝達から他自治体へ転出となりかねません。
そこで、行政の皆様には『どうしたら松戸市を選んでいただけるのか』という視点を大事にして日々の業務にあたるよう、よろしくお願い致します。
人口50万人の維持に留まらず、更なる人口増となるよう、心から応援し、私の一般質問を終わります。
ところで、昨日の産経新聞『日曜コラム』。一読して私にとっては「耳が痛い」、素晴らしい記事でした。
【記事の概要】
・多くの人々が誤解しているが、それは必ずしも政策に明るいことではない
・どれほど政策に通じようとも官僚、学者といった専門家にはかなわない
・政治家にとって、専門家をうまく使いこなすことが重要である
・専門家に使われるのではなく、使いこなす
・国家の現状を把握し、進むべき指針を示すこと
・可能な限り国民を説得し、時に国民の反対を押し切ってでも、自らの理念を実現すること
・政治は結果責任である。
・どれほど高邁な理念をかかげようとも、結果が悲惨なものであれば、政治家としては無能である
・国益を害した有害な政治家として、歴史にその名を刻まれる
【私の考え】
松戸市職員の能力はとても高い。政策である程度までは議論できるが、やはり『かなわない』と実感。
・市職員の能力をさらに引き出す政策提言
・他部署間のよい部分を組み合わせる、ミックスする
・無理に自身の意見を押し付けることはしないが、進むべき指針は明確に示す
・結果(実績)を出すこと
今、自民党がお叱りをいただいている状況です。自身が政治家として正しい方向に向かっているのか、見つめ直す絶好の機会だとも思っています。今週も多くの市民と接し、『結果』を残せる政治家を目指して頑張っていきたいと思います。
よろしくお願い致します。
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松戸市議会議員 大塚けんじ
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